ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

CALLのパフォーマンス(2016年10月12日のLove-tuneその3)

 まだまだ朝晩2回ずつ程CALLリピる毎日です・・・。ここまですげえなぁと思いついたことをつれづれと

  • やっすー渾身の「オーマイゴーッツ」のマリリンポーズ。これから始まる不穏だけれど前向きな、色んな物がゴッタ煮のエネルギーに溢れたトンチキ世界(本人たち弁)の幕開けにふさわしいトンチキさ。やっすーの美しさやパリピ感との絶妙なバランスでギリギリアイドルパフォに踏みとどまっているのが凄いですよね。やっすーの最初のオリ曲のオープニングに、彼のこれまでの芸歴が全部詰まっているそんな気さえいたします。
  • さなぴもまた表情込めまくって。今年3月のHevenly Psychoの時、歌いながら空を見上げるさなぴの表情に打ち抜かれた訳ですが、CALLでもその力を発揮。「結果でしょ?どうせ」のどうせところ嘲笑っぽい声で歌ってるし、ウォーキングデッドのニノウデに走らせて不敵にニヤッと笑うし、エンディングの後姿の背中がめっちゃ男を背負っていてカッコいい。その背中の力感と横顔の角度がほんと俳優さんだなぁ思ったし、しかも歌って踊れるアイドルだし凄い世界だな~って思いましたね。
  • モロちゃんのアレ、みなさん、見ました?縦フォメに入る直前のやすもろあらのバック転の後、すぐにジャンプして右手を突き上げてるの。その間髪入れぬタイミング。フィギュアや体操なら加点対象になりそうなスムーズさ。V字フォーメーションの時の胸をドキッドキッとさせる動きもとても鮮やかでしたねぇ。この時、モロちゃんは上手の一番後ろにいるんですがこういう気合いの入ったパフォが〆の位置にいるというのが、らぶをホントに強くしてるなぁと感じます。
  • この日のみゅーさんの楽器のさばき方が好きで好きで。こう腰のところに吸いつくようにベースのボディが張り付いているんですよ。リズムへの乗り方も大げさすぎることなく凄く自然で、でもグイグイとグルーヴを回していく感があって。このぐいぐいと回していく感は、ながつとシンメになる部分での、一つ一つの動作をバシバシと決めていくダンスでも感じて、バンドとダンスの一体化を目指すLove-tuneの象徴かな~って思いました。それに、最後にスモークの向こうで楽器をからだから外す姿がまたカッコよくって。泣きます・・。
  • はぎちゃんですけど、どんどん自然なドラマーになってて、もうそれだけで号泣しているBBAです。きちんとライドシンバルもタム系も全部使っている。はぎちゃんがドラムセット全体使わせてもらえるようになった(とあえて書きます)のはごく最近。7月のふぁいあびの時にはもう命かけますって感じだったけれど、今では凄くスムーズに叩いていて、しかもはぎやすまであって、きちんと青春のレジスタンスみたいなカメラ目線も決める。どんだけ進化か・・。でも、ダンスの後にはドラムに前のめりでかけ足で戻って、叩きながらドラムの席に座るはぎちゃんは、やっぱりはぎちゃんで、やっぱり号泣なのでした。
  • あらんちゃんはあえてぶらんと立ってる姿がロックだなぁって。やっすーがセンターで歌う時に、あえてリズムをとらないでふっとまっすぐ立って客席に背中を見せるように向きを変えるとことか、「この目ですべて」のところの腰の落とし方とかぐりぐりとこめかみを指さすところとか。ロックに不可欠のあぁ悪い子だなぁ感が溢れててるんですよね。なのに、その子はすっごく綺麗でどうしたらいいかわかんないというw。ちょっと影のある悪な感じはらぶ唯一無二だなぁってそんな思いを強くしました。
  • そして、ながつ。存在感があるというかバーンとセンターに出てくる時の堂々とした感じ。まるでご神木みたいな。CALLはホントに沢山のフォーメーションが入っているんですが、一番好きなのが、キーボードのところにみんな集まっていて、「突きぬけろ~」で、ばーんとステージの前面に散らばって飛び出ていくところ。あの中心にながつがばーんと存在しているからあの力感が生まれているのかなぁって思います。あとみゅーさんとのシンメダンスのお互いの間の引力みたいなものが見えてすっごく好きです・・・。

 もともとCALLという曲には、それぞれの見せ場がきっちりあるんですが、それ以上にこの曲(あくまでもこの曲ですよ)での各人のキャラクター設定が出来上がっていて、それをメンバーがきちっとやりきってるところが印象を強くしているんだろうな~って思います。自然に登場人物のサイドストーリーが浮かび上がってくるくらいのパフォーマンス。そこが、「曲を演じる力を持つ」グループであるLove-tuneのパフォーマンスなんだなぁと思いました。