ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

2016年5月11日ザ少年倶楽部のLove-tune 「FIRE BEATその1」

 昨日の少クラのLove-tune見ました?凄かったですね。動画サイトにも2時間もしないうちにいくつもの動画がアップされているくらいですので、反響も凄かったんじゃないでしょうか。もう色々と言いたいことありすぎなのですが、まずはざくっと雑感を。

  • FIRE BEATは2014年のジャニスト舞台の「なにわ侍」でもはぎやすもろみゅでも披露された演目でその時も脇のジュニアの演目とは思えないくらいよかったし、キスマイの楽曲を得意とするLove-tuneには言わば伝家の宝刀とも言える演目。でも、今回の「やす、はぎ、さな、みゅ!」(MC河合くん曰く)のLove-tuneのFIRE BEATは全くその面影を残さないくらい再構築されたものになってて、まずはそこにびっくりした(追記:楽曲はリミックスバージョンのFIRE BEAT -Remix by DJ FUMI★YEAH!-だったんですね。まだ知らない曲が多くてすみません。)
  • って、Love-tuneの演目って、Takeover × Forever+Dream Boysにしても、へぶんり+キッス魂にしても、オリジナルからのアレンジが楽曲、ダンスともども凄いじゃないですか。一番、びっくりしたのは、昨年夏のサマステのこの4人のパリマニで。その後、オリジナルのジャニストのパリマニを見たんだけど、テンポといい、曲想といいあんまり違うのでぶっ飛んだ。ジャニストらしいリッチな歌を聞かせるものから、Love-tuneの4人にぴったり合うような激しいダンスを見せる曲への大胆な変更。おそらくこれは編曲も振付も一からやり直すくらいな手間のかかるものだと思うので(もしかして、オリジナルのB案みたいな形であったのかもしれないけれど)、彼らのチーム全体の優秀さというかを感じた。Jr.の、それも当時は名前もついていない、ユニットでもない彼らについてるであろうしっかりしたスタッフ、「さすがジャニーズ」って思ってた。
  • 今回も彼ら自身のパフォーマンスも凄かったんだけれど、それを映像として残す中での素晴らしさもすごく感じた。カメラさんも、彼らの素晴らしいところをしっかり撮ってくれているし、それをもうカッコよく編集してくれているスタッフさんも素晴らしい。冒頭のさなぴの眼の光り具合の変化、天高くあげて何かをつかみ取る時のみゅーさんの手指の動き、はぎちゃんがドラムに着く時にスティックをくるっと回す仕草、最後の部分でやっすーが間後ろのドラムのはぎちゃんがちゃんと写るように低くしゃがんでいるのに応えて、しっかり下らからあおってくれていて。おそらく事前のお約束でそうしようとしていなかった部分でも、彼らのカッコよさを伝えてくれていた。「Love-tuneというチーム」全体が素晴らしかった。
  • それにしても、あきとくんに「らぶとぅーーーーーーーん!」と名前を高らかにコールされ、ふみきゅんに「やす、はぎ、さな、みゅ!」とメンバー紹介されたステージは何度言っても足りないほどよかった。もちろんダンスも構成もよかったんだけれど、(おそらく)とうとうはぎちゃんのドラムにマイクが立ち並び、さなぴのギターにシールドが差し込まれていたのが嬉しくって(追記:そしてみゅーさんのベースのお尻にもしっかりシールド刺さってた。見落としていてごめん)。この演奏の時に彼らが作り出した音がその楽器の音として、画面から流れてくる嬉しさったらなかった。はぎちゃんのソロドラムは思っていた以上に音がごつくて、ミュートしてるスネアの音がちょっとリオぽくって、そこがはぎちゃんらしい野生みを生んでいたように思う。もうほとんど欲目だけれど・・・。

 なんだか周辺的な話ばっかりにまずはなってしまったけれど、今、この時にLove-tuneという「いきもの」が大きくなっていく姿を見届けられるのは本当に幸せなことなんだなぁと思う。アイドルパフォーマンスを、演劇を、音楽を、ダンスを、すべて呑み込んで越えていくもの、そんなものを見ているような気がしてしまった日。次回はもうちょっと落ち着いて、このふぁいあびについて書こうと思う・・・