ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

初めての多ステメモ(ネタバレです)

 2019年3月28日、舞台「仮面ライダー斬月」の京都公演が始まりました。東京公演の経験とそして振り返りとちょっとした休日を経て、どんな舞台にになっているか、本当に楽しみです~。私にとって、今回の舞台は萩ちゃんこと萩谷慧悟くんを応援するようになって初の外部舞台、それもLove-tuneメンバーと一緒ではなく単独の参加となりました。だから、こんな風にがっつり萩ちゃんの応援をできるのは初めてのことで、何度もその舞台、日本青年館ホールに足を運ぶことができました。今のところ計7回。本当に本当にラッキーなことだと思うんですよね。今の萩ちゃんがいる状況に感謝してもしても足りないような気がします。ファンとして思う存分(もちろん用事や仕事があるのでもっと行きたかったけれど・・)応援できることの幸せを噛みしめているところです。

 そんな訳で今回は3月17日以降、その時の主に萩ちゃんへの感想をざくっとメモしておきたいと思います。本当にただのメモというか「孫は可愛い」というレベルの感情しかありませんw。

  •  3月17日(3回目)

 紘汰さん降臨のシーンの萩ちゃんがあんなにノーブルだったとは。その瞬間、後ろ姿がスーッとノーブルになってそれから先は、それまでの激しいアイムとは一変して穏やかで軽やかで高貴な印象になるのが素敵だったなあ。舞台の上に、その真ん中にいるのが本当に嬉しい。カーテンコールで両手を高々とあげてスポットライトを浴びて清々しい表情を見せる。そんな萩ちゃんを見て、ジャニーズJr祭り2017の外周ファンサタイムで、ひとりでセンターステージに何度も侵入して気持ちよさそうに歌っている萩ちゃんを思い出したよ。

 萩ちゃんや千田くんを見てて思うのはあのメンバーの中では姿勢やダンスなどの所作の美しさや舞台を見る目の広さはJr出身ならではの美しさがあると思うけれど、セリフ回しとか声の出し方とか演技とかはかなり変わったなあと思うんですよね。あと、萩ちゃんの殺陣。しっかりちゃんと動けてるけど自然で軽々してて、こんなに様になるとは思っていなかった。軽やかないいアクションだったな。アイムと萩ちゃんのキャラクターはとっても似ていると思うけれど、それを少年の王道みたいな、そのピュアさを褒めていただける言葉を読ませてもらっていると、やっぱり外に出てよかったなあとしみじみする。

 子どもたちの戦いと、大人たちの戦いが、重なっているようで、やっぱり違っているのが痺れるところ。色んな罪を犯しながらでも今戦うしかなく戦う思いを満々に胸にいだいて、ぶつかり合うしかない子どもたち。一方で、そんな時期を過ぎて、では、そうならない未来のためにどう戦うのかを再考する大人たち。でも、どちらも自分の意思や信念を生き抜く姿をみせてくれる。残酷な結末を経験しても、子どもが大人になるためには大事ことが語られているように思えたなあ。貴虎さんが紘汰さんにまた近づいたように、いつかはアイムもそうなっていくんだろうか・・。

 鎧武本編もそうだったけれど、影正君のネガティブ感情を延々と語って聞かせていくことがトータルでは大事なことなんだろうなあと製作者の方々の信念みたいなものを感じる。前を向くこころも大事だけれど、そこにいきつくための想いの棚卸しみたいな。

 最後のシーンだけれど、絶対、「シェーン、カンバーック!」な気がする。自分たちを守ってくれた素敵な大人を見送る子どものシーンが重なるなあ。子どもたちに「いつでも呼んでくれ」とほほ笑む貴虎さん。たぶん、本編ドラマの最初の方ではそういうことを言う人ではなかったよなあと(涙)。

 ようやくパンフレットをじっくり読む。スタッフのみなさんが「仮面ライダー初めての舞台化というチャレンジ」と「それに選ばれた鎧武」に大変誇りを持っておられることが伝わってきて。そこに、萩ちゃんがいることが本当に本当に奇跡。

 お客さんに若い男子が目立つようになってきて、帰りのロビーで色々と話をしてるのを聞き耳しちゃうのが楽しいなあ。高校生、大学生の男子に萩ちゃんを見ていただけてるというのが胸熱すぎるなあ。 

  • 3月19日(4回目)

 この日は、朝と夜に長い時間が空いてしまうスケジュール。意外と長引くかなと思った朝のお仕事もすっきり無事終わったので、思い切って当日券で見ようと青年館に。そうしたら、偶然チケットを譲りたいという方に出会えて、思いのほかいいお席のチケットを譲っていただけました。本当にありがたかった。ふらっと行って入ることができるのは幸せなことだなあと。休演日明けで、キャストも皆さんお元気でした!

 萩ちゃんも休演日開けですっごくフレッシュ感満載でお顔がとっても綺麗だった。しゅーっと鼻筋が通っていてお肌がぴちぴち綺麗で、自慢の自担だった!。萩ちゃんのセリフ回しがほとんどブレないのが凄いなあと。そしてよりメリハリはっきりしてきて、身についてきた感がたまらなかったです!。あと、いつものアドリブコーナーでは。激おこなアイムが萩ちゃんぽくて可愛かった~。

 休演日開けて、ますますフォラスさんの小芝居が増えてた!!めっちゃ好き。グラシャさんの見た目の綺麗さと子ども感と帝王然とした発言がミックスしたキャラクターが物凄くて。丘山さんと一緒のミュージカルのお仕事もできたらいいのになあと思うくらい雅仁さん好き・・・。スーツにベルトってあかんやつやよなあ・・そして、アイムの男の子らしく泣いて笑ってケンカして、でも最後に全部背負うとこが好き過ぎて、萩ちゃんだなあと死亡した(笑。

 カーテンコールの時の挨拶の仕方がまちまちなのが好きだ。舞台俳優さん、アイドル、そしてミュージカル俳優さん、それぞれ雰囲気が違うのがたまらない。斬月舞台のアクションメンバーのみなさんの動き方も本当に好き。。冒頭のアクションシーンめっちゃ好き・・。斬月舞台のアクション監督さんは柴田政明さん。倉田プロモーション。覚えておくー。Love-tuneの時もパフォーマンスのミクスチャーぶりが大好きだったけれど、この舞台にもその匂いが濃厚にあって、本当に好きだなあと。出番的にも内容的にもこれだけ大活躍できる舞台や映像ものもなかなかないだろうから、行けるだけ舞台に行きたいなあと思うけれど、もうそんなに行けないのでとても悲しくなってしまう・・。

 お恥ずかしながら4回目にしてようやく悪の企みの全容を理解した気がしたw。こんなんかな?
 本編の3年前(トータルで8年前):トルキア共和国でのプロジェクトアークの実験が行われる。呉島貴虎と鎮宮雅仁が責任者として着任。二人は強い絆で結ばれた戦友となった。しかし、戦極凌馬のライダーシステムプロトタイプは未完成であったこと、貴虎も日本での実験で大けがを負っていたことから、アーマードライダー斬月となる役目を雅仁が引き受ける。その後、何者か(鍵臣??)がクラックを開けたことによるヘルヘイムの植物が国中に流入し(この時、オーバーロード化をすでに戦極凌馬から聞かされていたとのセリフもあった気がする)、戦後の日本のように非常に貧しかったトルキアの人々は、その実を食べてしまい、ほとんどの者がインベスとなってしまった。そこで、自身もヘルヘイム症を発症していた雅仁がスカラーシステムを発動させ、雅仁も含めトルキアを焼き払い、国は壊滅状態になり、貴虎は傷心のうちに日本に戻ることになった。その後、貴虎は沢芽市において活動を続け、鎧武本編の物語が始まり終わることとなる。
 一方、ユグドラシルの解体後、トルキアの実権を握った鍵臣は生き残ったアンダーグラウンドシティの若者たちに、プロトタイプのライダーシステムを秘密裏に渡し、生き残りのための戦いを煽るようになった。その本当の目的は、未完成なライダーシステムの過度な使用による人間のオーバーロード化を進め、その力を手にして、世界を征服することであった。何も知らないトルキアの子どもたちは、その陰謀に巻き込まれ、その生き残りゲームの真の意味を知らずに闘いを強いられることとなる。また、そのライダーによる抗争に生き残った者たちもインベスに変容してしまう日々が続いた。そして約数年がたち、トルキアの惨状が貴虎の耳にも伝わることなった。
 8年ぶりにトルキアの地に降りた貴虎。しかし、すぐに兄の仇と付け狙う影正に撃たれ、記憶喪失となりアンダーグラウンドシティに迷い込み、抗争を続けるアイムたちの世話になることになる。一方で、8年前にスカラーシステムによる自爆的行為によって死んだはずの雅仁はオーバーロードとして復活しており斬月に変身するなどして、再びトルキアを訪れた貴虎を付け狙うこととなる。これらの状況の中で、貴虎は、再びのトルキアでの活躍を始めることとなる。以下、舞台の本編へ・・色々と間違っているかもしれない・・。

 自分は、仮面ライダー1号、2号と一緒に育った人間なので、貴虎さんの「おっさん」化は元祖おやっさん立花藤兵衛さんを思い出させてよけいににやにやしてしまう。二重三重の意味でのレジェンド化であるし、若者の守り手と自覚した主任がこの世にある世界で生き残ったアイムたちは生きていくんだと思うと、毎回ラストシーンで泣きそうになるなあ。

  • 3月20日(5回目)

 今日のアイムは凄かった。怒りを、悔しさも、悲しさも、強さも全部強かった。アイムは出からちょっとお兄ちゃん味というか逞しい感じがしていて、厳しい表情や怒りや哀しさとかネガティブで強い感情がより強くほとばしっていて、思わずこちらももらい泣きしそうだった。あんなに強くまっすぐにピュアに感情を乗せていくことができるなんて、本当に凄かった。嗚咽してる声とか、ぐはっとか、ぐぐぐぐぐとか、うわーーーとか、そうう言葉にならない声のバリエーションがすっごくあって、そこがまた真に迫るところなのかも・・と思ったな。

 マイクを使ってはいるけれど、それ以上に声の疲れもあまり見えないのはある程度被せてるのかなあと思ったりもする。でも。その時その時の感情の出方の違いもちゃんとあるし、相当高度な音声システムを使っているのかなあと思ったり。萩ちゃん、大学で勉強しているから、音声システムのことも詳しそうだからなあ。そこは強いとこかも。本当にんな技術が溢れている舞台。萩ちゃん、本当に色んな事勉強できているんだろなあ。。楽しいだろうなあ・・。本当によかったよ(号泣)

 そして、呉島貴虎さんは実在の人物だ・・という認識に至った日w。今日の貴虎さんが左耳かけで綺麗な切れ長の目が横顔からもよく見えて、あまりのカッコよさに登場シーンから卒倒しそうだった。となりのお姉さんが口元押さえてひきつってたくらいだった。ちなみにもみあげがすーっと細く長くて、そこも綺麗だったーー。次も耳かけだといいな!これまでの設定を生かし「呉島貴虎研究所」という施設研究所(かつ世界の平和を守りための組織)作るという特撮ドラマ見たい。アンナチュラルみたい感じで連続ドラマにして欲しい。

 今日はみんな色々と激しかった気がする。フォラスとベリアルの二等兵アドリブもずーっとスクワットで結構つらそうだったし、鍵臣さんも雅仁さんをグリコのポーズに近くしていたし、萩ちゃんの「じゃあ、おねーさん」も力いっぱいだったwちょっとお芝居の段どり崩れた時もあった気がしたw。そして、グラシャとアイムのクライマックスのセリフのぶつかり合いのシーンがますます凄くなっていて、何度でも何百回でも見たい・・

 カテコ挨拶はグシオンけいとくん。公演ももう折り返し地点を過ぎたけれど頑張って突っ走っていきます・・みたいなことを言ってたんだけれど、ちょっと立ち位置後ろだったせいか、萩ちゃんが「もちょっと前に出て」みたいに手のひらを下の方で前にヒラヒラさせていて、とってもお兄ちゃんだった。

 その後、久保田さんが「彼も今日大学を卒業しました!」ってお話があって、会場から拍手がー。萩ちゃんとタメなんやね~~。その後、けいとくん(かな?)「ベリトが挨拶のなんども」練習をしていて、久保田さんに教えてもらって・・」って言ってたら、丘山さんが急に久保田さんの声まねとアクションまねをし出してめっちゃ可笑しかった。どうも挨拶の時にスーツの前を両手でしゅっとひっぱりながらのポーズだったみたい。萩ちゃんもその時ブルゾンの両前をしゅっと引っ張ってたのが可愛かったよ。

 それにしてもほとんど未経験の俳優ファンにも鎧武ファンにもどちらも存分に楽しんでいるみたいでホントに凄いよねえ。

  • 3月21日(6回目、7回目)

 今日は初のマチソワ。東京はこれで終了なので心して臨む!3月の公演って結構あるけど個人的に厳しいんだよなあ。でも学生さんにはうってつけなんだろうね。斬月も男子学生が結構いる!

 マチネは最上手の席で、特殊効果の時の俳優さんの動きが色々と見えて興味深かったな。そして、ソワレは2階席で、やっぱり萩ちゃんの陶器胸がくっきり見えるのがいいなあw。萩ちゃん必ず2階席をみててを振ってくれるのがありがたくて、2階席には2階席の愉しみがあるのが嬉しいな。

 休演日以降、萩ちゃんのお芝居が悲しみを湛えたものになっていて、こーたさんとは違う、罪を犯したアイムの再起という課題にたどり着きつつあるように感じたなあ。その文脈だと、ベリアルさんの何気ないセリフがすっごく効いているなあと思うんですよね。決して罪を重々しく扱う作りではないけれど、あの子たちが背負った罪を忘れさせないという脚本が凄いなあと思うし、そこが男子に響くところなんだろうなあと思いましたよね。そして、今日もあのこーたさんのシーンが素晴らしく。憑依したようによく似た演技も素晴らしい。でも、あの柔らかで懐かしい笑みも、あの綺麗な姿勢も、腕のカーブも、手と指のニュアンスも綺麗な綺麗な萩ちゃんがそのままにいて、そこが本当に嬉しいだよなあと思うのでした。

 斬月舞台の出演者みんな腕の使い方が素敵で、情感溢れた綺麗な綺麗な瞬間があるんだよねえ。動の魅力も静の魅力も両方あって、そこも大好きな舞台。貴虎さんの変身シーンは毎回背筋がゾクソクするほどの感激があって。ベルトにパンとはめた時の後、その手をふわっと胸の前あたりへあげていくところも本当に好き。アイムの気合いにみちたのも好きだけれど、貴虎さんのは本当に色気があって、もう死にたい。そして、また、雅仁さんも本当に素晴らしい。雅仁の身のこなしと彼が変身した斬月の身のこなしがちゃんと似ていて。そして、そここそが、貴虎さんとの共通点なんだなあと思うと、本当に泣けるんですよ。本当の戦友だったんでしょうね・・。

 はるちゃんのカテコ挨拶がよかったですよ!ポジティブに取り組めることをそれぞれ見つけて頑張ってる熱いカンパニー、みたいなコメント。その後色々とあったけれど見逃したww。

  連れて行った家族が舞台の面白さと萩ちゃんの成長に大喜びでホントによかったなあ。あとドラマ見ておいてよかったと嬉しそうだった。次の日、久々に妹一家とご飯たべたんだけど、甥っ子が仮面ライダーをずっと見ているというので、「仮面ライダーの舞台見てきた。とっても面白かった!」と言ったら、「仮面ライダー斬月かぁ」とするっと出てきたのでちょいとびっくりした。やっぱり注目されているなあ。

  • そして、東京千秋楽を経て。

 萩ちゃん、東京公演やりきって、本当におめでとう~。いつも斜め上を行く自慢の自坦様ですよ。いいお芝居に出演できて、いい仲間に出会えて、新しい経験を思う存分できて本当によかった。 

 アンダーグラウンドシティのチーム7人勢揃いのお写真がめっちゃいいなあ・・。ちゃんとステージの人たちになってて貴重な一枚。アイムのちょっと腰を斜め前に出す立ち方が大好きすぎて。他の子たちもその人らしくってめっちゃ好きなんだよなあ。千田君のツイートをはっておきます!