ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

人の延長線としてのアイドルが尊い

 先日、偶然に見たNHKニュースでのエイトの安田さんの話がとてもよくって。ご自分のこれまでの経験とこの時に経験したことと。そして、その後も色んな経験をしつつ、きちんと自分の生き方と連結させての思いを語っておられて。それにしても、本当に大変だっただろうに、自分のかたちの「あり方」を何かに頼らず何かの形にはめず見つけ出そうとしてるのが素直に凄いなあと思いました。

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 大きな事務所で規模的に大きなアイドルを続けることの困難さやストレス。病に見舞われて自分の心のよりどころでもあった楽しみも失って、そんな中、全部やめるのでもなく、今までどおりでもなく、何か一つのものに頼るのでもなく、「虚像じゃない実像としてのアイドル」っていうところに至っているという。ありのままの自分を見せる、言えば簡単だし、ある意味手垢にまみれてはいるかもだけれど、実際のアイドルの人たちを見ているとそんなに簡単にできるものじゃない。ファンの求めるもの、会社の求めるもの、そして自分が今できうること、これから自分でこうありたいこと。上手く、方向が揃わないことが往々にしてある。このSNS時代には猶更衝突する方向に行っちゃうこともあって。

 そんな中で、大手所属っていうこともあるんだろうけれど、粘り強く、理想のあり方を求めてるのは素敵なことだなあって思うんですよね。本当にアイドルって大変なお仕事だと思うなあ。なかなか基盤が確立しないうちの子たちは猶更大変なんだと思うけれど、こうやって今は立場は違うけれど、ある程度内実が見えるところで、先輩方が色んなあり方を見せてくれているのは、きっと彼らにとっても、貴重な貴重な、「自分たちが自分達らしく考えるよすが」だと思うのですね。直接的に何か役に立つものではないけれど(ほんと旧事務所のことを今言っても色んな意味で仕方ないしね)、でも、だからこそ、見えてくるものとか、自分たちの指針の一つになるのかなあとも思ったりしたのでした。

 アイドル的存在って、推しの存在って、自分にとって本当に大切なものだけれど、どう一介のファンとして向き合っていくのがいいのか、改めて考えさせられたのでした。ほんと芸能の仕事を続けてくれてありがとよー、推したち。大好きです。