3月に行ったのはおぼんろさんの本公演と矢崎さんが出演するクリエの舞台の2本でした。3月は7ORDERのツアーがあったり、ちょっと体調が思わしくなかったこともあり、個人的には控えめな状況だったなあって感じております。でも両方とも、観劇後に、いつものお仲間の方々とお話しできて本当に楽しかったな~。ありがとうございます。そして、2本だけだったけれど、本当に粒ぞろいの舞台でした。萩ちゃんからつながるご縁が素晴らしくって、本当に感謝です!あー、萩ちゃんの舞台ももっと見たいなあ~!
2025年3月4日劇団おぼんろ「ジョバズナ鼠の二枚舌」@新宿シアターモリエール
おぼんろさんの新作ジョバズナ鼠の二枚舌初日行ってきました!色々びっくりが多すぎて。生きる者達のエネルギーを全ての感覚と空間を使って我が身にたたき込まれるような体験をしてきました。ぜひみなさん万難を乗り越えて見に行ってもらいたいですー!素晴らしい時間をありがとうございました! pic.twitter.com/9RauWHw4pG
— TANUSUN (@DrumofK) 2025年3月4日
今回の舞台は、おぼんろさん独自ともいえる、舞台の中に参加者(観客)がいるスタイルでのお芝居。あの360度ぐるっと自分を取り巻く生の空間自体が躍動してるような経験はなかなかできないだろうし、悲しいけれど悲しくない心に熱が入って楽しくなる経験もないよなあと。個人的にはおぼんろさんの今回の公演、ほんとみんなに、見に、参加しに行ってもらいたかったなあと。特に、 個人的にぐっときたのは、360度の臨場感も凄かったですけど、音や声の自然な距離感とか移動とか音源定位とかそんな普段とは違ってて凄かったです。わー!近づいてくるぅ!っていう感じが凄かったですーー!
上演時間もあるんだろうけれど、今回のジョバズナ鼠はテーマがひとつというか「限りある命を燃やし尽くすことの尊さ」っていうところにお話が集中していて、そこにめぐみさんの大いなる熱というかまぎれもない強さが存分に発揮していたように感じました。世の中は本当に辛く残酷だけれど、その中でいかに命を輝かせるのか。そして生きることってやっぱり馬鹿みたいに面白くって。そんなまっすぐなシンプルな1つのメッセージがガンガンと伝わってきました。
一方で月の鏡の時のあの空間の温度感であったり、客席から舞台に引き込こませてくる演劇的な流れるエネルギーとか登場人物同士の息を通い合わせるようなせりふもほんとよかったんだよな~。ひとつでないメッセージを籠めるお話も大好きだなあと。おぼんろさん見せ方の幅が本当に広い・・。終演後には下北沢の本多劇場での本公演の告知もあって、また新たな演劇体験ができるのが本当に楽しみです。
2025年3月27日ミュージカル「ボニー&クライド」@日比谷シアタークリエ
今日は矢崎さんご出演のミュージカル「ボニー&クライド」を見てきました!結末を知ってたので行くのをちょい躊躇していたんだけれど、フォロワーさんのお誘いもあり行ってみたら本当に良くって行ってよかったなあと感動でした。フォロワー様ありがとうーー! pic.twitter.com/A4aLyNI1uE
— TANUSUN (@DrumofK) 2025年3月27日
古い人間なのでうっすらとボニー&クライドのお話やその結末を知っていたこともあり、矢崎さんのミュージカルを見たい気持ちはありつつも、ちょっと二の足を踏んでいた演目でした。しかしながら、お友達にこれがいいよと誘われて、行ってみて・・・。いや~、ほんとよかったです!
ボニーやクライドを取り巻く時代や社会も描きつつも圧倒的に彼と彼女が持つ望みであったりやりたいことを凄いパワーで描いていて、応諾なく家族や周囲や本人たちすらも巻き込まれていくスピード感やエネルギーが圧倒的で「こういう生き方」を真正面に向き合ってて、今だからこその「何か」があったように感じました。
海乃さんボニーの歌のパワーであったり、矢崎さんクライドのピュアな猛々しさを全て心技体を揃ってぶちかましていくような見ごたえが素晴らしかったなあと。2幕のスローモーションでの殺陣の凄さとか、一方で唯一と言っていいクライドの弱さを見せる、こんなに溶けて小さくなるような悲しみ。ファンであるからかもしれないんだけれど、矢崎さんのお芝居が、あんなにお芝居上手いのに(もちろんこの舞台でも)、とにかくピュアで、人間より動物に近い雰囲気で、圧倒的な体力で縦横無尽に駆け回ってるようにしか見えないのが凄すぎて。改めて尊敬でした。存分に見せていただけたのありがたかったなあ。
二人の母親や二人を立ち直らせたいクライドの兄嫁や正しくあっても立ち行かない教会の人々。貧しさと暴力がいつも傍らにある時代。その申し子であり時代に真っ向から逆らう者として、(アメリカ的意味合いで)あるがままに生きようとした二人。今では遠い(でも近くにもある)世界を描いていたなあと。あとボニーが詩を書いたり読んだりするところで、その詩の感じがアニメの赤毛のアンが自作の詩をみんなの前で朗読する場面で読んでいたのとすごく雰囲気っていうか感じが似ててどきっとしました。両方とも大恐慌の時代の周辺なんだよね。
これは個人的なあれこれだけれど、最初にビリーザキッドを語るクライドのシーンから始まったのもあって、なんだったらシュンでなくカグラがゲキさんに「もっとうまくなりますから」という妄想が見えたり、あの二人が乗る自動車が懐かしいあの自動車だったりして、どことなく萩ちゃん担としての記憶が山の様に湧い出たりもしましたw。そんなかんなでぐるっと一周して、社中テンペスト見ることできて本当によかったなと・・。なんか役者さんの本質みたいなの描き出してるかも・・。という訳で、勝吾さんのりべみゅも行かなきゃと固く心に誓ったのでした。