ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

北九州ロックフェスに行ってきたよ~!

 7ORDERが初めての野外フェス出演となる北九州ロックフェスにスターフライヤーを使っての1泊2日ツアーで参加してきました~。出演アーティストさんを見て「これは絶対自分は行った方がよい」と直感したのですが、その直感以上にグッと来過ぎるフェスで本当に本当に行ってよかったです~。お天気もよく、小倉の海風に吹かれながらの、素敵な1日を過ごしてきました~。楽しかったな~!さて、どっから話そうかな~。自分がこの30年間色々と趣味をしてきての「今ココ!」感があって、とても個人的な思いに溢れてた1日となったので、そんなところから書いていこうと思います~。

1)小倉居心地よすぎて・・

 素敵な楽しいことを沢山感じた 北九州ロックフェスでしたが、まずもって言いたいの小倉駅からほんと階段使わないで会場のミクニワールドスタジアムまでコンパクトに行き来できるのが凄い~。小倉駅からまったく階段使わないで、なんなら途中は歩く歩道まであって、本当にバリアフリーってこういうの?とこのところめっきり足腰が弱ってきてるアラカンのおばちゃんにとても優しい動線でした。そして、スタジアム前ではこんな素敵な風景が~。

 写真には写ってはいないけれど、海が広がって、工場とフェリーが~。教科書で知っていた北九州市らしい風景。この動線の良さは、自分が泊まった小倉駅周りのペデストリアンデッキも同じで。どこからもエスカレーターやエレベーターでデッキに上がれるし、初めてのホテルに行くのにも、本当に右往左往がなくって。本当にバリアフリーってこういうことだなあと体が実感した初めての都市でした。フェスでも代表(と言ってもいいのかな)の泉谷しげるさんが昔の小倉は・・みたいなことを冗談交じりで言ってたけど、今、こんな風にめちゃバリアフリーなインフラを整備しつつあるって、未来を見つめた凄い取り組みだなあと思ったのでした~。そういう中で、今回のSDGsを意識したイベント(フェスなんだけど、色んな面でとてもテーマ性を感じて、いい意味でイベントと言いたくなるフェスでした)はなんだかしっくりきていて、この街の新たな一面になるといいなあと思ったのでした~。

 フェス自体の空間も混みあっていないし、スタッフさんの思いやりが暖かくって素敵な居心地がいい空間だったですね。音楽に夢中になってしまって、あまりフェス飯できなかったけど、ジャークチキン美味しかった~。今回も色々と7ORDERのファンのマナーがっていうお話もあったし(主に場所取り系)、うちわとかプラカードみたいなのをアリーナにも持ち込んでいるセブンのファンの子もいてアチャーだったり、他のところのファンの方でも色々と見かけてしまって(応酬合戦になるのは嫌なので書きませんが)、ギスギスした雰囲気にならないといいなあと思ったんですが、スタッフの方や他のファンの方々も含めて、とても会場があったかい雰囲気だったので割とみんなゆるやかに自由にやってて、それを暖かく見てもらっている感じはあって、そこもとっても嬉しかったです。本当にありがとうございました。

2)出演アーティストさんへの思い(≒俺の30余年)。

 今回このフェスに行こうと思った大きな理由が出演アーティストさんが自分にとって、とても聞きたい方ばっかりだったのが大きな原因のひとつでもありました。そんなお目当ての方ももちろん、他の方々も本当によかったなあと。なんていうか、ある意味、自分がこの30年間、色んな形でロックやポップミュージックを聞いてきて、それを振り返ってるような感じがとてもあったんですね~。そんな訳で、本編からの各ミュージシャンの方々をザクっとで失礼ですが感想を書いていきたいと~。

 ①175R音が太い~!と久々のフェスの音感に感激。久々のロックは本当に体から沸き立つ感じがあって、それだけで楽しかったな~。そして3拍子のロック。レピッシュファンだった自分にはたまらなく懐かしく美しい風景でした。岡崎体育これがあの噂の岡崎体育さん!PC一つで、めちゃめちゃ楽しい。頭が切れて、そしてハッピーに楽しい。素晴らしいなあ~と。ネット記事の曲、めちゃ好きだったし、こんな風に盛り上げられる術があるんだなあと。そして、自分で満足したいからと言って披露してくれたのがピュアなレゲエ曲でそこも大好きだったな~。ゴールデンボンバー「はじめまして、7ORDERです~」ってめっちゃびっくりしたやん(笑。でも、こうやってうちの子たちをイジりながらも引っ張ってくれてるようで嬉しかったです。ギターの人は昔49で共演していたのね~。グループ全体でアイドル好きな感じもあるし、うちの子のこともちゃんと知ってて言ってくれたのかなと。そして、初めて生で見る噂のパフォーマンスはかなり刺激が強かったww。でも、ほんと、音楽の幅って広いんだなあとしみじみと。

 ④オリジナル・ラブカーネーション大好きすぎて、なぜか見てこなかったオリラブ。でも、初めての生ライブだったのにも関わらず、何度も通っているような、知ってる知ってる感が凄すぎた。だって、ギターはヒックスビルの小暮さんだもの~。本当にゴリゴリマッチョでファンクな渋谷系(カネの天国と地獄みたいな感じ)で、本当によかった~。最高だった・・1000回くらい優勝してた。また、近くにいかにもな渋谷系女子の人が大人になったような綺麗なお姉さんが、そして遠くには眞城めぐみちゃんのようなお姉さんが気持ちよさそうに踊っていたのも忘れられないなあと。私も、思わず立って踊り倒しましたよ~。本当に音が太くてめっちゃグルーヴしていたなあと。⑤7ORDER:あとでじっくり書くね! ⑥森高千里なんどかライブのゲストやイベントで楽しませてもらってる森高ちゃん!たぶんアリーナからもだったろうけど、スタンド席からはまったくの年齢を感じさせてないスーパーアイドルぶりだったなあと~。これまでの経験では割とアーティストちっくな感じだったので、このスタジアムを一手に牛耳る森高ちゃんのアイドル力の凄さを初めて実感した気がします~。楽しかったし、やっぱり曲が抜群によいね~。

 ⑦DISH//初めて見せてもらったDISH//~。全曲北村くんのソロボーカルで、がっつりバンドのライブ。どのパートも上手い!本当にごく普通にバンドとして成立している凄さと心意気。俺たちはこのステージではロックを貫くのだというマインドが凄かったなあと。セブンが彼らと同じくらいの修練度になった時、どんな姿を見せてくれるようになるんだろうとか色々と考えたりもしたな~。ももいろクローバーZももクロちゃんも初めて!遠めだったけれど、綺麗なお姉さんたちが、カッコよく、パワフルに、楽しく歌い踊る、大人のアイドル感満載で素敵だった~。きっとね、こういう大人になりたい女子も多いんじゃないかなあとか思ったり。ずっとずっと見ていきたいね~。

 ⑩泉谷しげる自分は泉谷しげるとLOSERの頃、ライブを何回か見に行って、「吼えるバラッド」「IZUMIYA-SELF COVERS」「90'sバラッド」はアルバム買っていた・・というありがちな90年前後によくロックを見ていた女子なんですが、今回のセトリがそのあたり直撃で死にました。セトリは「翼なき野郎ども、デトロイト・ポーカー、Dのロック、ハレルヤ、国旗はためく下に、春夏秋冬」そして、アンコールに「野生のバラッド」で、89年頃にライブに行ってたので全部聞いたことがあってそれだけでぐっと来ましたよ。ハレルヤ、本当に今にもぴったりの歌詞で全然古びていないし、でもって、ガツガツにセッションやるし(若い子たちはどう聞いただろう。今回、本当にセッションやる人少なかったなあと)、声もどんどん出てきて、めちゃめちゃ力ももらいましたよ。泉谷の歌ってほんとに独特の力強さがあって、痺れるんですよね。ほんとにそこは変わらない・・・。で、アンコールの野生のバラッドでは、居残り組だった(笑、7ORDERやスタッフさんたちとサビの大合唱「ああ、なんてお前に伝えよう。騒ぎの好きな俺について。ああ、なんてお前に伝えよう。静かに暮らすいらだちを」。約30年前泉谷さんと自分を含めたファンで大合唱していたあの歌詞を、今こうやって、自分よりもずっと年下でもある7ORDERのメンバーが泉谷さんと一緒に歌っている。いやでもかというくらいに歌っている。過去の自分と今の自分がつながった瞬間。それだけでなんだかもう自分へのご褒美のように感じましたよ。

 そして、ステージとステージの間には女性のMCの方と175RSHOGOさんとのトークで繋いでいくのですが、そこでもルースターズのお話やら、出演者の方々と北九州ミュージシャンとのつながりを話してくれて、本当に勉強になりましたね~。なんていうか、日本のポップミュージックであったり、ロックの流れを結構俯瞰してるような感じだったかも。フォークロック、スカ系ロック、ファンク&渋谷系、洗練度の高い歌謡曲HIPHOPや、ビジュアル系というかロックの抽象化であったり、そしてアイドル曲の新展開。もちろんそれが全部じゃないけれど、ちゃんと見取り図になっていたような。SHOGOさんの「北九州音楽全史」めちゃ買いたくなりました。で、今頃になって気づいたのですが、175RSHOGOさんと言えば、ディズグーニーや西田さんの作品にも沢山出演されている方!萩ちゃん、ながつはそっちの方面でもちゃんとご挨拶したかなあと気づいてからドキドキしました~。

3)7ORDERのステージ!

 そして、オリジナル・ラブさんと森高ちゃんの間に7ORDERの出番。西日が真正面から差し込む時間。ダンスもするからか中央ががらんとしたセッティング。その前のオリラブが本当に濃いからだが自然と動いてしまうようなファンクロック魂溢れるステージで、楽器もギューッとステージに集まっていたから、ちょっとだけそのガランとさに不安になるのでした。でも、そこに泉谷さんが現れて、「7ORDERはエアバンドじゃねえんだ」とさっきの金爆さんのイジりを受けて、7ORDER愛を届けてくれて、本当に百人力でしたね。そんな中で始まったライブのセットリストは、⓪ONE(出囃子的に)①雨が始まりの合図、②青空と爆弾、③SUMMER様様、④Get Gold、⑤ Sabãoflower、 ⑥27でした!今回は最初が、優しく手ぶり中心で会場を盛り上げて、そしてGet Goldでダンス×バンドのオリジナルスタイルを楽しんでもらい、最後の2曲で熱いバンドサウンドで会場全体で盛り上がる・・って感じだったのかな~。

 個人的にも、④以降は会場のノリもしっかりと惹きつけてよかったし、音のまとまりや各人のボーカルの声の出方もよかったように感じていきました。ただ、残念だったのは、他のバンドに比べると音(声)が小さい、音(声)が細い、もう少し音数欲しい・・そんな気がしました(ちなみにメインスタンド前方におりました)。またねー、だからと言ってPAさんも音量をがっつり上げたりしないし(それはDISH//さんの時も感じたかな~。やっぱり少し伝わってくる音が小さ目だった)、聞こえてくる音は実力通りのもの・・そんなステージだったのかもしれません~。でも、ボーカル部隊中心に、会場をよく盛り上げてくれて、バンド舞台の一生懸命さとこのステージに掛ける感じが、アリーナの人にも良く伝わって、どんどん盛り上がっていったように感じました。私の隣の他のグループのファンの人も途中から立って応援してくれたし、嬉しかったな~。そして、今日の萩ちゃんも本当に一心不乱にドラムを叩き、唄い、ダンスし、またドラムを叩いてた~。その中で歌の艶がどんどん増していくし、ドラムの響きもよくなっていったなあ。個人的に「あっ!」と思ったのは、曲が進むにつれて、萩ちゃんが「大きな声で歌おう。もっと大きな声で歌おう」という意識が強まってくように思えたことかな~。今回のポイントは「音が小さい」ってことで、それは実際に出している音の問題だから、もしそこを感じてくれていたのだったら嬉しいことだなあと。できれば、そういうのが短期決戦で対応できるように、どんどん頑張っていってね!

 で、よく考えると、7ORDERって今回のメンバーで圧倒的に知名度ないし、曲も知られていないし、演奏もまだまだのところもあるし(まあここまでのアーティストさん全部ベテランで最強だったので)と言うことを考えると、あれだけみんなで盛り上がるんだから凄いことだよなあとー。シャボンフラワーや27などの曲やアレンジの基本のよさは伝わったと思うし、7ORDERのステージって外に向かって楽しさを思いっきり発散してるのがやっぱりいいなあと感じましたねえ。そこはほんとブレないし、やっぱり個性って言うかそこまでやる?みたいなヘンさが魅力だなあと。めっちゃ真面目だけど!。そういう徹底的に楽しさを追求する、そして生音ってのめちゃ魅力だなと他のバンドとの比較でも思いましたねえ・・。ただ、個人的には最初に楽しい手振り系の曲が多くて、ちょっと手ぶりに飽きちゃうところがあったかなあと。これは完全に自分の妄想だけれど、最初にGet Goldでグループの個性を見せつけて、次に今回だったらPowerあたりでダンスボーカルグループの一面も見せてから、SUMMER様様で楽しく盛り上がりと青空と爆弾で楽しく盛り上がってからの、 Sabãoflower&27で熱く〆るってのも 彼らの真面目&楽しい&熱い青春を伝えるにはよかったかもなあと、珍しく「おれがかんがえたさいきょうの・・」みたいなことを思ったりしました。

 そんな風に、初めての野外フェス、泉谷さんをはじめ、割とうちの子たち守ってもらってた感があったなあと思ってて。本当にありがたかったな~。小倉の海水で産湯に使ったみたいなもんかもしれないないなあと。でも、音(PA)関係はシビアに鍛えてもらってた感じもある~。そういうところにまたほだされちゃうし、一生懸命頑張ってパフォーマンスする姿がよかったんですよ~。ほんと色々と思い出深いフェスだったな。参加できて本当によかったです!最後に、萩ちゃんの久々のインスタポストの7人のよき表情(特に2枚目!)のお顔を貼って終わりにしますね~。来年もぜひ小倉に来れますように~!

 
 
 
 
 
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