ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

リトファン大千穐楽配信まわりのあれこれの感想~

 7月10日の夜、ディスグーニーの舞台「Little Fandango」の大千穐楽公演の配信が終わりました~。初日の6月10日からまる1か月間、最推しの萩ちゃんとグループメイトのながつが体を張ってW主演を務めてくれて、お話の内容も、出演俳優さんも、みんな素晴らしく、舞台もたくさん行きましたが、配信もしっかり見させていただいて、リトファンという空間を思う存分(いや、もっと行きたかったですけれどね~)楽しませてもらいました。

 7ORDERの公式では、6月18日の公演に車で向かう途上での、萩ちゃんとながつがリトファンのことについてお話する動画もアップされたり、Sparkleというムック誌で西田さんが今回のリトファンでのことを、色々とお話されて興味深かったり。どちらも有料媒体であるので、なかなかアクセスは難しいかもしれませんが、よかったら見てみてください~。

7orderproject.com

  こちらのはぎれおトークでは、マカーティやピート&マクスウェルと自分との距離感であったりとか、内堀さんと握手しただけで負けそうなのがわかるであったりとか、西田さんのキャラの個性ある殺陣つけのこととか~。あと、以前にディスグーニーで演じたドイルくんやマリウスの話もあったりしています。本当に余人を交えず、とってもリラックスしているというか、その時の心身の状況が見てとれるトークで、長い公演の中でのヒトコマを見せていただけてよかったなあと)

 西田さんのsprkleでは、リトファンを再演する経緯(W主演が決まってリトファンをやろうと思ったけれど、まずは松田さんと萩野さんのキャスティングが決まらないとって感じだったんだそうですよ~。わかる~。本当にあのお二人のあの演技が見られてよかったなあ。あと殺陣は、その人の身体的&運動的な特徴に合わせて付けるので、どんどん早くできるようになるし、本人たちも殺陣がどんどん面白くなっていくという相乗作用が生まれるそう。あと、全部西田さん任せず、自分で考えようとする俳優さんが好きとのこと。あと配信についての是非のことも)。

 さて、ようやく配信の感想を~。やっぱり配信ってカメラが入るし、要所要所でのアップもあるから、もちろん推しや俳優さんの表情をしっかりと確かめられるし、そのアップで劇場で自分が気づかなかったところをたくさん発見できて、劇場で見るのとはまた違う楽しみがあるなあとまずは単純に感じますよね~。劇場での舞台上の全員の俳優さんが作り出す『空間と意味』を自分の能力では全部捉えきれないし(それが加齢などで少しずつ落ちていくのがわかるのでなおさら)、配信で視点は制限されるけれど、「まだそこにたっぷりと残っている物語」を味わえるのは贅沢だあなと感じますよね~。そんなことを感じながらの感想を。

  • 個人的に、大千穐楽の配信映像はパットの思いみたいなのが溢れてる映像になっるような気がしてならず、それこそパットとビリー編みたいな。大千穐楽の弾ける俳優さんたちのお姿もあって、なんだかまた違うリトファンを見てるみたい。雑誌sparkleの中で西田さんが自分の作品の中では大変分かりやすいって言ってらっしゃるけれど、ひとりひとりに詰まってる情報量とその意味合いが凄すぎて、ひとりひとり見ていける、全員主役はこのことみたいな舞台になってるなあと。今回のリトファンでは、マカーティが生きてる時代では、妻というか恒常の彼女がいるのがパットだけなのが、パットがこの西部の男たちと違う感性の持ち主だったんだなあと改めて。バーの奥で黙々と仕事をしてる時のパットの表情が思った以上に揺れる表情で、じわっとした感情をにじませていたのがようやくわかって感動してるところ。
  • そして、見れば見るほど、パットとビリーは合わせ鏡のようなところもあって。不思議な視点で嘘つきでないと見抜いていたビリー(マカーティ)。平熱なのに、どこかで熱い関係性に痺れるのよねえ。それを作り出す萩ちゃんのお芝居も素晴らしくって。で、そこではないけれど、大千穐楽のマカーティさんのとっておきは、「終わりの時まで数えない」です~。あんまりにも堂々としていて、カッコよすぎて死にそう。リチャードと喧嘩するところのぐちゃぐちゃになっていく表情もね。三白眼の分量とか、目の大きさとか(これは一重にしてることも大きいよね)、光り方が普段とめちゃ違うのよね~。髪型一緒は一緒か~びっくりしちゃうのよ。
  • あと、大千穐楽では、内堀さんのモートン、よかったなあ。ブレディの「平等なのは人生は1回だけということ」という超迫力の一声の後で、「すまない」と悲し気に従順な姿なのに、ブレディに銃を突き付けてるモートンの心情が好きすぎるのよね。ほんと自分の中に矛盾を抱えまくって、でも、仲間と自分の存在(これまでというか)を大切にしてるモートンは、素直に自分を重ねられる人物像で、色々とピリピリとくるのよ。登場人物全員を自分の中で掘り下げて、自分と照らし合わせてみちゃうところができるので、リトファンやめられない・・。
  • 大阪は、オーリッド山脈の配置とか劇場が違うからか東京と結構違ってるのも面白い。大千穐楽ならではの各人の表に出してこなかった設定みたいなの出してくるのもぐっとくる(ジーニーの「ローゼンバーグさん」とかチャベスの雄叫びとか。サイズの時の大佐の教授への言葉と一緒よね)。あと、ながつだけじゃなくって(めちゃ痩せてたな)、萩ちゃんも首の後ろに大きな痛み止めであろう湿布を貼っていたし、ちょっと殺陣も遅かったし、かなりギリギリなコンディションだったんだなあ。
  • あと、色んなおふざけも凄かったな。ピートの「油断してないもん」のとこを見たんですが、噂の乳首ドリル、想像以上に壮大になってて、でびっくりしましたよ~。DVDには入るのかなあ(笑。そして、西田さんの登場だけれど、ホアニータがローゼンバーグのところを尋ねるシーンで出てくるの、反則過ぎ。さすがのみり愛ちゃんも色気たっぷり女子になるくらい大変だったw。そして、みり愛ちゃんのヘンリーが、最後にマカーティと邂逅する場面で自分が見てる回でほぼほぼ、そして大千穐楽ではボロボロと泣いてるのが凄いよ~。めちゃめちゃ気持ちの熱いお方だなあと~。ほんと今回の吉川さんとみり愛ちゃん、めちゃよかったよ~。
  • 今回のリトファンで思ったんだけれど、俳優さんに限らずエンタの世界の人、年齢でまた色んな味がでてくるから、ずっと長くそのお仕事を続けていただけたらなあと改めて感じたな~。最後のマカーティの父の表情が、本当のそういう年齢になった時にどんな表情をするんだろうか・・とかつい思っちゃうな。その時には、ぜひ長妻ピートと一緒に出演して欲しいなあ・・・
  • そして、夜の11時過ぎに何度目かの視聴終了。少し時間はあるけれど、ひとまずの満足を得られたからここで閉めるかな。言い出せばキリがないこの寂しさからまた大きな一歩を踏み出して、更に素晴らしい航海につながりますように🙏。6月10日からここまで素晴らしい時間をありがとうございました。
 
 
 
 
 
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 萩ちゃんが願うもっと大きな役者になれれますように。そして、いつまでも自分の好きな人たちと、好きな場所でお芝居できますように。やっぱり祈る2022年の7月でした。