ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

7ORDERのこと その2(作品編)

 このところ7ORDRER公式さんのYoutubeバラエティ動画が大好評のようです。前回書いた、ひみつ基地(アトリエ)の動画の第2弾が5月8日の金曜日に発表になったのですが、あっという間に14万回再生を数え、なんでもYoutubeの急上昇ランキングにランクインしたそうです。注目度アップで、ますます多くの人、幅広い視聴者さんに見てもらえるようになるといいですね~。

 さて、今回もまた7ORDERさんのことを少し紹介してみます。今回は、公式からグループ名義で発表されている作品について。TOKYO MXさんのイケダン7(MAX)とそのブルーレイ円盤を除くと3つになるのかな・・。

 発表順に、まずは2019年8月、9月に東京、神戸で上演された舞台「7ORDER」のブルーレイディスク(発売は2020年3月16日)から。その大千穐楽の収録になります。ディスクの内容は、7ORDER projectオフィシャルストアのリンクから見てみてくださいね。FC会員でなくても、アクセス&購入が可能です。

ec.7order.jp

 5月22日の再始動から3か月後の8月22日が初日の舞台。7人が揃っての「ステージ」はこれが初めてになったので、初日の幕が開いた時のファンの思いは相当なものがありました。このディスクの特典映像(バックステージ映像やビジュアルコメンタリー映像)では、この舞台を見つめるファンの思いが舞台の上の7人にしっかりと伝わっていたことを、初日のメンバーインタビューで口々にそれを語ってくれています。本当に嬉しいですよね。あと何より映像が綺麗、実際に舞台で見ていた時よりも、明るい光がキラキラとしていて、メンバーのお顔の表情やお顔がしっかり見ることができて、アイドルでもある彼らのその時の姿をしっかり目に焼き付けることができる仕上がりです。

 1幕が演劇、2幕はそれを下敷きにしたバンドとダンスのライブステージになっています。メンバー7人だけの舞台はLove-tune時代からみても初めてで、そういう点からも待望の舞台でした。脚本は河西裕介さん、演出は児玉明子さん。ストーリーについては、当時自分が書いた記事を貼っておきますね。 

tanusun.hatenablog.com

 とある未来。故のない法律によって自由を奪われてしまった7人の若者が自分の力で立ち上がろうとする物語。この後、美勇人くん主演のRadical Party(DVD8月24日発売)、真田くん主演の27(DVD9月24日発売)に続いていく物語の最初のお話でもあります。この舞台7ORDERだけ見ると謎だった部分が、後の物語できちんと説明されていく、そんな作りになっています。ともあれ、1幕、2幕を通じて、7人が本来の場所で、お芝居に音楽にパフォーマンスと多彩に輝く姿を見ることができるディスクになっています。7人7様の個性のぶつかり合いを見ることができる大切な1枚ですね。

 さて、その舞台から約半年後、2020年3月6日に7ORDER初のシングルとして発表されたのが、Sabaoflowerになります。楽曲は配信中心で販売されていますが、受注生産でCDも販売し、その梱包をメンバーが一枚一枚シーリングスタンプでやってくれたのは、本当に嬉しいことでした。

  CDのジャケットのクレジットによれば、作詞作曲は真田くん。作詞はローカルコネクトのDaikiさんとの共作、アレンジはKSUKEさん、そしてディレクターは岩田秀聡(ひでふさ)さん。そして、7ORDERがプロデューサーとしてクレジットされています。Daikiさんはライブの定番曲である7ORDERファンにはおなじみLIFEを作詞作曲してくださった方。KSUKEさんは気鋭のDJでもあり音楽プロデューサー、そして岩田さんは優馬くんの「So Creazy」、はっしーの「Crazy about you」にも関わっていらっしゃるそうで、前事務所時代のあれこれを思い出し、なんだか懐かしく・・。それはそうと、MVも本当に素敵で! なお、CDには、MVのメイキングを見ることができるコードがついているので、ぜひ入手して見ていただきたく・・・。

youtu.be

 さて、このMVが本当に素晴らしくって。ハッピーをみんなで作り上げていくプロジェクトというグループのポリシーと、7人の姿かたちのカッコよさパフォーマンスや歌などのアイドルとしての個性を、前面に押し出した絵作り。楽しそうで、キラキラしていて、7人の仲のよさ、楽しさ、生きる喜び、未来への希望などなどが、存分に伝わってくるものになっています。そして、シンプルで爽やかな楽曲ながら、しっかり深い音作りがされていて耳に楽しく、何度聞いても聞き飽きないんですよね。低音がしっかり響くオーディオで聞くと、その骨太さや体の奥底に響く鼓動のようなリズムを感じることができて本当に素敵です。

 そして、ダンスプラクティスと銘打っていますが、本当に一個の作品としてみたくなる4月17日にYoutubeチャンネルで発表されたMake it tureのダンス動画。 

youtu.be

 長い手足や体躯の柔軟性を存分に生かした異次元のダンスを披露する美勇人くんを前面に押し出した構成となっているものの、冒頭の顕嵐くんソロから始まって他の6人も次々とセンターを務め、その個性をドラマチックに生かしたダンスナンバーになっています。前事務所の時以上にダンスを揃えてスタイリッシュさも増しながら、いずれも舞台演劇で活躍しているだけあって表情や振る舞いに固有の感情やキャラクター性が溢れていて、本当に見ごたえのある振り付けになっています。それと、ワンカメ撮影によって、更にストーリー性が増していて、ラストのくるっと後ろを向いて、余韻を残しながらフィニッシュというのがたまらなくニクイなあって思うんですよね。美勇人くん中心に7人で話し合いながら長い時間をかけて作り上げたそうですが、いかにも7ORDER らしいプログラムになっていると思います。

 さて、今現在、公開されている7人での作品はこの3本になりますが、舞台やイケダンMAXのイベントなどでは、まだまだ多くの作品がすでに発表されています。バンドでも演奏されている、LIFE、BOW!!、タイムトラベラー(ダンスバージョンもある)。イケダン豊洲イベントやRadical Partyでも見せてくれたダンス曲Perfect。そして、スピンオフ作品ということで他の共演者の方と一緒に発表されたRadical Partyや27の劇中曲も、Make it tureのように、きっと7ORDERバージョンも発表してくれるのではないかと思うんですよね。その中には、上の2曲とは全然雰囲気の違う曲もあるので、ますます7ORDERのレパートリーは広がっていくものと予想されます。それらを、ファンみんなが、そしてより多くの人に聞いてもらえる、見てもらえる機会がくるといいなあって、今から本当に楽しみにしています。