ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

とうとうダオリジナル曲のダンス動画が公開されました。

 2020年4月17日金曜日、7ORDERファンがずっと待っていた日がやってきました。オリジナル曲のダンス動画がYoutubeで公開されたのです!タイトルは、みゅーさん主演の舞台Radical partyのオープニングナンバーでもある「Make it true 」。いやー、めでたい!7ORDER projectが始まってほぼ1年。3月6日のSabaoflowerのリリースと同様忘れられない日となりましたね・・・。まずは、動画を貼っておきます。凄いですよ~。

youtu.be

 この動画の公開には色々と経緯があったそうで、萩ちゃんがご自分のブログでお話していますのでぜひ読んでみてください。

ameblo.jp

 萩ブロによれば、この曲をコロナウイルス感染拡大の予防のため中止となった関西コレクションで発表する予定だったとのこと。中止になってしまったこともあり、ファンの元に届けたく、ショートバージョンかつDance Practice(練習版ってことかな?)として発表したとのこと。そして、「応援してくださっているファンの方々のhappyが彩れたらメンバー一同嬉しく思います!」という言葉が本当に胸にしみます。

 先日のCDジャーナルのインタビューでも、関コレでラジパの曲を何曲かやることと、その構成を萩ちゃんを中心に考えていることが、すでに話されておりました。でも、それがこういう形になって発表されるとは、いやあ、いつもながらファンの期待の斜め上を行く7ORDER さんの面目躍如というか本領発揮ですね!。

 Make it trueという曲は、Radical Partyのオープニングを飾る曲で、主演の美勇人くんがソロで歌い踊るところから始まる曲で、『ダンスの美勇人くん』の復活を、そして更なる成長を歌い上げ、見せつける曲でした。その曲が7ORDERのダンスナンバーの一番手として(プラクティスではあるけれど)発表されたのは、7ORDERのダンスへのスタンスを示すという意味でもとても大切なものであると思います。いや、これが関西コレクションの京セラドームで発表されていたら、本当にセンセーショナルだったでしょうね。ナカサチさんが用意していたという衣装も本当に見たかったですし、きっと、必ずその全容を生で見る機会がやってくるでしょうから、今はその日を楽しみに首を長くして待っていようと思います。

 そして、そう思えるのはこの動画のダンスが本当に素晴らしいから。昨年の豊洲のイケダンイベントや上海ファンミでも7人のオリジナル曲のダンスナンバーは披露してくれていたのですが、こうやってパッケージとして、Youtubeという公の場で発表されたのは初めて。大舞台で披露できなかったという悔しさもあったのかもしれませんが、この動画に込めた気持ちの強さとダンスの切れ味の凄みは生半可なものじゃありません。

 7人が主人公のムービーのような、ドラマチックでエキサイティングな展開。しっかりと構築されたフォーメーション。メンバーのキャラクター性の高さを押し出して、センターがくるくると変わって、それぞれの歌声を聞かせてくれる展開。カメラワークの巧みさ。曲の感じは全然そうじゃないのに、ジャニーズ時代のLove-tuneのダンスナンバーの特徴とちゃんと同じで色んな界隈にぜひ見ていただきたいパフォーマンスになっています。

 もちろん、昔と同じばかりでなく、一人一人のダンスの技能や表現力は更に磨かれていて、更に素晴らしいナンバーに。ながつのダンスが素晴らしくカッコよくなったし、萩ちゃんも足や股関節の可動域が広くなって、しっかり体を支える筋肉がついてきて素晴らしいし、あらんちゃんが本当によく動けていて。そして、冒頭のあらんちゃんのソロのふっと空を見上げるときの表情や、大サビ前の萩ちゃんがフロントで膝をついて、夢を求めて思いをぐっとこらえながらもたぎらしている表情のすばらしさ。さなぴーがギノさんのようにスタイリッシュな立ち姿をみせながら包容力のある歌声を響かせる。安井くんのバキバキとどこかダークなエネルギーをほとばしらせながら踊るダンス。モロちゃんはまるで魔界の使者のように自由自在に踊りながら色んな表情を見せてくれる。そして、堂々のプリンシパルのみゅーさんのダンスと身のこなしの美しさ。

 ラジパのこのナンバーがみゅーさんの優しさと純粋なパッションを強調した爽やかな表情だったのに対して、7ORDERバージョンでは情念と破壊力が滔々と湧き出すパフォーマンスになっているのが凄いなあって思いました。それでも、まだこの動画は完成じゃないんですよね。まだまだ更に伸びしろがあるのが末恐ろしい、そして、これからもどんどんとパフォーマンスを作っていくだろう7ORDER の7人に改めて感動するのでした。本当にいいものをありがとう。大切に見させてもらいます。