ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

つべのこと

 ふだんブログにはブログにはネガティブなことを書かないでおこうとおもっているんだけれど、自分でもめずらしくもやもやしてずーっと考えているのは「Youtube」のこと。多くのファンが待ってるし、自分ももちろん見たいんだけれど、どーしても無料でコンテンツを提供するっていうことにひっかかてしまう。まあ、自分の頭が古いってことなんだろうけれどやっぱり気になってしまう。誰が正しいとか間違ってるとかじゃないんだけれど、ちょっと頭の整理をしたくなったので少しつぶやきたいと思います。もし、彼らがこれからつべで作品を発表した場合でも、それを否定する意図は全然ありませんのであしからず。

 さて・・・。個人的には、たとえば、試供品的につべ動画があって、本編はこちらのサイトでお金払ってみてくださいとか、配信買ってくださいならよくわかる。日程が決まったライブやステージと連動させて、その宣伝として出すんだったらそれもわかる。でも、単に彼らのことを多くの人に知ってもらうというためとか、ファンが見て楽しむだけのために、少なからぬお金がかかるものを無料で出してしまうっていうことになるとそれはおかしいなって思うんだよね。その作成費用をどうやって回収するのかっていうこともあるし、そもそもプロが売り物であるパフォーマンスを無料で見せてしまうのっていいんだろうかって。凄く素朴だけれど思っちゃう。

 人気商売は知ってもらうのが大切。つべという広く広められる場所で、無料で動画を提供することで、まずファン層を広げることが大切。それが、次の舞台やライブの動員につながる・・っていう考え方もある。でも、自分は、無料部分と有料部分は直接つながっていないとお金を稼ぐプロの仕事としてはなりたたない、ビジネスにはならないのじゃないかなって思うんだけれどなあ。無料動画見てくれている人がお金を出してコンサートに来てくれるようになるのってそんな簡単じゃない。もちろんいつだってどこだって奇特なファンは出現するけれど(本当にそれはありがたいこと)、大きな網をなげてもお魚数匹だけではやっていけないんだもの。出ていくお金と入ってくるお金をきちんと計画立ててコトに臨むことがとても大事なのかなと、だから、個人的には、彼らが有料部分をきちんとみんなの前に出せる状態になってから、つまりは「曲の配信」とか、「大きな会場でのライブ」とか、「全国ツアー」とかになるの思うんだけれど(いや、話がでかくなりすぎたw)、そういう時にばっちりつべをキメてくれたらいいかなーって思っている。

  大きなバックがあって宣伝費にお金をかけられるところとか、事務所からきちんとお給料もらってるところとか、逆につべが主たる発信の場なっていて再生回数何百万回でそこからの収入狙って活動しているのならもちろんそれでもいい。でも、それって凄いことで、この5月からようやく色々とユーチューバーの方々の動画も見たけれど、内容もさることながらアップの頻度がものすごい。あれは本当にプロのお仕事だとしみじみしたなあ・・。一方で、アーティストMVの再生回数を増やすためにファンがものすごい努力をしている・・っていう話も聞いたりする。どちらも、あれを目指すのは違うんじゃないかなあって思うんだけれどな。

 じゃあ、どうやってファンを増やすの!?って怒られちゃいそうだけれど、今はまだできるだけリスクの少ない方法で、実際に見てもらったテレビや舞台の反響からじわじわ増やす段階なのかなあ、って小心者かつお花畑な自分はそう思う。ファンを増やしてからコンテンツを作り上げていくんじゃなくって、今できるコンテンツを地道に売ることでお得意様を増やしていくお商売の段階みたいな。でも、決してそれは悪い方法じゃない。自分たちの実力のアップを人気のアップよりも先に持ってくる彼らのやり方は、本当にカッコいいなあって思う。だから、もっと大きな世界に打って出た時には、一気に見つかるだろうし、離れていたけれどまた見ようっていう人もちゃんとでてくると思うな~~。そして、きっとそんな日はそう遠くないんだと思うんだよね・・と思える2019年の幸せな師走でありました。