2019年11月25日。全18公演に及んだDisGOONie第7回公演、舞台「PSY・S]が幕を下ろしました。劇中のリオンの台詞にあったように、このお芝居は「私にとって忘れられないものになった」でしたし、再び「言葉より大切なものがある」ことを実感した舞台となりました。素晴らしい舞台の先輩たちに囲まれて、奮闘した萩ちゃんこと萩谷慧悟くんのコナン・ドイル。ずっと泣いていたというファンの皆々様のレポを聞くにつれ、手ごたえのある素晴らしい経験だったようで、1ファンとして本当に嬉しかったです。あの萩ちゃんが舞台で泣いてしまうというお姿を聞くことができるとは・・。萩ちゃん本来の、そしてこれからの萩ちゃんの姿の可能性がそこに現れていたのかなあと感じました。
そして、更に、大千穐楽後の、演出の西田さんと谷口さんのツイートがまた嬉しくて。
ディスグーニー『PSY・S』
— 西田大輔 (@tonobiyori) November 25, 2019
全公演を終え、新たな目的地に向かいます。
かけがえのない仲間たちと、また出逢う事ができました。
まだまだ、宝がいっぱいあります。
だから、航海は続きます。
是非、またこの船に一緒に乗って下さい。#サイズ pic.twitter.com/Lo7L95525J
DisGOONie『PSY・S』大千秋楽。7つ目の航海が幕を閉じる。新たな海賊仲間・萩谷慧悟。今回の旅は間違いなく彼の物語でもあった。未だ見ぬ航路を指し示してくれた慧悟ドイルと、最後まで旗を掲げて進みます。ご乗船、心よりお待ちしてます。 #サイズ #萩谷慧悟 #谷口賢志 #ディスグーニー pic.twitter.com/cAqkF7ynDA
— 谷口賢志 (@tgms_twinews) November 25, 2019
西田さんのツイートにはドイルのお写真が、谷口さんのツイートには「萩谷慧悟」のお名前がくっきりと記されていて更に涙があふれてきました。本当によかったです。この舞台だったからこそあった、萩ちゃんの活躍。まだまだこの物語とドイルを演じた萩ちゃんのことを考えていこうと思っているところです。本当にありがとう、ディスグーニー。また会おうねーー!!
そして、大千穐楽が終わった夜半。萩ブロも更新されました。
本当に心から楽しかった様子が、「大好き」と公言できる人々と一緒にお仕事できた、お芝居できた喜びがブログから溢れていますね。あぁ、大阪公演行きたかった~。ディスグーニーと言う素晴らしい船の上で、素晴らしい先輩たちと一緒だったのも喜びの大きなところでしょうけれど、きっと萩ちゃんにとってひとつ大きな節目というか、自分の実力の伸びやカンパニーへの貢献度みたいなものが実感できたのではないかと思うんですよね。これまで自分の中の能力を育ててきた青年が、外の世界や社会の中で「やれる!」、「できる!」と実感できる場を得て、はじめて外に立ち向かう力を発揮できる大人になっていく。その瞬間がこの「PSY・S」という舞台だったのかもしれません。誰もが通る道であるけれど、萩ちゃんのそんな瞬間を見ることができたのは、ファンとして本当にうれしかったです。
さて、私の観劇は東京公演の11月14日ソワレと15日東京千穐楽が最後になりました。まだまだこの素敵なお芝居とは萩ちゃんの感想を書いていきたいのので、まずは、その時のメモを書いておきますね。相変わらずの萩ちゃん中心ですみません・・。
11月14日ソワレ
- カテコのご挨拶はトビーの書川さんで、西田さん、洋二郎さん、良子さんがやってらっしゃるワークショップのご出身とのこと。聞いてる良子さんがもう泣きそうになってらっしゃいました。
- 今日の萩ちゃんのオープニングとエンディングの語りが本当によくってねえ。爽やかさと真摯さ迫力ある抑揚。本当によかったー!
- 萩ちゃんの殺陣がますますカッコよく。回し蹴り凄かった!
- 萩谷ドイルの気取りが上品に入った立ち姿、タメのある腕の動き、指先の角度ニュアンスまでしっかりコントロールして、すーっと目線を客席に向ける清々しさ。少し背伸びして未来を世界を見つめる視線が本当にいいなあ。
- 約束の花をドイルから差し出されたメアリーの目から涙がポロポロっと涙が溢れ落ちて本当に綺麗で。その後二人で座って、メアリーの頭を撫でながら抱きしめてるドイルも泣きそうだったなあ。
- 記憶が戻ったディマリアもポロポロ泣いていたなあ。
- にしても、ルパンとディマリオの切っ先のラインの違いが痺れる・
- 今日の警部の被り物はボール紙で作った帽子の前面に昨日の100円の飾り物がついたもの。娼婦館の帳場の机(ドイルが隠れるやつ)が上手から運ばれてくるのですが、その後ろに首だけ出してご登場されました。そして、前飾りがぽろっと取れてしまったのが異様に可笑しかった。
- 推しの出番が多い演目だからかもしれないけれど、3時間がちっとも長く感じない。語るべきことをしっかり語り、楽しく横道にそれ、俳優さんの力技も魅せながら、ダンスやアクションもきちんと見せてくれている。詰め込み過ぎない、急ぎ過ぎないちテンポ。たっぷり演劇を楽しめる贅沢な舞台。
11月15日東京千穐楽
- 色んな感慨がありすぎて、なかなか言葉にできないかも・・「言葉よりものってあるからって」リオンが言ってくれているけれど、本当にそうだな・・。前事務所時代にLove-tuneの十八番の曲の題名と同じ。泣いちゃうね・・。
- 昨日今日とドイルの語りが本当によくって。ダイナミックになってきた抑揚。強い音と弱い音の差の大きさ。歌うように、でもリズムは正確で。劇場の空間を支配できるかのような、空を開くような語りだった。これがまたDVDで見ることができると思うと本当に嬉しい・
- 衣装の素晴らしさと一人一人のヘアスタイルの素晴らしさ。女性陣の素敵な髪はもちろんのこと、あのドイルくんの素敵な髪型のセットやディマリアさんの縦巻くるくるパーマにはすっごく時間と手間がかかっていると思うのよ・・。
- 東京千穐楽のゴム人間萩ちゃんなドイルを忘れない(ワトスンに肩揉んでもらってるとこです)。
- 偽ルパンのとこ。教授がサクランボをフルで踊る。「けいごと大佐」は知らなかったと教授が激白。で、大佐がけいごとは?と慌てて聞いてたw
- たぶんにひいき目なんだど、萩ちゃんの最後のご挨拶が本当にしっかりしていて。それぞれの人の色んな思いが詰まった挨拶になったんだけれど、それを引き受けつつもポジティブな言葉でとても大事なことを伝えられたのはよかったなあ。
- 栗山さんがこのメンバーでサイズの続編やりたいって最後列にいらっしゃる西田さんに大きな声でお願いしていて。座長がそう思ってくださっているなら本当によかったなあと。
- 初めてディスグーニーを見させてもらって、今回の舞台は適材適所の二乗くらい全員役にあったなあと。それは若くてまだまだおこちゃまだけどまっすぐで愛の深いドイルくんもそうで。そんな萩ちゃんにぴったりの役柄のある脚本が17年も前に書かれいたなんて。そこに出会えたありがたさ。
- 7ORDERメンバーが出演する一つ一つの舞台が冒険なんだな。出会いは運命。出会った仲間たちと力いっぱい頑張って欲しいし、みんなそれができる子たちだから信頼しかないな・・。
- とにもかくにも、早くまたみんなに会いたい。また会おうね!ディスグーニー!!