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Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

初めての上海虹橋芸術中心への旅

 7ORDERの上海ファンミで初めて上海虹橋芸術中心(センター)に行ってきました。この場所自体もですが、上海も中国も初めての経験だったので、ちょっとだけメモを残しておきます。結論としては、いや、思っていた数倍、簡単に気持ちよく楽しく行ける旅になりました。お金はそれなりにかかるけれど、パスポートもいるけれど、いろんな点で、ハードルもあまり高くなく楽しくもちろん劇場もよく、最初の遠征にはうってつけだなあって思いました。今回の旅で気づいたことなど、少しずつ書いていこうと思います。

①旅程とフライト

 9月27日午前ANA便で羽田から虹橋空港。27日夜と28日昼公演に参加。28日深夜のANA便で浦東空港から29日朝5時過ぎに羽田着。1泊3日でした。チケットはANA正規で一番安いのにしたのですが往復で9万円ちょっと(浦東往復だと8万円弱)。時間に余裕があれば,格安チケットやLCC(おそらく5万円くらい)を使いたかったんですが、何しろ時間がなかったのでこれにしました。これからコツコツとお支払いの予定(笑。

 ちょっと盲点だったのは浦東からの深夜便。オンラインチェックインが不可だったのですが、空港のカウンターが開くのが出発の3時間前。浦東空港のターミナル2(出国前)は待つ場所が少なく、電源もなく、レストランも今いちで時間をつぶすのがちょっとしんどかったです。中に入ってしまえば、電源いっぱいあるし、空間に余裕があるし、スタバも免税店も夜中の12時過ぎまでやっていて快適だったんですけれどね。もっとギリギリに空港にくるようにすればよかったなあって。

②入出国

 初めての中国入国。これが意外と簡単だったです。イミグレーションで指紋と顔写真は撮りますが、オフィサーからの質問もなく、するっと入国(入国カードはあります)。中国語はいりません。アメリカより全然簡単です。一方で、出国は荷物検査が大変でした。なぜかキャリーケースを持ち込む人が多く、中を開けさせられていた人も多くて、列が進まないったら。中に入るまでに1時間ほどかかりました。出国検査自体は顔写真の照合だけって感じです。

②2つの空港からのアクセス

 飛行機が到着した虹橋空港のターミナル1から劇場がある地下鉄2号線の娄山关路駅までは一度地下鉄10号線でターミナル2の駅まで戻り、そっから2号線に乗り換えるというひと手間がかかります。そこで、虹橋空港から劇場近くのホテルまでタクシー移動しました。虹橋空港の到着ロビーから左手にタクシー乗り場があるので、そこに並んでタクシーを待ちます。係りの人がいるので、その人の指示にタクシーに乗ると。ホテルの場所は予約したエクスペディアの用紙で運転手さんに伝えることができました。そこは、若い運転手さんでよかったかも。道が割と空いていたせいか20分くらい36元(600円くらい)で無事到着。上海の道は通りの名前の看板が頻繁にでてくるので、地図が得意な人は地図をずーっと見ていれば土地勘が得られやすいかも。

 ちなみに劇場は娄山关路駅を出た大きな交差点(天山路と娄山关路の交差点)にどーんと立っているので迷うことはないと思います。地上に出て、1分歩いてわからなかったら迷っているというのは本当ですw。大きくて、立派な建物です。

 帰りは夕方5時過ぎに劇場最寄りの娄山关路駅から夜景が素晴らしい外灘に寄って、浦東空港まで地下鉄2号線で行きました。娄山关路駅から外灘最寄りの南京東路駅まで約10分ほどで到着。代金は3元。南京東路駅から空港までは40分くらいかかっていたと思うんですけど(うとうとしていてあまり時間を見ていなかったw)、なんと7元。本当に安いです。そのせいか、切符の自動販売機は1元と0.5元のコイン専用のもあるので注意が必要。自動販売機は路線が路線図がでてきて、行きたい場所をタッチするタッチパネル式なのでとってもわかりやすいです。きっぷは紙なんですけど、入場する時にはスイカみたいに上側のタッチパネルにピッと当てる方式ですのでご注意を~。

 今回、初めての中国だったんですが、駅名が漢字なのが本当に日本人にとってはわかりやすくて嬉しいですね。なお、今回はたまたまだったかもしれませんが、2号線の電車は全部浦東空港行きで迷わず乗れたのもラッキーでした。ともあれ、上海虹橋芸術センターは地下鉄2号線(緑の路線)で両空港にも最大の観光地外灘にも行けるのでめっちゃ便利です。

③お金のこと
 羽田で両替したんですけど100元札のみと言われ、現地で本当に使えるかドキドキしましたが、空港のカフェ、街中のファミマや可愛いカップケーキのお店では拒否られなかったのでよかったです。ただし、地下鉄の切符は100元札は使えないそうです。って、地下鉄の券売機多分、10元くらいまでしか入らない気がする(笑。上海に到着したら、まずどっかでお金を使う必要がありそうです。私は空港のカフェでお茶しました(笑。

 ネットの情報で上海では現金はお店で拒否されることも・・って書いてあるものが多い気がしたのですが、今回の旅では現金で全部いけました。クレジットカードも虹橋付近のホテルでの昼食と空港のレストランで使ったのですが問題なく使えましたね。一方で、中国でよく使われていると聞いていた銀聯カードを作って持って行ったのですが、なかなか銀聯のマークを見かけることがなく、聞くこともできなかったので悲しいかな出番がなかったですね。今の上海、圧倒的にpay払いが優勢ですね~。次に行くときには中国でのpay払いが可能になっているといいな。

 さて、現金をどのくらい持っていけばということですが、私の場合、600元持って行って、1日目に虹橋空港からタクシー移動して、お昼と夕ご飯と食べて、缶バッチ3つ(120元)買って、夜飲みのビールとお水とウーロン茶(台湾ウーロンでほんと美味しかった)とおつまみ買って、全部でだいたい300元くらい使っていました。2日目にカードでちょっと贅沢なホテルご飯を食べたりしたりもあったけれど、150元くらいのお土産も買って、結局30元ほど残りました。2日間の旅行には十分すぎるほどでした。

WI-FIのこと

 中国ではツイッター、ライン、グーグルなどが規制で使えないので、羽田空港でグローバルWI-FIを借りていきました。2日間1日1ギガコースで諸費用合わせて4700円ほど。虹橋空港のカフェを出たところでWI-FIをセット。さくさく日本にいるのと変わらない感じで通信可能。1日目は携帯とパソコン、そしてお部屋でFC顕嵐ちゃんお誕生日動画を見て、約950メガバイト(動画が500メガくらい)でした。2日目は携帯と軽くパソコンで300メガ。私の場合はたぶん1ギガコースで問題なさそうでしたね。        

⑤ホテルのこと

 劇場から400mくらい離れたホリデイイン上海虹橋セントラルにしました。一泊諸費用込みで8000円(朝食なし)。ダブルベッドの部屋でしたが、シングルベッド2つにすることもできるので、2人で泊まったらかなりお得かなあと。綺麗な部屋、水回りもしっかり、アメニティもちゃんとしていて、タオル類もふかふか、バスローブまであって、内容充実でいいホテルでした。浅い西洋タイプですがバスタブ付きでシャワーの出もよく、ペットボトルのお水も2本サービスでついていたのもありがたかったです。フロントでは自分のカタコト英語でも対応してくれました。

 劇場からホテルまではメインストリートを通れば公演終わりの夜も歩いて帰ることができるくらい賑やかなので、上海虹橋芸術センターメインの人ならおすすめかと。ひとつだけ言えば、携帯は大丈夫だったんですが、パソコンの充電はできなかったので、変圧器あればよかったかなあと。

⑥ご飯と食べ物のこと

 食べたご飯が、1)虹橋空港のレストランでホットの杏仁ミルク(25元ほど)とソーセージ&チャーシュー蒸しご飯(38元)、2)百盛優客城市広場(芸術センターの西向のファッションビル。マルイみたいな感じとても賑やかでリーズナブル)の地下のレストラン街のえびワンタン(飲み物込みで30元くらい)、3)ルネッサンス上海揚子江ホテルの満福楼の中華コース(1人250元:土日お昼のコース)、4)劇場から1kmほど南西にある可愛いカップケーキ屋さんでケーキとアイスコーヒー(1人60元くらい)、5)百盛優客城市広場の中の美珍香というお店のビーフ&ポークジャーキー(50元くらい)、6)浦東空港出発ロビーのレストラン(140元くらい)、7)空港内のスタバのピーチティー(30元くらい)、でした~。

 6)を除いて(そいえば空港って、羽田も成田も仁川も美味しくないですよねw)どこも美味しかったですねー。中華大好きなのでほんと楽しかったです。すぐにも上海虹橋にもう一度行きたいくらい。中でも一緒に遊んでくださったフォロワーさんが見つけてくれた満福楼の9品中華コースが素晴らしくってですね。目新しさと美味しさとお値段のバランスが良すぎて~。西湖龍井茶もいただけたし、本当に満足度高かったです。あと、色んなブログとかでも取り上げられている元々はシンガポールのお店、美珍香のソフトなジャーキーがすっごく美味しかったんですよ。甘めで、スパイシーで、色んなお味があって。日本には持って帰れないので、本当に日本にお店いっぱい出してほしいと思いました。あと、上海のファミマで買った烏龍茶。ウーロンは台式ってあってホントに香りが自然によくて(シャンピンウーロン系)美味しかったです。日本と違うものがたくさんあるのでお勧めでした。

 で、今回色々と感動したのが、上海のお店の方々の接客のよさ、優しさ。自分もそうでしたが、まったく中国語できないと、注文するのが大変なんですね。金額言われてもよくわからないし。だから、ご飯屋さんはメニューを指さしできるところになっちゃうんですけど、でも、言葉だけでなかなか通じなくても店員さんがなんとかわかってくれようと頑張ってて笑顔なんかもあったりして、凄いありがたかったんですよ。ホテルでのランチの時には、ちょっと時間が押してきたので、早めにお食事を出してくださいと、身振り手振りと筆談でお願いしたら、その通りにしてくださって、本当にありがたかったです。もっと中国語勉強しなきゃなあってつくづく思いましたね。個人的には、筆談できると少しマシなので、メモのご持参が吉かと。あと、グーグルなどの翻訳ソフトも使えていましたよーー。

⑦虹橋の印象
 そんな訳で駆け足で行った上海は虹橋付近。とってもいい印象で1泊3日の旅を終えました。その一番は、虹橋の街がちょうど自分に合っていたのかなと。劇場からちょっと西方面に歩くと日本の大都会と全然変らないおしゃれなショッピングセンターがあったりブランドショップもあって、青山や六本木のような雰囲気。劇場の周りは少し庶民的で日本人もご飯食べやすいお店も多くってそんなに高くなくって原宿や渋谷みたいな感じ。そして、劇場から東側にに歩くと急に下町感でてくるんですよね。一階に一間だけの小さな商店が並んでいるアパートが立ち並んでいて、おじさんやおばさんもたくさんいたりする、ちょっと昔の日本のにぎやかだった地方都市のようで、おばちゃんには親しめる雰囲気あってよかったです。

⑧外灘

 最後に、夜景で有名な外灘をちょっとだけ観光。大丸前から歩道が一方通行になるんですけど、本当に人多いー。初詣並みでした。世界各国から観光に来ているんだなあって思うとやっぱり色々と考えてしまいましたねー。そんな訳で人が多いってのが感想でしたけど、7ORDERのメンバーが深夜に来ていたらしく、そのお写真がすっごく綺麗で、次にはそうしてみようと思うのでした・・。いやー、上海よかったです。