ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

一緒に仕事をした仲間として

 斬月の舞台で共演する千田くんが、「萩ちゃん」のことを語ってくれました。

  本当に、本当に嬉しかった。ジャニーズJrとして同じ時を過ごしてきたことを語ってくれたこと、その時を「仲間」と語ってくれたこと、また出会えて一緒に仕事することを喜んでくれていること。その一つ一つがとても嬉しくて。千田くんのお人柄の大きさに涙がにじむほど感動しちゃって。
 私がジャニーズを見るようになったのが2015年の秋だったからJr時代の千田くんは全然知らなくて。でも、ごく最近、千田くんのテニミュ千穐楽のブログを読んで、彼の真摯な姿に打たれてしまいました。ぐさっときました。ジャニーズを辞めて、どれだけ大変で、どれだけ頑張って、夢を繋いできたのか。そして、今この舞台に臨んでいるのかが手に取るように感じられる文章。背筋がきゅっと伸びる様なブログでした。

 そんな人たちがひしめくところに、そこまで舞台でのお芝居のキャリアのない萩ちゃんがしゅっと2番手として入ってきた今回の斬月舞台。それに、外から見れば萩ちゃんがどういう人としてそこにいるのかもよくわからない状態でもある。キャストのみなさんは一体どういう気持ちなんだろう。やっぱりいい思いはしないよなとついつい不安になるファン心でした。

 もちろんファンだから、どれだけ萩ちゃんがジャニーズJrとして頑張ってきたか知ってる。去年1年どれだけ大変だったかわかっているつもりではいる。2014年のドラマSHARKⅡの晴也のあの涙の演技はとても自然で感動的だった。2017年のユメアイ舞台での滑舌のよさは今でも耳によみがえるほどで。でも、オーシャンズ11の舞台ははもう何年も前。らぶになってからもジャニーズの舞台はたくさん出演しているけれど、そんなに出番もセリフもなくって。らぶの萩ちゃんと言えばドラムと音楽のリーダー的存在というイメージが強い。スティールパンもバンドに入って披露できるようになったくらいだもの。でも、そんな状態だから、自分がこの舞台のキャストだったら本当に複雑な気持ちになると思う。芸能界ってそういうところかもしれないけれど、もやっとするよ、自分なら。なのに、千田くんは萩ちゃんのことを「仲間」と言ってくれた。そして、一緒に作品を作り上げる仲間として、手を差し伸べてくれている。なんて大人なんだろう・・・。凄い人だなあと、感動してしまった。
 きっと、萩ちゃんや千田くんだけじゃなく、みんながみんな、場所が変わっても、夢は変わらず、自分のキャリアを積んで、その夢を叶えようと頑張っている。なくなってしまった時間なんてなく、過去も未来もこの現在に繋がっている・・そんなことを実感させてくれた千田くんのブログでした。