ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

最近、現場で思ったこと。

 メンバーの退所が決まってから2回現場に行って。どちらももしかしてらぶめんが出演するかも?と思って申し込んでいたのですが(往生際の悪いw)、その前に発表があって、ある意味、心を落ち着かせての鑑賞になって、よかったのかもしれません。とはいえ、色々と思うところがあったので、らぶ担目線ではありますが、メモしておきたいと思います。本当に個人的な思いのメモです。

 まずは12月8日に行ったジャニアイ。二幕の途中までが本編、後は完全ショウタイム。前半は国王になったキンプリが自分らの統治力が低く乱れてる国を立て直すべく旅に出るお話。がりさくが「下々の者は貧しくてこうしてスリをしてでも生きていくしかない」「こんな国から出ていった人たちもいる」というからびっくり。らぶのことも入っているのかなあと、ジャニーさんの心持はいかがかと思うんだった・・。そして、ヒンデンブルグや戦争やいつものメニューを軽くやり、たどり着いたのがずっと大人にならない子どもたちだけの国。楽しく明るく希望にみちた国をみて、自分たちは大人としてこの世界を守っていかなくてはいけないと心に誓う王たちであった・・というお話かな。ダンスやレビュー中心でお話はほんと少し。    

 前半はキンプリ5人がそれぞれに出てきて見守り役みたいなポジションで、お芝居的なところの中心はハイビーの面々。またそれより5忍者とちびちゃんたちのウエイトが本当に多い。極めつけは映像だけで出てくるハーフっぽいとっても芸達者な男の子。この子達を見せたかったんだなあと頭がクラッとしたw。あと、林れんくんが無所というか、ちびちゃんたちのリーダーの位置にいたなぁ。毅然として、アクロもダンスもカッコよかったよ、凄く存在感があった。色々と世代交代なんだろうなあ。

 兄組3組は本当に前半ではお話に絡まない。ライフルドリル(のえさんが死ぬほどカッコいい)やスネア隊とかスキルフルな部分を彼らだけでやってる感じ。ひーくんの戦争のセリフが本当によかったんだけれど、ちょっと切り離されている感じがしたのは、自分がらぶ担だからなのか。キンプリメンバーのソロのバックに兄組が個々につく演目はカッコいいけれど、専科の方々に特別に踊ってもらいました感。ショウタイムではグループでの演目で若い子と本当に絡まない兄組だった。ただ、最後のLGTTでは兄組が最前に立ってカッコよかったけれどね。舞台を組み立てる役割はもうないのかなと、世代交代感を肌で感じたのだった。

 その分、舞台を組み立てる役割として侍くんたちがいるのだなあという配置なのかなあ。でも、兄組に並ぶわけでもなく、ハイビー世代に並ぶわけでもなく。色んなところで頑張っていたけれど、この世代の子たちがあまり目立っておらず、もっと侍くんたちを彼ら自身のカラーで推して欲しいなあと思うんだった。かなり好きだったまえこうくんが抜けて、そこに入ったのが矢花くん。はしソロの時の矢花くんへの萩ちゃんのお兄ちゃんぶりが本当に好きだったので矢花くんの応援に行ったのですが、ホントに楽しそうで。小芝居も頑張ってたし、大階段降りてくるときのお顔の輝きは一番だったなと。リズム感がいいから、立ち位置どぎまぎしてもちゃんと収まるのは素晴らしいなあと。侍がバックにつくダンスに参加できなかったのはちょっと残念だったし、メキメキとダンス上達中のメンバーについて行くのは大変かもしれないけど、音の掴み方が好きなダンスをしてくれるので、頑張って欲しいなぁと思ったのでした。

 二幕はオリンピックを意識してのジャパネスク風味を乗せたオリ曲中心のショー。できれば、もっといつもと違うものを見せて~って思ったんだけれど、1月に予定されているタッキー演出の変更のためなのかなあ。。。。にしても、子どもではない大人に徹する兄組がちょっとだけもどかしくって。彼らもまだまだこの舞台の上で果たしたいことがあるんじゃないかとちょっと思ってしまったりしたのは、自分がらぶ担だからなんだろうね、きっと。今回の舞台を見て、ジャニーさんには大人と子どもという概念があるけれど、青年っていう概念はないんだろうなあと。大人の能力は十分にあるけれど、そこから社会に出て自立するまでの青年という過程がわからないというか、目に入っていないんだろうなと感じたかな。だから、ここにらぶがいないことには何の不満もなく、ここから飛び出していったことはよかったんだんだろうなあ、道は険しくても・・ととっても落ち着いた気持ちで見ることができた2018年度のアイランドでした。

 さて、12月15日はキスマイ東京ドーム初日。思った以上に夏のツアーと同じ演目が多かったけれど、無事にそれをやり終えて、一回り成長した(なんて上から目線w)7人が中身の詰まったライブを見せてくれた気がした。夏よりも、宮玉千の役割がとっても多くて、評判のユニット曲だけじゃなくて、玉ちゃんの美しさと逞しさとMCで一歩前に出ていくとことか、千賀チャンプの歌のすばらしさとか、前面に出てグループを引っ張っていく宮田くんとか、兄さんたちも含めて、全員の成長と自信が凄く伝わってきて、全体見てもゆるむ時間が本当に少なくなったなあと感じたなー。ダンスと歌と7人のキャラクターで、大仕掛けがなくても、しっかり魅せることができるライブ。たぶん、このすぐ先にも、ライブはキスマイ、みたいな時代がやってくるんじゃないかなあと思ったりしましたよ~。

 またね、バックのJrたちが本当に素晴らしくって。終わりのクレジット映像で、Jrのトップにきた根岸葵海くんがひっぱるバックJrたち。みんな気合のこもった、カッコいいダンスを披露してくれていて、いや、もう名前のあるグループの子たちと全然劣らない、もしくはエネルギーでは上回っているんじゃないかと思うくらいのカッコいいパフォーマンスだったなあと。ほんとねえ、根岸くん、どんどん色っぽくなっているし、笑顔もいいし、リーダーシップあるし、とにかくダンスがカッコよかったわー。他の子たちもほとんど名前がわからなかったけれど、一人一人が武器を持っている感じがすっごく伝わってきた・・。そして、ふっとその彼に視線を奪われた時、いや、梶山くんか??と真剣に思って心臓バクバクしたくらいの彼。ツーブロ刈り上げ、色黒、体軸のひねりを聞かせたポーズと、野性味のある動きがねえ・・ほんと梶山君みたいだった。ほんとにね、ジャニアイでも思ったけれど、どんどん魅力のある子が出てくるんだね・・ジャニーズって。

 そんな風に双眼鏡でJrを追ったりしての観戦だったのだけれど、本当に楽しかったしという思いと同時に、この子たちが素晴らしいからこそ、もう掛け持ちはできないなあとも思って、胸がシーンともしてしまって。こんな風にきっと彼らは自分の人生とキャリアをかけて、このステージを盛り上げてくれている。本当に素晴らしい。でも、数年後にはジャニーズのステージにはいられないかもしれない。その時、自分が今、はぎちゃんとらぶめんを追いかけていきたいと思っている気持ちと同じように、彼らをずっと応援できるかといったらそれはきっと難しい。そこまでのキャパは自分にはない。そして、自分はやっぱりらぶと萩ちゃんの応援に専念しようとどっか心に誓っちゃったのでしたよ。

 そして、ペンライトの灯りで真っ白に染まる冬のドームを、空から降ってくる色とりどりの風船が埋め尽くすアリーナを、広いドームを縦横無尽に駆け巡り、会場を掌握するキスマイメンバーを見て、Love-tuneにも、萩ちゃんにも絶対この景色を見せてあげたい。一緒にここに来たい!と心から思ったのでしたよ。Love-tuneが願ったドームのライブ、そこにたどり着くまでの時間を一緒にいられたらなあと思う素敵なキスマイライブでした。