ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

スタッフさんも覚悟と気合(ステナビ2017年vol18より)

 2017年もあと1週間になりましたが、みなさんどのようにお過ごしでしょうか?カウコンに行く人、デビュー組のライブに行く人、新年1月1日からの帝劇公演の準備に入っている人、関西Jrの新春公演もありますよね~。もしかするとマッチのディナーショーに行く方もいらっしゃるかもしれない・・。色々と先の楽しみに心踊っている方も多いとは思うんですが、自分はまだ10月のZeppのことを引きずっております。ジュニア情報局のZepp動画も見るたびにいまだに感動しちゃうし、何より膨大な雑誌記事を噛み噛みしていることも大きいのかもですー。中でも本当に凄かった、2017年vol17のステージナビのLove-tune記事。すでにいろんな方がブログにまとめていますが、自分の記録用に少しメモしておきます・・。

 ざくっと内容をまとめると、①7人のLove-tune結成についてのお話(色々と思うところはあれど、とても個人的な感傷だけれど5月21日クリエ時の萩谷くんの思いが色んな意味でありがたかった)や、②7人になって各人の個人仕事も大切にすることを理想と掲げるも現実はなかなか厳しかったお話(個人的には萩谷くんと顕嵐ちゃんに共有できる思い出がある、それが大変なことであっても、と言うのはよかったなあって)、③Zeppに向けての7人の思い(真田くんの「自分達の音を持ちたい」という思いの素晴らしさと、色んな場面でのメンバーのぶつかり合い(主に真田くんと萩谷くん)の生々しさ)、④Zepp公演でのスタッフさんたちの本気、⑤Zepp終わっての各個人の思い・・の5部構成。ほんと色んな意味で分厚いインタビューだったなあと。

 この中で色んな意味で印象に強く残ったのが、Zepp公演におけるスタッフさんたちの多大なる働き。Love-tuneのインタビューではスタッフさんたちのことも色々と教えてもらえるのがとっても好きなんですが(Jr祭りやクリエの衣装や舞台装置のお話とかよかったですよね)、Zeppでの関わり方はまったく違う印象がありました。主な点は2つ。

  1. より専門的なスタッフさんが、らぶのためだけに働いてくれた。例えば、照明スタッフはライブハウス が得意な方で、アリーナも手がけていた方だった。音響スタッフはバンドを多く手がけてきた方だった。
  2. 毎日、スタッフさんの非常に濃いダメ出しをもらった。ステージが終わると、スタッフさんが全員僕らの楽屋に入ってきて「じゃあ今日のダメだしをします」。帰りのバスの中も反省会「じゃあ、明日はこうしようか」と言ってくれて、更には次の日、 行きのバスの中でも「じゃあ今日はこうしよう」と・・。

 みんなが言っているように1はLove-tuneとしては初めての経験。グループが大きくなっていく時の本当に大事な一歩だったように感じます。ファンの立場から見て、凄く嬉しかったのが彼らの等身大の姿を比較的ストレートに見せてくれる、聞かせてくれる環境づくりだったこと。それがあったからこそ、ファンもらぶめんと一緒になった気持ちになって、あの熱狂の中に没入できたのかなーって感じました。

 そして、本当にびっくりした2のお話。当然のことながら、スタッフさんたちの本気が凄かったんだなあって。きっと初日の様子をみて、Love-tuneがちゃんとできると確信したからこその怒涛のダメだしだったんだろうなって。これまで、ここまで強いスタッフさんの姿勢を聞いたことがなかったから、本当に嬉しかったですね。スタッフさんから「Love-tuneというタレントとして色んなも のを提供していかなきゃならないんだ」と言われたというお話は、メンバーとスタッフが共に「Love-tuneというグループ」を完全に認知し、向き合い、外に打って出ることを確かめ合っている感じがしました。前にらじらーで安井くんが言っていた「覚悟と気合」という言葉はスタッフさんにもきっと共有されていたんだろうなあと、らぶが大好きな一ファンにとっても嬉しい言葉だったですね・・。

  そんな風に短い期間だったけれど、本当に熱く激しく、大きな経験を積んだZepp。それをまるっと感じさせてくれた多くの記事に感謝です。本当にファンにとっても忘れられない大きな出来事になりました・・。最後に、各人コメントへの感想を書いておきますー。ぜひお手にとって読んでください。本当にひとりひとりの個性が素晴らしい。

長妻くん
 「ライバルは芸能界、音楽界全体」っていう当たり前だけれど大きな見方をこの年で持てるのが本当に頼もしいなあ。長妻くんって、見えないものを感じて追っていこうとするところがあるなあってよく感じてて。「譜面にない音を自分で考えたい」って言ってるんだけれど、きっと自分で感じているんだろうねー。見えないもの、大きなものを、どんどん追ってねー。

顕嵐ちゃん
 ファンの「待ってました!」という思い、ファンの「多幸感」、ファンが「絶対好きな好きな曲」。ファンの「思いに応えていられるのか」。ファンの思いを敏感に感じとって、それに応えていきたいという気持ちが溢れていたなぁ。また、メンバーと一緒に一つの目標に走っていけたことを何より夢のようで嬉しかったという顕嵐ちゃん。本当に人の「思い」をを大切にできる人だったー。フロントマンとしての覚悟と気合、感じました。

萩谷くん
 「(Zeppには)常に音楽に向き合っている方がいっぱいいる。」。今いる場所への尊敬の気持ちを具体的に表現してくれる萩谷くん。、自分たちとファンというコアなところのすぐ傍の周囲を尊敬を持って見つめてる人だなあって。「Love-tuneというタレントとして」というスタッフさんの言葉を伝えてくれてありがとう。本当に嬉しかったー。そして、ダメだしにへこみながらも、次の公演のことも考えて布石を打つ萩谷くん。その誠実さと現実認識のバランスが本当に好きなんです!

美勇人くん
 「見ている人を圧倒する、ファンを引っ張れるパフォーマンス」、「気持ち、プライドでは絶対に負けたくなかった」。パフォーマンスへの自負とプライド。それがあるからこその努力。「ダンスとバンド、その2つに優劣はつけられない」、「目の前に100%の力を注げないのなら先はない」と言い切る迫力。本当に強い言葉に凄みがありましたね。セトリの折衷案のお話、「思っていることをメンバーに伝えられたのは大きかったです」と。伝え合おうと努力してくれるのが素晴らしいな。

諸星くん
 「Love-tuneになってから始めたサックス」、「2週間に1回個人レッスンを受けている」、「毎日サックスを触るようにしている」、「1日2~3時間の練習」。今ではバンドの「うわもの」としてファンの心をキャッチしまくる諸星くんのサックスの秘密「音色を会場に響き渡らせ」「音が楽しめるようになった」た諸星くん。歌を歌ってるときと同じように、のびのびと音楽を楽しんでいることがしっかり伝わってくるんだよな。その楽しさこそがLove-tuneの楽しさの核だなー

真田くん
 「気持ちに血の気が上がって、じわっと体温があがって」「音の舵を握ること。伝えたいのは言葉じゃなくってギターや音」真田くんの言葉は体感とロマンに溢れていて、読み手が勇気付けられ、気持ちがアガッてくる魔法の言葉。。「萩ちゃんが正確にビートを辿ってくれて、俺はその音にどう味付けをするかという役割」とLove-tuneバンドの音作りを伝えてくれる。そして、「圧倒的に技術力が足りないことも思い知った。それが収穫」と明日を見据えてまた向上しようとする意思。

安井くん
 「一番最初に考えたのはエンディング。」「何を持って成功なのか」Zeppを単なる体験に終わらせない精神。ステージの上でも、ステージを降りてからでも、そのチャンスをどこへ落とし込んで、それをどう噛み砕いて、どこへ行こうとするのかまで見据える意思。そんな安井くんに「初めて挨拶が出てこなかった。こういう自分がいるんだだとびっくりしました」と語らせるZeppのステージ。「全てが財産になったと強く感じ」たと言い切れる素晴らしい経験を一緒に味あわせてくれて本当にありがとう。