ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

キントレ Love-tune単独公演の演目後半編(8/4、8/6朝・昼)

 8月11日の少クラでものすごいBlack & Whiteを披露したLove-tune。EX単独、えびバック、そしてこのブラホワと毎日のように新しく鮮烈な姿を見せてくれるものだから、BBAの頭の中はすでにキャパオーバーで記憶もあいまいなんですけれど、とりあえずEXの感想をあと少し。前編はこちらです。

 

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 あと4日の感想も・・

 

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 ではでは・・ほんとレポっぽいもの皆無で感想だけだし、前後編で文体一致していないですが、ご容赦をw。

 11.Otherside(SMAP)

 さなぴギターをフィーチャーしたクリエ再びの1曲。この曲じゃなかったかもしれないんだけれど、さなぴのギターが赤のSGみたいなんだけれど、もうちょっとふわっとしてて、そのギターに綺麗な虎目が浮かんでいて、すごくよさそうなギターだったのを覚えている。何かの雑誌のインタビューで思い切って高いギターを買ったと言ってたけれど、それがこれかなあなんて。6人と一緒に踊るさなぴのギター。キャッチーでドラマチックな曲の展開をさらに加速している。あとサビでステージに7人がずらっと並んで「I love you」のハンドサインをするんだけれど、EXだとこちらは下から見上げるかたちなるから迫力も倍増して余計にカッコかったなあ。ファンもここは思いっきり腕を突き上げてすごくロックな空間だった・・。

12.SEVEN COLORS(NEWS)

 その後でキラキラのアイドルポップなセブカラ~。アザサイ→セブカラの曲調の切り替わりが本当に好きだった!。ペンラ芸をやったんだよね。みんなで一斉にペンラの色を切り替えていって。今回のペンラは全色切り替えた後に、自動切り替えに変わるんだけれど、6日の朝かな?フロアもタイミングがばちっと揃って、自動的に7色がついていくのが本当に素敵だった。初めて公式ペンラの必要性を感じた瞬間w。
 6日はみゅーさんが黄色の時に大袈裟に喜んで泣く真似をしてて、次が緑ではぎちゃんもうわーっつみんなやってくれた!みたいに騒いでいて、次の紫でもあらんちゃんがどんなもんだいとはぎみゅにドヤしてたのが可愛かったな~。

☆MCコーナー

 うわ。もうすでにあまり覚えていないんだけれどw。大阪のえびコンの帯同の時かな。夜みんなで部屋に集まって話をとなって、同室のもろちゃんがながつを誘ったら、「空男と練習するから」って行かなったんだそうだ。集合組はその後延々と色んな話をして(さなぴ曰く「『この話はやく終わらないかな~』みたいな空気が湧くくらい)、夜遅くに帰ったらながつが空男と一緒に寝ていたそうで・・。いや、本当にクリエ以降のながつって本当にキーボード頑張っていて。それを教えてくれるMCが嬉しかったな。

 はぎみゅがステッカーの小さいお顔のシールをペンラの先に貼っているって話で二人でドヤドヤしていたのはここだったかな?今回すごくはぎみゅが多くて嬉しかったなあ・・・。一種の新体制ってやつかもしれないけれど、この二人が一緒にいたずらっ子しあってるのが凄く好きなんだよなぁ・・。とりあえずはぎちゃんは嬉しいと思うw。
 Zeppのこととか、どんなグッズが欲しい?とかすぐ先の未来と言うかすでに目標となったものを、具体的にどう構築するのか、ファンのみんなもそれを考えてよ~みたいな話がいっぱいあって、どれもキラッキラしていて、「若い希望」ってこれだよな凄くBBAはジワジワしたな。本当に素敵な空間でした。

13.Love Wonderland(嵐)

 はぎちゃんがファンに振付を教える曲。ちょっぴり難しいのと(いや、ダンシング五関先生からすればレベル0なんだと思うけれどw)、なんとか伝えたくって始終テンション高めで、ときどきもう一言あればなって思ったんだけれど(「通しで」ってところが「Bパターンを通しで」やるのを言ってくれたらいいなってずっと思っていた)、それも全部はぎちゃんの可愛い、一生懸命なところを楽しませてもらえる趣向で本当によかった。可愛かった。そして、やっぱりここでもファンが全員で同じものを共有する時間を作り出す作業を意識的にやっているのが印象的だよね。

14.BOMB(千賀健永)(真田/美勇人)

 ここからユニット曲。まずはさなぴ&みゅーさんのBOMB。1日だけのらぶ4クリエの演目をここで見ることができて本当に感激だった。そして、T×Oを7人バージョンで出してきたところもだけれど、それこそ名前のない頃からの(言えば違うメンバーもいた頃からの)、そして最初の4人の頃からの取り組みを全部繋げて、今の7人に落とし込んでいくという姿勢が本当に好き。それにしても、今の純粋な大人の男の魅力を感じさせる、それもアイドルの範囲内で見せてくれるのはクールな柔らかさと熱い硬さを持つこのふたりだからだと思う。本当にカッコよかったなあ・・

15.GUTS!(嵐)(諸星/萩谷/長妻)

 もうねえ、見るたびに嬉しくなるコントな演目。落ち着いてきて滑舌のよい正統的派の切り回し役のもろちゃん、狂気度が毎回毎回どんどん増していくボケ1のはぎちゃん。そして、もうもう正統派の大きなボケ2のながつの組み合わせ。最高ですよね。コントの教科書みたいですよねw。その上、この3人のバレエターンの美しさといったら、そして、バルコを軽やかに走り抜けていく体力ったら。この3人、声も凄く伸びるから歌もいいしね~。本当にバランスの取れた組み合わせで、色んなコント、体を張ったコントもできそうな組み合わせなのが嬉しいというかファンは複雑というか。でも、ぜひつぎのコントをお願いしたいです!
16.My Girl(山田涼介 有岡大貴)(安井/顕嵐)

 その後に、やすあらのこれですよ。このふたりでこの切ない曲をやるなんて隙がまったくないというか、全く男の匂いのしない乙女の夢200%の作りは、本当に最終兵器だなって思いましたね。演出がものすごくよくって、対面するバルコニーに向き合い歌う二人が、花道を進み、ステージ上の階段に分かれて座り、それがぐーっと近づいてきて、クロスする。そして、「僕だけを見て」と対立しつつも同じ気持ちをドラマチックに吐露する。若いあらんちゃんのまっすぐな思い。年長のやっすーは少し矯めて苦しさを強調する・・素晴らしかったですね・・。

 それにしても、この3本の、「リアルな男の匂いが濃厚に漂う大人のダンスバトル」→「可愛く楽しい正統派のコント」→「乙女の夢しかないアイドル世界」って流れが完璧すぎて、総合力のジャニーズらしい世界観を見せてくれたなあって思う。
17.Tell me why(Kis-My-Ft2

 今度は7人がこの大階段にW隊形で並んで、それぞれの恋の気持ちを唄うナンバー。赤い新衣裳で。高いところでしかも階段が動いていくので大きな動きはできないものの、その分、それぞれが手の振りや少しだけの上で体の表現で恋しい思いを表現していく。Love-tuneのグループの特徴はバンド×ダンスと、もう一つ忘れてならない演技力。それが存分に味わえる演目だった。

 はぎちゃんは始終立っていて、まっすぐなまっすぐな気持ちをぶつけてきてくれる。彼の熱さとりんとした美しさに泣きたくなるくらいだった。そして、その下にいるさなぴが本当に素晴らしくって。辛く、哀しく、苦しく、そして愛おしい。彼が両手を伸ばしたくらいに抱えている愛する人のイメージの美しさに釘づけだった。きっと7人がそれぞれ素晴らしい想いを演じてくれていると思うので、ぜひこれも少クラで見てみたいなって思う。
18.僕らのこたえ~Here We Go~(A.B.C-Z

 HWGをバンドでなくダンスナンバーでやるのがカッコ良すぎる・・。どんな隊形だったかも忘れちゃったけれど、こんなにゴリゴリとアグレッシブに全員が踊り続けるナンバーもらぶには少ないのでは。赤い新衣裳の力強さに負けないダンス。はぎちゃんも芯をぶれさせずグイグイ踊っていて、目を見張ってしまった。ライブの終盤にこのダンスで踊りきるっていう姿勢がえび兄さんたちへのリスペクトを凄く感じたな。
19.Finally Over(A.B.C-Z

 定番中の定番。もうらぶに永久使用権をいただきたいくらい。何回も何回もやっていくうちに生まれるグルーヴを、バンドならではのグルーヴを内包しつつあると思う。ずっとずっとやり続けて欲しい曲。なんかね、歌っているうちに泣いちゃった。最後の終わりがもう終わっていますように、これが最後のリスタートになりますように。もう大丈夫、大丈夫って。
20.NO WAY OUT(オリジナルにしておくw)

 6日の朝だったかな・・この曲の前であらんちゃんが短いMCがあって、FOの熱狂の後に場内がちょっとシンとなったんだけれど、あらんちゃんが「うん、こういう(演奏の後に)シーンとする瞬間が好きなんだ・・」(意訳)って凄く柔らかい口調で言っていて、本当にロックが好きなんだなあって感じたんだよね。凄いこと言うなあって。熱狂の後のふっとひとりになって、その余韻を味わえる、味わおうとする人なんだなあって。でも、曲が始まってしまえば、ペンライトは持たないし、ハンドクラップだし、全員演奏モードだし、本当にロックないい曲。それとみんな歌がすごく上手くなった気がした、何気に。
21.夕闇トレイン(関ジャニ∞

 熱かった今日のライブを静かに温かく振り返るようなこの曲が本編のラストナンバー。ライブのシメの一つのかたちに相応しいこの曲って、6日を終えたら思ったんだけれど、この曲が収録されている関ジャニ∞のJUKE BOXにも、そのライブ映像にも、全然違うところに収められているのね。それを、このEXではこの位置に持ってくる。単にこの曲いい!やってみたい!!だけじゃ収まらない、ご本家の文脈を超えて換骨堕胎して、曲の新たな価値を生むお仕事。ほんとセンスいいったらありゃしない。初日の時には、これでやっすーのラストだよ説明もあったから、この大人しい曲で終わりなのかなって感じもしたんだけれど、6日で演奏があったまってくると本当にじんわりとでおちゃんとエモさがあって素晴らしい曲だなあって感じた。
 またね、こんなにバラエティに富んだ、アイドルコンサートの要素もふんだんに盛り込んだセットリストの最後に、Love-tuneのバンドに立ち返る曲で締めくくるのが、バンドファンとしては本当に嬉しかったりもして。にこやかに笑いあいながら、演奏し歌う7人が凄く凄く愛おしかった・・。

EN1.Love-tune Summer Vacation 2017スライドショー

 アンコールの前に、アイドル誌にも乗っていた館山での夏合宿のスライドショーが。さなぴとはぎちゃんがゴツイ一眼レフを持ってきて、写真を撮りまくってくれたらしいです。はぎちゃん坦なので、ギターを弾くはぎちゃんがあったのが何気に嬉しかったな。BGMは風磨くんのMy Lovin' Season。2015年のふまパラでもあったという曲だそうで。やっぱり全部つなげていくLove-tuneなんだな。そこにいた人も、あそこにいた人も、ぜんぶらぶの一員と思いたい、全部今のらぶに繋がっていると思いたい。そんなセンチで身勝手な思いがやっぱり湧いてきちゃうんだな。

EN2.I Scream Night
 さて、この回のアンコール曲は、先日の少クラ生放送でも演じたISN。やっすー、あらんちゃん、はぎみゅ、さなもろれおの順でマンション奥から登場。こちらはご本家の使い方と同じで、過ぎていく夏をみんなではしゃぎまくって送っていくという趣向かな。みんなで思いっきりジャンプして、いっぱい体とこころを動かして・・。本当にいいライブだった・・・。

 記憶違いかもしれないんだけれど、6日には4日になかった最後のシメに「俺たちと、みんなで、Love-tune!」っていうコールをやった。やっすーはみんなで手を繋ごうって言っていて、はぎちゃんがあらんちゃんの手首をぐいっと大笑いで強制的につないだのが凄く凄く印象的だったな。フロアの方はなかなかすんなりとはいかなかったんだけれどねw(千穐楽ではみんなで手を繋げたらしい。よかったね!)。

 その後のえびコンでも同じのがあって、最後にパーンと銀テープが飛んでのを経験したんだけれど、振り返ってあの風景にあのテープが舞うようにって意味もあったんだろうなって、やっぱりまだまだ新規のジャニファンは遅まきながら気づくのだったw。でもあってもなくても、本当に立派で、楽しくて、熱くて、完璧なライブだったじゃないかと思う。こういうライブを一つでもたくさん体験していきたい。繋げていきたい。それでいいじゃないかと思った2017年のEXだった。