【これが本当の再演!】
2016年10月の少クラの初演から7ヶ月ぶりのCALL再演。与えられた時間やパフォーマンスの大筋は変わっていないのに、衣装が違う、はぎちゃんのドラムが乗るセットも違う、ながつのキーボードがショルダーキーボードの空男になっている、バック演奏のアレンジも違う、歌の力強さが違う、ダンスの大きさやキレも違う、何より7人の表情やこころの中の濃さの発露がまったく違う。こんなに違う再演なんて見たことない・・本当にびっくりしました。
10月の初演だって、その斬新なアイデアや迫力はJrファンをびっくさせるものだったけれど、このすべてのものを食いつくさんばかりのエネルギーには本当にびっくりさせられました。特に、もろあられおが完全にCALLを自分のものとして表現していたように感じます。約1年一緒にやってきて、7人それぞれがこう表現したいってのが湧きだしていて表に出てきた、そんな風に感じました。これまでだって7人の力に驚かされていけれど、それは本物じゃなかった・・とつい言いたくなるような。ようやく7人の本当の力を発揮したのかもしれません。
【Love-tune call us!】
今回のCALLは、もうもう単純に7人全員が 画面の向こうの観客をひっぱりこもうとする力が凄かったのですーー。
にっこりと微笑む、地獄のような天国の使者、みゅーさん!
さなぴの指クイに逆らえるものはいない!!
やっすーのこんなストレートな力いっぱいの指クイ見たことない・・。
舌ペロも指クイも!はぎちゃんが本性を現してきました。猛々しいのになぜこんなにきれいなの・・。
がつんと踏み込んで、「男」の表情で落としにかかるもろちゃん、激盛れ星です。
あらんちゃんがメラメラと白い炎を燃やしている・・。かっこいい・・泣く。
れおれおのこの迫力。「大きい!」としか言えない。無限大の力がついに発動!!
見ている人全てを自分たちの虜にしてやる、Love-tuneの未来に力づくにさらっていくぞ・・という声が聞こえてきたような。10月のCALLは、未来が彼らを召還しにきたのですが、今回はLove-tuneがわれわれを来るべき未来へと召還しにきたのだと思いました・・。
【さあ飛び出していけ!】
くしくもこの翌日5月6日はLove-tuneの初めてのライブの日でした。4人でライブをしたあの日から、5月21日に7人になって、舞台やコンサートやそれぞれの個人仕事を積みかさねて、色んな問題を乗り越えて、「7人」を構築してきたLove-tune。歓喜と激動の1年の締めくくりがこのとんでもない7人のCALLだと思うと涙が溢れてきて。だって、7人であることの可能性を本当に見せてくれたこのCALLが一年目のひとまずのピリオド(読点)でしかなく、本当の7人のLove-tuneがこれから始まるんだって確信できたから。
結成2年目というややフレッシュな気持ちが薄れていくこの時期、そしてジャニーさんのお話にあった平野くんでさえ当分デビューはないという状況。誰もが口をそろえて今のJrは沈滞しているとレッテルを貼る。さすがに能天気な自分も2年目のらぶがどうなっていくかちょっとだけ不安もありました。でも、このCALLの素晴らしさを見て、本当に前に進んでいくことのできる子たちなんだって確信みたいなものが湧いてきました。いつも新しく、前を向いて進んでいるのはここにあるじゃんって。
今回のCALLで一番くらい好きなのは、最後のサビの部分ではぎちゃんのドラムのところから凄い勢いで飛び出してくこの光景だったりします。
らぶの思いのままに、湧き出るエネルギーを矯めることなく、外の世界にどんどん飛び出していって、その栄光を掴んでいって欲しい。その思いを新たにした、目を覚まさせてくれたCALLの再演でした。