ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

少クラ春休みSP4月6日のLove-tune「粉もん」

 ザ少年倶楽部でのLove-tune名義の初の演目はジャニーズWESTの「粉もん」でしたね~。2~3分のごくごく短い持ち時間でもうそこがすっごく残念。でも、色んな面から、今回の粉もんは、Love-tuneらしさっていうか、はぎやすさなみゅらしいというか、彼らしさ一杯というか、自分にとっての「Love-tuneのすがた」ってのが見えた気がするので、デレデレに甘甘ですが、ざくっとですか書いておきます。 

  • なんかね、冒頭のラップな関西弁、ヘタだった。みゅーさんはそれなりに、さなぴは関西弁とはいいいがたいけど最後の顔芸で「カンサイ」感を出してたんだけど、はぎちゃん、やっすーはもうぜんぜんちゃうw。特に、やっすーの語尾の「へん!」は田舎から出てきたての新米舞子ちゃんかと思うくらいで。まあ、この冬は自坦の俳優が関西弁ドラマで、とーっても苦労してて、もうマジでそれを思い出して、ツライというか、なんか縁があるなーと不思議な気持ちになったくらい。でも、毎年、朝ドラの半分は関西弁なんだし(どういう理屈?)、できないからやんないってのはないよね、がんばらなきゃね。
  • ダンスもこなれてないところが多かったと思うし、最後のタット部分もカッコよかったけど、みゅーさんの手頸の動きをマジマジと見ることができて嬉しかったけど、はぎやすみゅにはもっとニコニコして、最後まで楽しい雰囲気を保ってほしかったな。さなぴはそういうのは上手いよねぇ。確かに完成度は70%くらいだったかも・・・。まだまだやれるよね。
  • でも、中盤での、はぎちゃんとさなぴがチャラけて争うように押し合って、その上前を撥ねるようにやっすーっがドヤ顔で前に出て、さらにみゅーさんがその前に出張る。ここの部分のワチャワチャがもうすっごく可愛くって楽しくって。みゅーさんのお顔の必死さというかパワーがちゃんとバラエティのみゅーさんの味になってて嬉しくなって。Love-tuneはこういうコミック系のパフォーマンスもやっていこうと思ってるのかなと、結構、こういう路線も行けんじゃないの?ってワクワクしたけどね。
  • はぎちゃん的には、やすはぎさなみゅ(だったかな?)と一列に並んで、左右に分かれながら投げキッスするとこの、キッスの投げ方にすっごくパワーがあって、いろっぺーキメ顔で、またね、ぐっと背中を倒してるところが、もう色気ありすぎて、どきどきでしたよー。3月のサイコ&キッス魂が色気的にはちょっと足りなかったので、1カ月ぶりに「うわー、浴びたよ~っ」って感じで終われたのはよかったな。
  • 自分的には4月5日にウエストさんのハローなにわ侍を買ってそれを見ての、この粉もん披露ですっごくタイミングがよかった。あの舞台では、結成したてでまだおぼつかないという設定のウエストさんたちに、はぎやすもろみゅの東京のグループがお得意のカッコイイFire Beatを見せつけるという筋書きだったんだけれど、ちょうど昨日のリスペクトメドレーでは逆の立場になっているところ(まあなにわ侍でもホントの立場は逆なんだけれど)が、感慨深かった。おそらくウエストさんたちならではの、お得意の、面白くて楽しくて、実は難度の高いパフォーマンスに、正面きって勝負。そして自分たちのカッコいいダンスと言う持ち味も加えて見せようという心意気だったんだろうな。まあ、ちょっと完成度は低かったけどw、二つのグループの縁をもう一度見つめて、かつそれを取り込んで自分たちの武器にまたしようとしている。熱い心としたたかさと欲深さ、こういうとこがこの子たちらしいなと思う。

 それにしても、名無しの一番の時のあれだけカッコよかったパフォーマンスを、名前がついて一番最初のパフォーマンスではちょっと手放して、面白くて楽しいお笑い系パフォーマンスに挑戦したLove-tune。結果的にはまだまだだったと思うけれど、それはバンドをがっつりやり始めた時と同じ状況なのかもしれないとも思う。

 「なぜ、それをやるの?あなたたちにはもっと素晴らしい武器があるのに」とたくさんのファンが言っても、でも、彼らはきっと新しい可能性を見つけていて、そこに飛び込んでいくんだろうな。そういうすがたがLove-tuneなんだろうなと感じたお披露目パフォーマンスだった。