ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

「7 no ieeeeeee!」ファンミーティングに行ってきました

 サイコー×サイコーだったヒプステの感想がまだ書けていないんですが、行ったばかりの2019年12月2日に行われた7ORDER "FUN" meeting 「7 no ieeeeeee!」の感想を先に書いておきますね~。このファンミ、メンバーの個人のお仕事が群雄割拠し怒涛の進行の中、顕嵐ちゃんのヒプステ大千穐楽翌日というの時空ポケットみたいな日程で急遽決まったたように勝手に思い込んでしまい、比較的期待度はそこまで高くなかったんですよね。年内に7人一緒のところを見ることができるだけで御の字というか、今、忙しい7人がそろってるところを見せてくれるだけで本当にありがたい・・くらいの気持ちで臨んだ方がいいだろうなあって思っていたんです・・。

 ところが、このファンミ、楽しいっていうだけじゃなくって、とてもとても大事なファンミになりました。そのポイントをあげると、その1:「家」をテーマにして、メンバー同士の絆、メンバーとファンの絆を改めて確認できたこと。その2:最初、7人が出てきて「7ORDERでーす」と言ってくれたこと(大阪の千穐楽公演では安井くんがLove-tuneですとうっかり言ってしまったとのこと。地続きってわかってそれも嬉しかったですね。どっちも素敵なお名前で大切にして欲しいな)。その3:安井くんをはじめ彼らが「これから長い付き合いになる」って言ってくれたこと。その4:上の4人もだけれど、下の3人もしっかりファンへの熱い思いを語ってくれたこと。その5:ファンへも「自分のペースで応援していけばいい」、「気が向いたら遊びに来て」と言ってくれたこと・・になるでしょうか。これからの7ORDERや彼らとファンとの基本の姿勢を示してくれたポイントがが5つもあったという、とても大事なファンミになりました。5月22日に7ORDER projectが発足し半年を超えた時点でのこのステージ、Love-tune時代から見ても、大きな節目になる気がしました。そんなファンミ、東京公演昼・夜公演で覚えていることを簡単にまとめておきたいと思います。

①大雨のこと。

 2日からは朝から大雨。10時からの物販に並んだ方も、12時からのロビー展示並んだ方も、そして14時からの開場に向けての整列時も、叩きつけるような大雨になりました。豊洲PITは開場前に雨がよけられるスペースがほとんどないので、ほんと大変でしたけれど、トラブルの声もそれほど聞こえずよかったです。雨男がいるということなのでファンミの中でも話題になりましたけど(笑、ぜひ一度、レインコート(雨合羽)をグッズとして作って欲しいです。私はポーチひとつという少な目荷物で足元は防水の革製パンプスで大き目傘を持って行きましたが、傘の大きさもあってか比較的被害は少なくすみました。防水の靴と適切な上着、厚からず、薄からず、雨を通さず、脱いだら片手で持てるくらいのものがあるといいなあって思いました。ちなみに豊洲PITにはおおむね傘置き場がありません。あるのかもしれないですが、入場後の場所取りの中、傘置き場を探す暇はありませんので、何かしらの工夫が必要ですw。

 そんな大雨だったので、12時から物販に並んだ後は、ゆりかもめ豊洲豊洲PIT周辺には飲食店はありません)に戻ってご飯を食べたり、パン屋さんで時間をつぶすことにしたので、ロビー展示やフードをほとんど経験できなかったのが心残りです。体力勝負のスタンディングなので、しょうがないとはいえ、もったいなかったなー。とまれ、色々と勉強になりました~。

②新マスコット誕生。

 7色のマントをまとう赤ちゃんの7ORDERの公式新マスコット「オダちゃん」が登場しましたよ!

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 めっちゃ楽しいヤツだよ~。。胴体がぐるっと回るし・・。C&Rで会場めっちゃもりあげてくれるし・・。そして、会場に行った方はご存知だと思うんですけれど、Love-tune時代のマスコット、ビートくんと同じしゃべり方なんだよね。声も本当に似ていて、生まれ変わりかなーって思っちゃうくらい。常々「前世」という言い方が好きでない私なのですがw、この子に限っては「生まれ変わり」と言いたいなと。今回も長妻大先生が描いてくださったそうですよ。帝王切開して生んだそうです。オダちゃんも言っていたけど、「長い付き合いになると思うからよろしくなー」です。

③ 今回のプログラム

 OP(1234567を唄う)⇒ラジオ&ゲーム&カラオケコーナー⇒コント⇒バンドライブで1時間45分くらいでした。7色のパーカーを来たメンバーが登場し、まずはOPではさっそく先日のイケダンイベントで披露された「1234567」を唄ってくれました。本当にオープニングにぴったりの自己紹介RAP。またね、あらんちゃんがその時よりも100倍くらい上手くなっていて、さっそくヒプステ効果が表れているなあって思いました。本当にP.O.P.さんありがとうございました。豊洲PITはフロアの横の壁にもディスプレイがたくさん並んでいて、夜の公演では遅番だったのでその近くに陣取ってビジョンをじっくり見ていたんですが、7人のお顔のアップが多くて「ああ、お顔が綺麗だなあ」の連呼で凄くよかったですね。コタツに座って伏し目がちでしゃべるながつのお顔がことの他綺麗だなあって思ったし、夜公演の萩ちゃんは1234567でほんとカメラ目線、カメラに指差しビシビシやっていて、そういう姿本当に久々だったから、本当に嬉しかったです。

 さて。トークコーナーではまずコタツ3台からなるセットが登場。並びは(やすもろ)(はぎれおあら)(さなみゅ)でした。もうね真ん中の年下組が本当に可愛かった。ハナタレナックスが大好きな私は、7人でずらっとまったりトークする姿が本当に好きなので、今回のように7人でコタツに入る姿が見れたのが嬉しすぎて、そこでもう成仏できた感がありましたね。更に、次々と襲ってくる成仏ポイント。まずは、安井くんが司会でラジオコーナーがあって、この後FCサイト内でも配信されるらしいですけれど、久々の安井くんの話の取り回しぶりが聞けたのが素晴らしくって。安井くん、ラジオの時にはメンバーにも色々と厳しいところがまたよくってね。さなぴーに「なんでそんなにうまいの?」と振られたりして、本当にナイスつっこみ。懐かしい思いも蘇ってきましたね。大阪公演では安井くんが7ORDERにラジオのお仕事が来た時にもみんなちゃんとできるように練習しておきたい(みたいに)言っていたそう。その時を楽しみに待っています~。

 そして語られる様々なお話。メンバーの実家を一通り訪問したれおれおが語る居心地の一番いい家(萩ちゃんち:ウッディな屋根裏部屋で色んなものがある。萩ちゃん曰くおもてなし力が高い)と落ち着かなかった家(安井くんち:豪華で緊張。花瓶を割ってしまいそうな雰囲気)のお話もよかったし、もろちゃんの名前の次点は何かのお話もよかったなあ。ちょっとプライベートが見えて、しかもそのタレントさんの感じ方とか人となりがスマートに聞けるお話が多かった気がします。個人的に一番ヒットだったのは、安井くんのらぶ結成前後のお話かな。安井くんがまださなぴーを「真田くん」と呼んでいた頃、安井くんちにやさなぴーがやってきてジャケットとデニムのまま、安井くんのベッドにどーんと横になって、安井くんが「発狂しそう・・」と思ったというそのお話です・・。あーー、ほんと貴重なお話ありがとうございました。

 そして、ゲームコーナー。スマブラ(初めて知ったのです、私はw)で対抗戦をする彼ら7人。これが本当に楽しくって!。ゲームしてる彼らも見てるファンも一緒に盛り上がったんですよねー。ピンとこなかった人もいるみたいですけれど、想像以上に森がっていた気が。あらんちゃんが本当にうまくて、今まで知らなかった面が見れましたし、東京のお昼では、そのあらんちゃん無双の予想を覆し、さなみゅはぎが勝ったので更に異常に盛り上がり、負けて悔しいあらんちゃんが反省会をすると言った一幕も。翌日のストーリーであがっていた凄いプロっぽいゲーマー姿のあらんちゃんも見ることができてほんとによかったです。そして、勝者グループにはカラオケのご褒美。そこで見える普段の7人の姿が本当に微笑ましくって、アイドルバラエティ大好きの私は本当に楽しかったですね!

③コント「七小田家の人々」

 今回のファンミの目玉はなんと言ってもモロちゃん作・演出のコント「七尾田家の人々」でしょう。20分くらいあったのかな?。いつものステージとは違うコンテンツ。これこそファンミならではの醍醐味と思うんですよね。ほんとジャンボリー(オフィスキューのファンイベント)だなあって思いましたね。モロちゃんはジャニーズJrの頃からコントをずっと書いて演じているんですけれど、更にその才能がパワーアップした気がしました。自分を含めた7人のキャラクターを生かした脚本。安井くんとさなぴーの夫婦入れ替わりのネタも面白かったし、れおれおの中二病キャラやみゅーさんのビン底メガネの秀才キャラが後でも話すあらんちゃんのヤンキーキャラとRAP対決をするのもめちゃめちゃ面白かったですね。ただ、今回はモロちゃんが狂言回しの役柄だったので、次の機会にはモロちゃんが凄く似ていると思う音尾さんの不世出のキャラである後藤利喜男さんみたいな出落ち上等の濃いキャラをやって欲しいです!。

 モロちゃん天才だなあって思ったし、この才能も大切に育てていってもらいたいなって思いました。ちょっと話はずれますけれど、7ORDERメンバーの才能の多彩さを見ていると、ひとつのパフォーマンスに彼らを留めないで欲しいなって私は思うんですよね。7ORDERのライブももちろん好きですし、今一番見たいものと言ってもいいくらいですけれど、それだけじゃ物足りない。彼らの俳優としての才能も輝くものだし、歌やダンスも優れている。もちろん、バラエティだって!。彼らが少しずつ見せてくれる様々な才能をうまく育てて欲しいなあって、繰り返しになりますが思うんですよね。そう思うのも、彼らが個人で出演するステージで培ってきた獲得してきたものを、ちゃんとこのステージで垣間見せてもくれて、よりコントを面白いものにしてくれてるからなんですね。

 あらんちゃんは不良でラップをするという役だったんですけれど、ヒプステのサマトキさんっぽさをそっくりそのままっていうんじゃなくって、サマさんをベースにまた面白いちょっと抜けたキャラを作ってきてくれました。ヒプステの舞台でひとつ型を掴んでステージで自在に出せるようになった気がしたんですよね。ステージで繰り返し経験を積むことで、きちんとキメてくるというか。動作の止め、払いがしっかり決まるようになって、見栄えするパフォーマンスになった気がします(上から目線ですみません)。自信もすっごくついた感じで、舞台での存在感がめちゃめちゃ増したような気がしましたよ!!豊洲の夜の最後には、最後はける時にあらんちゃん投げキッスで会場に黄色い歓声が沸いて。これもぴプステでの経験で、完全にコツを掴まれた感もあった来あしました。それを7ORDERのステージで見ることができて、本当に嬉しかったですね。

 一方で、萩ちゃんの戦場カメラマン。めちゃめちゃ圧の強いキャラで、ズカズカと歩いて出てきた途端、「ああ、洋二郎さんんん!!」って思いましたね。自前のサバゲーの服だったのでヒプステの理鶯さん味もあったんですけれど、中身はディスグーニーの舞台で胸を借りさせていただいた村田洋二郎さんのように思えて、こんな風に萩ちゃんの中に伝わっているんだなあってやっぱりしみじみししましたね。れおれおが段ボール工作の剣であばれるガツマレオというキャラクターだったので、れおれおが次回出演させていただくディスグーニーのデカダンス見に行った初乗船のファンの人たちが、「あれ?なんだか見た気がする、この圧と段ボール芸、知ってる気がする」となってくれたいいって思いましたね(笑。もひとつ、萩ちゃんの成長ということで言うと、夜のコントの戦場カメラマン、さなあら夫婦をぐるぐる回って連写した後、床へ飛び込み前転2回転してからまたカメラを向けてて、めっちゃカッコ良かったんですよ。これも、ディスグーニーでの殺陣錬の成果がここにでていた感じありましたね。外部の舞台での経験、本当に尊いなあってつくづく思ったコントコーナーでした。

④バンドコーナー

 さて、最後はバンドコーナー。曲目は、Break it!→タイムトラベラー→LIFE→シャボンフラワー。そして、アンコールにBOW!!でした。ダンス曲も見たかったですけど、7人そろってのリハもそうはできなかったようですから、仕方ないかな・・。一方で、定番曲をもっともっとうまくやるっていうことに専念しているようで私は好きでした(って、普通のバンドってミニライブだったらそうそう曲目変わりませんぜ。古い人間だからかもしれないですけど)。そのせいか、バンドもますます上手くなったなーってめちゃ実感して。特に、萩ちゃんのコントロールの仕方が凄かったなって。演奏もよかったけれど、ステージングもよくって。今回、ずっと下手だったんですが、本当にメンバーが入れ代わり立ち替わり来てくれている感じでまんべんなく7人のメンバー見ることができて楽しかったたですね。フロントマンたちの間隔もいいし、凄くプロのステージ見てる感ありました。一部に、萩ちゃんのシンバルで見えないっていうご意見もあったようですが、なんと萩ちゃん新たなドラムセットを構築してたと萩ブロで報告されていましたよーー。

ameblo.jp

 音もちゃんと追及して欲しいし、その中でもっと見やすいようになれば嬉しいですね~。本当に萩ちゃんがドラム叩いているお姿もカッコいいので(背筋がしゃんとしてますます男前度あがりましたよね!)どちらも両立できるよう、ゆっくりでいいので頑張ってね~。そして、バンドといえば、さなぴー。大阪の公演で、さなぴーの2曲は一人でもやっていく覚悟で作成して配信したんだとおっしゃったそうです。でも、ツイッターで書いているように「みんなで歌えること」を願っていたとも。それが、こんな風に叶って嬉しかったとおっしゃってたそうです。やっぱり色んな大変なことを乗り越えてのこの1年間だったんだなあ・・それが今こうやってみんなで笑顔でファンミできている・・本当によかったなあって改めて思いましたね。

⑤まとめ

  さて、長々と書いてきましたが、そろそろまとめを(いや7000字超えになるとはおもってもいなかった:笑)。今回、「FUN MEETING:」と銘打たれてましたが、ほんとにちゃんとしたファンイベントだったですね。これまで書いてきたように、トークあり、長いコントあり、盛り上がるライブありだったのももちろんですが、年下組のトークやスピーチも本当にしっかりとアピールできるようになってきたのが印象的でした。ながつは東京の夜公演で「どんな雨の時でも自分たちが大きな建物になってファンのみなさんを守りたい」って言ってくれたし、あらんちゃんは「この7人で一緒にいられることが本当に幸せ」みたいなことをいってくれたし、萩ちゃんも「時間と言う流れの中で、自分たちと一緒にいることを選んでくれたこと」への感謝を熱く述べてくれたし。これって、これまでにないことなんですよね。本当に7人そろって責任感とかやる気みたいなものを表にだしてくれるようになった気がしました。

 ダンス曲がなかったのは上海との差別化もあるだろうし、7人そろう時間もなかっただろうし。きっとダンス曲でがっつりお金を稼ぐ気でいる気もします(笑。ともあれ、演劇舞台、ライブ、ファンミ、ファンイベントときっちり力点とか色合いを変えてきていて、そこが見ていて本当に楽しいんですよね。トータルで7ORDER projectを見る楽しみっていうのが確かにある気がしました。そして、メンバーが全員揃わず、かつリハ3日間でこの仕上がりだから、仕込みや準備の手筈が整ってきたのかもしれないなって、なんだか先が見えてきた感じがしましたね。

 そして特筆すべきなのが様々な場面でみせてくれた「柔軟性」。グッズは売れ行きがよかったら追加生産して通販してくれるとか、フードも東西違うものにするとか、イベント本体の内容も色々と今現在のお仕事タイムリーにいれてくれるとか、色んなファンへそれぞれに向けた発言してくれるところとか、小所帯ならではの機動力がいい方向に動いているな~ってすごく感じました。カレンダーの発売自体もそうでしたね~。ジャニーズのような大手事務所ならではのスケールメリット活かした低価格とか、安定した会場をきちんと押さえることみたいなところことはまだ難しいけれど、今の状況を自分たちで把握できてて(お金のこととかね)、自分たちで決められる強みがあるなーって思いましたね。もちろん気を付けないと、経営基盤弱いだろうから赤字を出したら大変だろうし、その影響も大きいだろうから、できないことはできないで、無理しないでゆっくりと進んで行って欲しいですけれけれどね。

 そして、安井くんやメンバーの口から出る「7人」っていう言い方がよかったんですよ。グループという言い方じゃないけれど、でもその「7人」でないといけない感があって、そこに彼らの目指したいものがあるのかなって思いました。あらんちゃんが7人でやれたことよかった、幸せだみたいに言ってたこと、そして大阪でのさなぴーのお言葉。彼らの思いも尊いし、この7人を待っていてくれた、7人として活動して欲しい人が、ファン以外にも少なからずいたってことも更に大事なことなんだろうなって感じました。これは、本当に凄いことで、その周囲の皆さんの気持ちもファンとして応えたいなって今、凄く思っています。
 今回のファンミで初めて、この7人のイベントに来てくださった方もいらっしゃように見えましたが、そういういわゆる新規の人が楽しいライブだったらよかったなって思います。よく新規と古参とかいいますがどこで区切れるっていうもんじゃ全然ない。彼らひとりひとりの前歴って凄く長かったり多岐にわたっているから、ファンの頭の中は凄く多様だと思うんですよね。それこそ10年以上前から色んなタイミングで色んな形で「好き」が始まってるから、彼ら7人への、Love-tuneへの、7ORDERへの思いも、ファン一人一人で違うんです。だから、これは私個人の意見ではありますが、ファンはすべて永遠の新規ということでいいんじゃないかなあとも思うし、これからこそが大事な時だと、このファンミで強く強く思いましたね。

 はーー。’2019年の7人のステージはこれで終わりなのかな・・。豊洲、大阪と素敵なファンミ、ありがとう!!でも、12月30日のイケダンMAX特番でまた7人に会えるといいなーー。本当に豊洲と大阪の2日間ありがとうございました!