ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

舞台「仮面ライダー斬月 -鎧武外伝-」29公演無事完走おめでとうございます!

 2019年3月31日の大千穐楽からはや3日。あっという間に時間は過ぎていきます。でも、本当に輝いていた素晴らしい舞台でした。まるでテレビドラマの仮面ライダー鎧武の世界がそのまま立ち現れたような世界観と舞台空間。その世界の登場人物としてエネルギーを発露する役者さんたち。そこに、様々なジャンルの「ファン」が集い、同じ舞台に集中し、新たな発見をそれぞれにする。そんな素晴らしい空間を思う存分楽しませていただき、そして、そこに応援している萩谷慧悟くんをあんなに素晴らしい役回りで登場させていただき、斬月カンパニーの皆様にはお礼の言葉もないくらいです・・。いやいや、心からのお礼を何度も何度も申し上げる次第です・・。はー、本当に幸せでした!

 まずは、主演の久保田悠来さんと主催者様のツイを貼ります~。

 

 大千穐楽はライブビューイングで参加したんですけれど、出演者全員がいつも以上に感情を爆発させ、ギリギリまで登場人物にのめり込んでいくようなお芝居でしたよね。思いっきり動いて戦って自分を燃やし尽くすようなお芝居で本当によかった!。最後まで、最後だから?フルストットルのお芝居でどこまで行けるかをそれぞれが試しているようでそこがゾクゾクしましたよ!最後のご挨拶では、アンサンブルの方々も含めての全出演者の紹介や挨拶もあって。その上、て最後のカーテンコールでは、舞台前にやっているという萩ちゃんが最初に「ここからが俺たちのステージだ!」と言って、全員で「変身!」と唱和するというところまで見せてもらえて・・・。最後に、演出の毛利さんもおっしゃってましたが「このメンバーでなければこの舞台は成り立たなかった」ということをおっしゃって本当に嬉しかったですよね。たぶん、その中には、萩ちゃんこと萩谷慧悟くんの存在もあったかなあと。。それはともあれ、本当に凄いチーム、カンパニーでした。萩ちゃんがおそらく初めてメインキャストとして出演させていただけたのがこの斬月カンパニーで本当によかったです。そして、ファンとして私も貴重な貴重な、一生心に残るような体験をさせてもらえました。

 そして、キャストそれぞれが次のお仕事に出立されていく。主演の貴虎さんの久保田さんは翌日の月曜日にTVKの「猫のひたいほどワイド」で初のMC仕事をされたという・・なんていうタフネス、精神力の強さかともうびっくりですよ。他の方々もみんな次々と新しいお仕事に向かわれる・・。増子くんと千田くんはまた一緒に5月にもテニミュがあるそうですよ(ぜひ行きたいと思ってる今日のこの頃)。他のキャストの人たちも次の仕事が概ね決まっていて、一つの大きな仕事を終えて、また次のお仕事に向かう様子が本当に清々しくって、こういう在り方って本当にいいものだなあと新たな世界を見た感じがしました。そして、萩ちゃんにも帰る場所がある。この朝にほぼ分かったように、今度はきっとLove-tuneのみんなと一緒の、ホームと言ってもいい場所での仕事になる。こんな晴れやかで前向きな気持ち、本当に久しぶりで、それもこの斬月舞台のおかげだなあと、あの29回の仮面ライダーの世界のおかげだなあと思うのでした。

 色んな事にお礼を言わなければいけない状況だけれど、一つ、自分の妄想も交えて描かせてもらえれば、この舞台の座組が本当に素晴らしかったなあと思うんですよね。もちろん、主役は久保田さんの貴虎であって、そこに向けてのキャスト構成ではある。でも、そのうえで、萩ちゃんにとっても本当に刺激的で、頑張れる配置だったようにも思うんですよね。例えば、絶妙だったと思うのは、ライバルのグラシャ役の増子くんが19歳で、グシオン役のけいとくんがタメという年齢関係。俳優としてのキャリアがあまりない萩ちゃんが舞台の2番手に抜擢されたという状況で、ライバル役に伸び盛りの19歳という自分より若い俳優さんがいて絶対負けられないという気持ちを沸かせてくれただろうし、同じチームの中には萩ちゃんが目配り気配りして引っ張っていこうという萩ちゃんが元来持っているお兄ちゃん気質を引き出してくれる人もいる。また、けいとくんも塁くんもさすが声優さんというか初舞台なのにセリフがちゃんとしていて声が素敵で、そこもきっと萩ちゃんは刺激を受けただろうし、何よりいつも筋トレを欠かさないストイックに自分を高める努力を萩ちゃんにも見せてくれた。パイモン役の後藤大ちゃんはアクションも凄いけれど、とにかく超絶スタイルで本当に未来人のよう。そんな若手がいる中で自分はどうすればっていうことも萩ちゃんは考えたかもしれない(かなり妄想w)。       

 また、お互いに背筋がしゃんとする存在であろうベリト千田くん。少し年上には、あったかく見守ってくれるお兄ちゃん的存在の芸達者フォラス役宇野くんが若い俳優さんたちの状況をよく見て引っ張っててくれる。一方で、感情表現の幅の広さと豊かな表情がとにかく上手い影正役の原嶋くん。3つ4つという少し上にはこんなにできる人がいることが実感できる配置。そしてその上には、それぞれの芸風を確立させて華やかで美しい身体表現ができるベリアル役小沼さん、雅仁役丘山さんのはるちゃんさん、そして貴虎役久保田さん。いやー、ほんとこの3人って最強。本当にこの役でこの3人を見ることができて幸せだった・・。そして、一番上の鍵臣大高さんが一番の悪役とギャグメーカーの両方をやってて舞台の雰囲気の緩急をつけているのがキャリアの重みを感じさせましたよね。先日、「唐版風の又三郎」で同じようなポジションを風間杜夫さんがやってる舞台を見たからなるほどなあと、何十年もキャリアを積み上げていことの意味みたいなものも見えたかなあと・・本当に素晴らしい方々でした。      

 そして、演出面でも気づいたことがあって、ライブビューイングではアップがしっかり見えるので、カーテンコールでいつもの綺麗なお顔を全開にしてる萩ちゃんをしっかり堪能できたんですよ。でも、翻って、アイムが意図的に目を見せないようにしてたのがようやくはっきりとわかったところもあって、きっとそれは、アイムへ紘汰さんがちゃんと重なるために不可欠の演出だったんでしょうね。役者の力量とハートもも凄いけれど、細かなところまで極めていく演出が凄かったんだなと改めて思ったのでした。

 いやー、まだ全然書きたりないし、何より、貴虎さんのことがもっと言いたいのですが、ひとまずはここまでw。本当に本当に素晴らしい斬月体験でした。これからは、仮面ライダー鎧武の世界も応援していきたいと思います。本当に新しい世界をありがとうございました!今でも、頭の中で斬月のテーマソングが鳴り響いて止まらないよーー!!