ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

ジャニーズHappy New Year アイランド行って来ました(1/10公演)

 2018年1月10日(水)。今年はじめてのLove-tuneの現場、ハピアイに行って来ました。昨年以来のすのすとらぶとらきんぷりはいびー無所の子たちが集うジャニアイシリーズ。今年は、1幕がこれまでのジャニアイシリーズのダイジェスト版のような構成、2幕は少年隊の東山さんを迎えての怒涛のダンスメインのステージに大きく変わってきました。らぶ担にとっては初日から色々と物議を醸したステージ内容と聞きてドキドキしていましたが、とにかく見ないと始まらない~。

 

【見た場所と全体の感想】

  • この日は2階席の真ん中のかなり下手位置で見ました。自分的初日だったのと、かなりキャストの出入りが多そうと聞いていたので、双眼鏡でほぼ萩谷くんだけ見ている状態。今回、萩谷くんとらぶは後ろの方の立ち位置も多いので、2階席はもってこいです。下手も上手もまんべんなく来る感じですが、萩谷くんが前列でパフォするのは上手端が多かったかもです。
  • 1幕も2幕も展開が早く、演目の詰め込み具合がハンパないと。話題になりにくい1幕ですが、定番ネタのタイタニックヒンデンブルグも一ひねり、二ひねりありました。らぶの戦争のシーンもそうですが、悲劇の歴史のところではより強調され、エモーショナルな面が強調されていた気がします。あと、らぶが活躍してるところもあって、1幕終盤のマーチの部分が本当にカッコいい。これまでの最高人数で喜びを詰め込んだような趣でした。
  • 2幕。東山さんがJrたちを思いっきりひっぱっていくダンスレビューショウ!。ただ、思ったよりも演目の質は幅広く、アーティスティックなダンスナンバー(Monster、硝子の少年、アンダルシア)もあれば、かなり演劇的な演出もあれば(青春アミーゴ夜空ノムコウ)、アイドルらしいキャッチーなもの(君だけに)もあって、Jr各人の持つ能力や個性を引き出すような構成になっていた気がします。見てる側の持ってるもので、どれに嵌るかが分かれてくるような感じがしました。
  • 1幕が昭和を歴史としてみるステージなら、2幕は昭和どっぷりな生きてる昭和な感じもあって。曲目は全部が全部そうではないですが、コント部分の昭和のにおいの濃厚さ。ベストテンの黒柳さんとかタモさんもそうですけど、この日のプリンスのコントの岸くんがすごく東八郎っぽくって。どうしてここで東八郎なのか?と思ったら、これ昔の少年隊のコントをやっていたんですね。後ろの当時の映像が映ってて、そのとおりだからちょっとびっくりでした。やっぱり少年隊華やかな時期とかぶせているんでしょうかね・・・。 

 

夜空ノムコウと語りのパート】

  • Love-tune夜空ノムコウで、心に残ったのが、その後のジャニーズの歴史の定番の語りと、それがジャニーズとファンの絆に展開し、キング・プリンスの君だけにへ繋がっていくところ。全部が繋がって意味、ひとつのメッセージを作り上げている感じがとてもよかったなと。2幕の他のパートは「身体!」っていう感じが凄くあるんだけれど、ここだけ「意味」だったり「愛」だったり色の違うところだったなあと感じたな。
  • らぶの夜空の向こうは、青春アミーゴと同じくこれもまた音楽を演じる世界。そしてもっと目に見えない世界を見せてくれるパフォーマンス。「心を締め付ける」ことひとつとってもLove-tuneの7人がそれぞれの姿を見せてくれる。萩谷くんはソレがボンッとあふれ出した後は、ソレをすっと心の中にしまいこんでしまう。そのしまいこまれたものが背筋を通って、指の先からあふれ出そうとしている。ひとつひとつの動きがとても綺麗だった。
  • そして、声の演技。ジャニーズと出会い。おなじみのセリフ(今年はジャニ伝でも聞いた気がする)をLove-tuneは明るく、ウキウキとしたトーンで、歯切れよく、親しみ深く伝えてくれた。熱くなりすぎず、でも、きちんと感情を伝える語り。その出会いはファンとの出会いに繋がっていく。それを伝える真田くんの声と語りの明朗さ。爽やかさ。ひとつモードが変わったなあって思ったなー。
  • ともかく、視覚的には萩谷くんしか見てなかったので(声は順々に聞こえるからありがたいよね)、次回は全員を見たい・・というか7回見たい・・。

 

【感想いろいろ。だいたい順番にそっての萩谷くん:1幕】

  • 新衣裳にようやくご対面。本当に凝ってる。青の部分にはキラキラのラメが入って動くたびに光るし、燕尾の後ろのコーラル衣装も二重三重になってて、正装感凄かった!早く、少クラでしっかりと見たいなあと。
  • ハイハイジェット。奥の上手2番目で、膝をついて、ちびっ子たちを迎える萩谷くん。手を出して、ちびちゃんたちと次々とタッチ。その時のお顔が頬をぷっくりと膨らませて、「よしっ!行って来い!」って感じで、気合いが入ってた~。
  • サティスファクション。ドラム台に乗った安井くんが本当にけだるそうに悪いお顔してて、めっちゃ痺れた。バンド隊の音もしっかり。萩谷くんのドラムの音が本当によかったなあ。音の粒が大きくて、輪郭もしっかりしてて。帝劇の萩谷くんのドラムはいつも好き。
  • ファンカッション。センターに登場するはぎやすみゅ。萩谷くんは、とても涼やかでまるで「無の境地」のようなお顔の表情。動きに無駄がなく、特に横移動の時の身のこなしに、足の運びに本当に無駄がなくって、手先の動きもとても綺麗。下手の一番端っこと萩谷くんだけスネアの革が違ってたな。意味があるのかな?
  • 剣舞。すのすと剣舞の後に中央に赤金白袴の衣装で登場するらぶめんは本当に「真打登場感」満載だったー。剣の動かし方が素早くしかも切っ先が綺麗に弧を描く。萩谷くんは、ここでも体さばきがスムーズで、周囲より2倍クルクル回していた。右手の脇から黒タンクがのぞくのもまたカッコよし。
  • 5リング。前列のあらみゅはぎのリング前のターンがめちゃ綺麗。補助はいがれおともうお一方。なんてオレ得!補助の子に大きく回してもらう直前、それぞれの子に目で「よしっ!」と言わんばかりの強いアイコンタクトを送る姿が本当にお兄さんでカッコ良かった・・。
  • 戦争。秋と同じの茶色の制服。秋と比べて、らぶ小隊はより追い詰められて、慌てふためき、部隊の統率がとれていない感が、切迫した感じがよくでていたなあと。見ているこちらもどきどきしちゃうくらい。萩谷くんのセリフも切羽詰った感情がよく乗っていて、凄味があった。今回の萩谷くんのセリフのポイントは感情を乗せることだったように感じた。前回のクリアな発声のその先の表現の探求。
  • ライフルドリル。萩谷くんは上手後列から登場して、上手前列の端に。まったく危なげない、無駄のない、シンプルで美しい動き。更新の足さばきも美しく。こんなに安定感のあるドリルを萩谷くんがするようになるなんて・・。前にいるだけあるんだなあと涙したw。
  • アクロ。上手マンション2段目の応援隊萩谷くんは緑ペンライト1本。赤のパンツに白黒マダラのシャツに黒の長めのネクタイをして、すっごく怪しげな服装。ものすごく声出して2階席まで聞こえるくらいw。音楽にノッて、腰を振って、くねらせノリノリもいいところw。さっくんのオタ芸と合わせてペンラ振ってた。超絶可笑しかった~。ここでの音楽へのノリの感じ、からだがリズムと一緒に楽しんでいる感じ、それを活かすダンスナンバーがちょっと見たくなった・・。
  • トニトニ。さなはぎみゅで、三個ついた肩掛けドラムの演奏。すっくと立った美しい姿勢、ぶれないスティック捌き。移動の時の動きも滑らかに。盲目もいいところだけれど、気高さも感じた。そして、シンバル組と合流して、楽隊のど真ん中で演奏する萩谷くん。最高だった!その前に跪いてシンバルを鳴らす安井くんが超絶可愛かった。演奏終わりにスティック2本そろえてばちんと置くところまで本当に無駄のない動きだった。
  • このの部分で、さなはぎみゅのドラム隊の前に、あらやすもろちゃん(?長妻くんかも??)のシンバル隊が立て膝横向きですわってる絵のかわいいことかわいいこと。白い服で超絶可愛くスマイルしながらシンバルする安井くんが最高にアイドル。で、その間に緑の旗持って可愛いスマイルなしめちゃんが綺麗に飛び跳ねてて、本当にて天国だった・・

 

【感想いろいろ:2幕】

  • Zokko命。萩谷くん、前曲からスーツの上着を脱ぐ時にか、マイクが外れてしまって、結ばないネクタイの片端と一緒に後ろにいってしまう。そのため、ソロ部分の音が拾えず・・。生音なんだね・・最後の数音だけ入っていたのは、声を張り上げたたのか、PA調節のたまものか・・。ここまでほとんどミスがなかったので、ちょっと残念だったかな・・
  • 硝子の少年。諸星くんが選抜される!全曲の中でも屈指の大人度。ビターなのに切なく美しく。諸星くんのぐっと関節が入る動きがカッコよく。もろしめの並びにした方に、本当に感謝したい。
  • 青春アミーゴ夜空以外ではこの曲に最高にLove-tuneらしさが詰まっていた。「芝居しながら踊ることができる」集団であるらぶ。タイマンして刺される真田くんのチャラさ。ほかのらぶめんの猛々しさ、騒がしさ。世界ができあがっているー。赤いバッシュの萩谷くんめっちゃ悪い。そして、合流したのえるさんと肩、組み合って。笑いあう突然のはぎのえ・・。
  • スパンコール。萩谷くんは下手の一番奥にいる。キラキラの目で遠くを見つめて、微笑みながら両腕をぐっと胸の前に抱き寄せて下を向きながらにっこりと微笑んでる。スパンコールと、カーテンコールが笑顔ポイント。
  • 萩谷くんまとめ。萩谷くんはおおまかに言って、今回、一番奥のラインにいることが多いんだけれど、そっから前後左右斜めに大移動してることが多いなあと。もちろん贔屓目だけどw、渡り鳥の群れをまとめて、一つの方向に向けていく役割してるような。すっごく集中しているのかな。今回からだの裁きがとっても綺麗で、丁寧に丁寧に舞台を勤めてる感じ。
  • 今日の萩谷くんは自分のパフォーマンスを無の境地で美しく美しく演じる時と、パギパギしてる時と、ダンス頑張ってる時の振り幅広かったー。カーテンコールで新衣裳でほんのり頬を頬を染めてるお顔が本当に綺麗だったー!ほぼ80%萩谷くんを追えて幸せでした。次回は、Love-tune全体を見るぞーー!!