ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

受け取って欲しい、この愛を。(2017年12月1日少クラのLove-tune)

 Love-tuneのオリジナル曲3曲目の「This is Love Song」が12月1日のザ少年倶楽部でお披露目されてから早1週間。リピートする日々、毎日を過ごしています~。1曲目の「CALL」、2曲目の「烈火」(ジャニーズYou & Meアイランドにて発表。少クラでは未披露)がLove-tuneの特有の激しさ、熱さ、未来を作り上げようとするギラギラ感を最大限に表現した曲とすると、Zeppで初披露された「This is Love Song」はLove-tuneの名前のとおりの愛情にあふれた優しく明るく華やかな曲になりました!。担当の重いからすれば、ジャニーズJr最強アイドルの面々が集結したらぶなのですから、こういう華やかな曲を待ち焦がれていた!感じがありましたよね。Zeppの本編ラスト曲で初披露されてからは、早い少クラでのお披露目を!という機運が高まった熱も冷めないうちにファンの希望が叶えられて本当に嬉しかったです~。
 作詞はケリーさん、Samuel Waermoさん と 川口進さんのお二人。ケリーさんは自分の知っている曲ではえびさんのRevolutionとかキスマイのいいね!とかキンプリの勝つんだWIN!を作詞しておられますね。好きな曲ばっかりだ~。作曲の川口進さんは大好きなこの星のHIKARIを作曲している方。明るくてキャッチーな曲を目指そうとする意欲満々の作成陣ですよね!Zeppを振り返る雑誌のどこか(たくさんありすぎて覚えが・・)でらぶめんたちが「この曲は自分達でメロディを選ぶことができた」と言っておりまして、曲作成の最初の段階からメンバーも関与していてそこも嬉しいところですね。

 さなみゅはぎれおのバンド隊とやすもろあらのボーカル隊に分かれてしっとり歌い上げる曲の前半。バンド隊も含めて順々に歌いまわしていくメロディは、やさしくたゆとうような懐の広さと甘くて切ない情感をたたえていて、各人の歌の伸びやかさ、一つ一つの楽器の音の美しさがとても強調されているように感じました。特筆すべきは最初のボーカル隊の歌唱が2部、3部となっていること。安井くんの存在感のある声の響き、諸星くんの美しく伸びやかな歌唱、これを顕嵐ちゃんのハモりがしっかり支える響きを湛えていてとてもかっこよかったです・・。ホントに3人とも歌が上手くなって(号泣)。その後、ボーカル隊が長妻くん→真田くん→萩谷くん→美勇人くんと歌いまわしていくのですが、それぞれ特徴のある、キャッチーな歌詞が乙女ごころをしっかり掴んでいきます。その後の真田くんのソロギターの音色が本当に泣けて泣けて。そんな前半戦。そして、ワンコーラス終わると安井くんのアップになり、それまでの大人っぽい素敵な表情から、一転ニッコニコの笑顔に変わると・・・
 NHKホールのステージの最前にずらっと並んだ7人。バンド隊も楽器を置いて、堂々と胸を張って並ぶ姿のりりしいこと、カッコいいこと。オーケストラも華々しく駆け上がっていくような曲調。まばゆい光の中で華麗に踊る彼らの姿は本当に堂々としていて、華やかで、アイドルの象徴みたいなお姿。またね、曲もアップテンポして、ダンスの一つ一つの動きがとても速いし、7人がくるくるとフォーメーションを変えていくんですね~。前後への動き、左右への動きどちらも凄く速くって、全然目が離せないという・・。エネルギッシュに高く飛翔していくようなメロディ。7人がファンへまっすぐ指差し、天に向かってまっすぐに突き上げる腕。気持ちの高揚がMAXになってフィニッシュ。バンドからダンスという流れで、アイドルらしい華やかさを表現した1曲となっておりました・・。
 しかしながら、すでによく知られているように少クラで披露されたのはこの曲の全部ではないのです。Love-tuneからファンへの愛の歌ともとれるようなラブソングには、まだまだ公開されなかった素敵な歌詞、より複雑に展開し、盛り上がっていくメロディがまだあって、そこが少しだけ残念でしたかねー。そこについては、すでに素敵なブログを書いていらっしゃる方がいるのでリンク貼っておきます。ぜひご覧くださいませ~。

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 そんな少クラ初披露版の「This is Love Song」でしたが、もちろん素晴らしいところもたくさんあって。個人的にぐっと来たのが7人のお衣装。キスマイのお下がりなんだそうですが、パステルのメンバーカラーのスーツ。薄めの色合いのふわっとしたスーツに、胸には濃い色味の花束。本当にどこの王子様のようでしたし、花婿さまのようでした。というか、今回歌われた1番の歌詞「特別な指輪にはまだ早いかもね(長妻)。受け取って欲しいよ(真田)。僕じゃダメなのかな(萩谷)。好きなんだよ(美勇人)。」のところをこの衣装で聞くと、やっぱりプロポーズの歌に聞こえてしまうんですよね。弱気な歌詞にも見えつつ、でも、やっぱりその指輪を「受け取って欲しいよ」真田くんがまっすぐに歌うんですもんね。Zeppでは少し神妙なお顔で歌っているはぎれおでしたが、今回の少クラでは満面の笑みとしっかりした自信を表情ににじませ堂々と歌っているところがとっても印象的で更にプロポーズ感があって。最後に、優しい優しい笑みの美勇人くんの「好きなんだよ」。Love-tuneが全国へのファンへ、正装で、愛を誓う1曲となっていたように思います。あぁ、本当にLove-tuneのファンでよかったと思う瞬間でした。
 そして、Zeppバージョンとは変わっていたのが、フォーメーション。最初は安井くんを先頭にボーカル隊の3人が前、そしてさなみゅが脇を押さえ、両方の最後にはぎれおが分かれて鎮座するV字隊形。ボーカル隊の美しい響きを前面に押し出すフォーメーション。特に、顕嵐くんがしっかりと熱い視線でカメラに向かって愛を歌うのが本当に力強かったなあと。そんな風に前後ろがはっきりしているなと少しだけドキドキしていたのですが、ダンスパートになると後ろにひかえていたさなみゅはぎれおが動く動く。とうとう最後には長妻くんがまっすぐ天を突き刺してすっくとセンターに立ち、左右をはぎさなみゅが固め、一番横にボーカル隊が納まるフォーメーションで終わったのでした。こんなフォーメーション初めて見た気がします。バンド→ダンスの切り替えと、バンドメンとボーカル隊の一の切り替えと。こういう構造的なところで、グループの深さを感じさせることができるのは、らぶが様々な手札をどれもおろそかにせず磨いているからだなあと思うわけで。そこもまたふり幅の広い、バラエティにとんだ魅力が持ち味のLove-tuneが歌う愛の歌らしいなと思ったのでした。