ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

デビューへのスタンス

 さて、もう10月も終わりに差し掛かって。明日からは怒涛のお誕生日期間に入る目出度い時期なのでここらで少しつまんないもやもやを吐き出しておきます~。 

 らぶにはメジャーレーベルからCDも出して欲しいし、TVドラマや映画や舞台にもたくさん出演して欲しいし、7人一緒の舞台もやって欲しい。もちろん、全国ツアーライブもして欲しいし、その締めくくりとして東京ドームでの公演もやって欲しい。もちろんソロコンとかだって見てみたい(はぎちゃんのソロコン凄く見たい。。)。

 ただ、それが、ジャニーズのいわゆる「デビュー」とイコールでななくてもいいような気がしている。今のデビュー組のように「ほぼ」一度に(少し極端なもの言いで申し訳ありませんが)達成できなくても全然かまわない。メジャーレーベルの中堅どころのミュージシャンや、俳優事務所の中堅どころの人みたいに、その時にできた仕事の素晴らしさとそれに伴う人気や支持を一段一段積み上げていって、より広い範囲からより大きな力を得ていって、「ブレイク」できればそれが一番いい。古い人間なので、インディーズからメジャーレーベルに移り、そして国民的な人気を博していくようなそういう古典的なサクセスフルストーリーを一番望んでいる。「デビュー」しようがしていなかろうが、デビューした世間一般のアーティストと同じ活動が同じ規模でできること、それが一番大切だし、そのデビューの要素を断片的に積み上げていく力はらぶには備いつつあるかなあと、ファンの欲目ながらそう思っている。デビューって待遇ではない。デビューとはスタート地点にしか過ぎない、だったら・・・。
 なので、らぶにジャニーズ流のデビューを素直に願えばいいのだけれど、そうは素直に思えないのが困ったところで。いまだにどこかが「デビュー」すれば、どこかがつぶされる、もしかするとグループが解体されて、新たなグループが「デビュー」する・・なんてことを悪夢として思ってしまうからだ。私はらぶが「デビュー」できるなら、今あるほかのグループがなくなってもいいとは全然思えない。もちろん逆に、どこか、だれかがデビューするなら、もうらぶはいらないなんてありえない。らぶのポテンシャルがデビューに匹敵するものがあるように、他のJrグループだってそのポテンシャル十分のところは「たくさんある」のだと思う。また、いわゆる選抜グループを作って、それで多大な(国民的人気)を掴むグループができるのか、それはさらにわからない。何より、今の7人から誰かが抜けて芸能人を諦めることがでてきてきたとしたら、それは本当に悪夢だし、たぶんもう私はジャニーズには関わらないと思うし、それはそれでいいのかもしれないけれど、それに近い思いのファンはそれなりにいるんじゃないだろうか。

 もちろん、ジャニーズだけが素晴らしいという思いは当然ない。予めちゃんと目標をもって他へ移って夢をかなえようとすることは素晴らしいことだと思うし、そのために外に出るのだとしたら頑張って!背中を押したい。成功している人もいるし。ただ、この2年くらいジャニーズとう事務所を見て、その育成面での特異な面白さを見ていると、ここで成功できたらなあと思うし、何よりらぶはジャニーズだからこそ生まれたグループだし、ジャニーズJrというゆりかごだから育まれた命だと思っているから。
 まあ、そういう訳で、こっから先の未来は、ジャニーズの内部で決めるのではなく、見えない手にゆだねたら、資本主義のふるいにゆだねたらと思ったりするのだった。ラボを「出て」、ビーチに出て行って、美味しくて楽しいものをいっぱい売って欲しいし、きっとキミたちを待っている人は外にこそたくさんいるよと思う気持ちが更に強くなった単独公演後1週間だったりする・・・。