ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

Love-tuneの作られ方第5期(ポポロ2017年11月号より)

 先日発売されたポポロ誌がとってもよかったので、久々に「Love-tuneの作られ方」として感想を書いてみます。今回は7人のそれぞれのアップのグラビアに、少し添えるように「①らぶを色に例えるとしたら」、「②メンバーを色に例えるとしたら」という小さなインタビューがあったのですが、それが何とも言えずよくって。もう既に別の方がはてブロの記事にされています。とても素敵な記事です~。
guru.hatenablog.com

 そんな訳で、完全後追いながらw、自分もひとつ語らせていただきます~。まずは、Love-tuneを色に例えるとしたら・・方向性としては4つかな?

【虹色派】

 もろちゃんとあらんちゃんが回答。7人の個性やキャラクターが立っている(顕)。それぞれにまかせられるシーンがある(諸)。というようにらぶの最大の特徴とも言える「個性的であること」を前面に押し出した回答。
 ひとりひとり違っていても7人だとそれが「虹」というひとつのものにイメージ化できるのも素敵ですよね。そうそう、虹というと、WEST先輩のなにわ侍の主題歌「レインボードリーム」がすぐ頭に浮かぶのですが、そこにやすもろみゅはぎの謎4がメインバックとして出演していたのもなんだかしみじみする一因。自分が最初に見た「デビューの光景」がこの作品と言うことが大きいのかもしれないですが、らぶの目指すひとつのかたちであるような気がします。そうそうあの5月21日クリエでよく似たコントやってましたもんね・・。
 さて、閑話休題w。もろあらふたりとも、それぞれが他の人の個性を尊重していて個人主義にならない(顕)。とか、ここぞと言う時に自然に一体化できる(諸)と言っていて、お互いを尊重しつつ一つになれることも語ってくれていています。らぶの集団と個人の関係をわかりやすくオーソドックスに伝えてくれている気がします。

【白&透明派】
 
面白いことにやっすーとれおれおの最年長と最年少が同じようなことを言っていて。ふたりともらぶの幅広い表現ができるところ、何にでも染まれるところを特徴とあげていますね~。個人的にはらぶの一番好きなところって、その振り幅の広さとか、なんでもやってみよう精神なんですが、それを長男と末っ子ががっちり押し出しているのが、本当に強いなぁと思いますねー。本当にれおれおはらぶのパフォーマンスやお兄ちゃんたちの言ってることをきちんとわかって、進んでそうやっていっているんだなあってちょっと感動してしまいました。
 あと二人とも、どっちかというと「染まる」のではなくって「染める」ってニュアンスなのが面白いなあと。先輩たちの曲をリスペクトしつつ、自分たちの色に染められる(安)、色んな色を表現するのを俺は楽しんでいる(長)とあくまでも自分たちが主体となって、自分たちを染めているってスタンスなのがカッコいいなあと。周囲の多くのスタッフのと一緒になりながらも、自分たちでやるという広い意味でのセルフプロデュース精神が染みているんだなあって感じました。

【寒色系炎派】

 みゅーさんは他の人と違って、一人だけ青系の色をあげていて。そこが俯瞰的にものを見ていると言われるみゅーさんならではの視点のように感じました。そこには色んな意味が詰まっているみたいです。ワイルド、可愛い、キュート、セクシー(美)。そして、赤い炎より温度の高い青白い炎の色。そこに込められた野心。みゅーさんによればこれも青春の青なのだそうです。。。
 そういう冷静な熱さを読ませてもらうと、やっぱりあの2016年4月のえびラジオのみゅーさんの発言「もう誰よりも先にデビューしたい」(かなり意訳ですw)を思い出しますねぇ。野心を持って妥協しない。その強さが「爽やかで明るい青春の青」に秘められているとしたら本当に強いよなあと思うのでした。

【暖色系炎派】

 さて、さなぴとはぎちゃんは共に「朱色」とか「赤系の暖色」と赤系の色を答えていて、二人とも「可愛らしさと暖かさ」をらぶのイメージとして持っているのが意外な感じが。でも、確かにギラギラと言われやすいらぶですが、もう一つの特徴がとにかく可愛いパフォーマンスをしてくれることだったり、メンバー間の温かい人間関係であったりして、そこは本当に大事なキラーポイントだったりしますよね。お互いに強い意志を持って、認め合い、愛し合い、燃えて、いつもグループをよくしようという熱を持った人たちの集まり。でも、ちゃんと「可愛い」。だからアイドル。

 さなぴ&はぎちゃんとみゅーさんは反対の色ながら、ひとつのトーンを回答しているところが、上の4人とは異なるところかなぁって感じましたね。このあたりはこの3人がらぶのバンドの要となっていて、一つの作品を作っていく上では、その方向性をまとめる色を与える必要があるからかなあって、なんとなくですが感じています~。でも、だからこそ、7つの個性が、染まりたい&染めたい色たちが、一つのキャンパスの中でアイドルとして調和していられるのかなって。さなぴがケンカしても回復力が早いと言っているのは、やっぱり一つの方向に向いているところがきちんとあるからなんだろうなあと思いました。

 そんな話を読みつつ、するっと頭の中に浮かんできたのがこんなイメージだったりします。7人の素敵なコメントをまとめるには簡単すぎるものではありますが、また次のらぶのイメージが湧くまでの踏み台としておいておきます~。いやー。本当に積み上げて、整理して、広げて行くグループなんだなあって改めて感じました。

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