ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

らぶに歌って欲しい昔のスピッツ7曲

 早いもので、3月末に始まったジャニーズJr祭も、5月3日のオーラスまでわずかになりました。ツイッターの話題はそろそろシアタークリエのジャニーズ銀座公演に移り変わってきています。でもでも、哀しいかな今のところまだチケットない自分。ついついどよんとしてしまうので、ちょっと気晴らしに、昔とっても好きだったスピッツとらぶのコラボネタをやってみます~。

 スピッツのメジャーデビューは1991年。安井くんが生まれた年ではありませんか!大ヒットした、そしてはぎちゃんも好きだと言う「チェリー」は彼が生まれた1996年のリリース。あぁ、チェリーから20年経っちゃったのか・・っていう一言では言えぬ感慨がwww。これまでに出したアルバムは15枚だそうですが、今回は、めっちゃ嵌った1stアルバムspitzから8枚目のフェイクファーまでの中かららぶめん各人に歌って欲しい曲、基本シングル曲を、メンバー若い順に挙げていきたいと思います~~。お名前、曲名(アルバム名)の順です。

 

長妻怜央夏の魔物(Sptiz)

「幼いだけの密かな掟の上で君と見た夏の魔物に会いたかった」

http://j-lyric.net/artist/a000603/l002734.html(全歌詞です)

 ファーストアルバムSpitzから。この時マサムネだいたい24歳の青春まっさかりの頃。これはシングル曲ではないのですが、これがもう詩情あふれるいい曲なんですねぇ。歌い出しからまるで映画のように景色が映り変わっていく歌詞とはずむような曲が本当に大好きで。。暇とエネルギーをもてあました若者の恋なのかなんなのか、魔力に魅入られたような青春の歌。れおれおに青春って感じで歌って欲しいです~。

 

阿部顕嵐涙がキラリ☆(ハチミツ)

「君の記憶の片隅に居座ることを今決めたから。弱気なままのまなざしで夜が明けるまで見つめているよ」

http://j-lyric.net/artist/a000603/l0036f5.html

 6枚目「ハチミツ」に収録。ほんと涙がキラリ☆大好きーー。夏の日暮れの、夏の夜の恋の、ちょっと草いきれが匂い立つような湿度をもった歌。一見、弱気に見える若い男子が「居座ることを決めた」と言っちゃうんですよ。記憶の中にずっと・・。この絶妙な強気さ加減が、ホントにしんどくなります。また、メロディも邦楽ロックらしい、しゃらっとした感じがあって。これをあらんちゃんにやられたら死にますね、死なせて下さい。はい、死んだw。

 

 萩谷慧悟:チェリー(インディゴ地平線

「どんなに歩いてもたどりつけない心の雪で濡れた頬。悪魔のふりして切り裂いた歌を春の風に舞う花びらにかえて」

http://j-lyric.net/artist/a000603/l00a5cd.html

 7枚目のインディゴ地平線に収録。はぎちゃんがね、お風呂の中で歌う曲だと言うチェリー。8枚目くらいまでのスピッツって若者の残酷さ、闇を抱えた青年がいかに大人になっていくのかみたいな流れがあるんですが、その出口あたりの雰囲気がありますね。これまでの自分の残酷さと運命の過酷さを自覚できて、その思いを花吹雪の中に昇華させていくことができるようになっていく時期。今のはぎちゃんにぴったりだなって思っちゃうのは妄想が過ぎるでしょうか。あと、カラオケでおなじみのチェリーPVの崎山さんのドラムのグルーヴ感が好きすぎるので、やっぱりはぎちゃんにも叩きながら歌ってほしいな。

 

 森田美勇人:運命の人(フェイクファー)

「余計なことはし過ぎるほどいいよ 扉開けたら 走るはるかこの星の果てまで 悪あがきでも呼吸しながら君をのせていく」

http://j-lyric.net/artist/a000603/l00002f.html

 7枚目のインディゴ地平線で揺れる青年から大人になり、8枚目のフェイクファーで不安定な世界の中でも自分の足で立って女を愛するぞっていう姿勢が濃厚に。その代表曲がこれかなと。自分が大事にしたいものを、自分が欲しいものを、その全部を、大きく両手を広げて抱きしめようとする姿が、外の世界へどんどん駆けていく姿が、みゅーさんに重なるのですよねぇ。フェイクファーの曲はどれも複雑な構造をもっていて、その上、グルーヴ感があるところがまたみゅーさんにやって欲しいイメージ。

 

諸星翔希空も飛べるはず(空の飛び方)

「幼い微熱を下げられないまま神様の影を恐れて。隠したナイフが似合わない僕をおどけた歌でなぐさめた」

http://j-lyric.net/artist/a000603/l00608f.html

 4枚目空の飛び方に収録。スピッツの中でも超有名曲で、明るくさわやかな青春ソングというイメージがあるけれど、この冒頭の歌詞を見ただけでもわかるように、一筋縄ではいかない青春の繊細さがあるんですよね。こう空に広がって何もかもが舞い上がっていくのに、行き着く先にはどこか涅槃の匂いがする歌詞。明るいもろちゃんの基盤にある繊細さ、デリケートさと凄くあってるなと。ぜひ、もろちゃんの高い澄んだ声でのびのびと歌って欲しい・・らぶにもろちゃんのお歌をもっとといつも願っております~。

 

真田佑馬:プール(名前をつけてやる)

「一人を忘れた世界に白い花降りやまず、デコボコ野原を静かに陽は照らす」

http://j-lyric.net/artist/a000603/l00a81b.html

 スピッツファンなら誰もが大好き2枚目「名前をつけてやる」に収録。まだ若さを残した親不孝なマサムネの声が、美しくも不思議なモチーフがちりばめられたイメージを紡いでいく一曲。歌詞をストレートに理解するのは難しいけれど、目に浮かぶ景色のなんて美しいこと。さなぴなら、きっとこの静寂で孤独で、それでも美しい世界を、演じて歌い上げてくれると思うんですよね。っていうか、さなぴ主演でこの曲の映像化をお願いしたいという。はらはらと舞い散る白い花吹雪の中に佇むさなぴが見たい~。

 

安井謙太郎ヒバリのこころ(Sptiz)

「僕らこれから強く生きていこう。行く手を阻む壁がいくつあっても。両手でしっかり君を抱きしめたい。涙がこぼれそうさ。ヒバリのこころ

http://j-lyric.net/artist/a000603/l002734.html

 最後は、やっすーと同い年でもあるスピッツのメジャーデビュー曲。デビュー曲らしい前向きな力強い歌詞なんだけれど、どこかキリキリとした辛さも感じられる曲。賢さや洗練されたところをよくよく言われるやっすーですが、個人的にはやっすーの魅力の一つに情に敏感で熱いこころを持ってるところだと思っていて、この曲にぴったりだなと。そのエネルギーがあるからこそ、あんなに力強くらぶを引っ張っていってくれているんだなぁと。曲はシンプルなロックですが、スピッツがデビュー前に練習に練習を重ねたというだけあって、特にライブでのグルーヴ感ドライブ感が素晴らしいんですよね。ほんとにバンドらしい曲で、らぶにもぴったりだなぁ・・なんて思っています。

 さてさて。結局のところ、スピッツの曲になぞらえた各らぶめんへのポエムになってしまいしたが、マサムネの歌詞のイメージの豊かさがらぶめんの個性の豊かさと合わさって、妄想倍増になるという個人的にとっても楽しい御遊びでした~。よく知られた曲かとは思いますが、ぜひ一度スピッツの世界をのぞいていただけたらなぁって思います。