ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

記憶をたどっていくと未来からの呼び声が聞こえてきたんだ。

 2016年10月12日とうとうLove-tuneの初のオリジナル曲「CALL」がザ少年倶楽部で披露されましたよ~。本当に嬉しかったなぁ。ドリボで3回見たけれど、やっぱりクリアな画面で見るのは本当に格別で・・・。

 そして、そのお披露目を祝うかのように、この日の演目はらぶにまつわる曲が多くって。。まずは、ウエストさんたちの「Reinbow Dreams」。「輝く未来、僕らが届けてみせる」あのメロディを聞くだけで、なにわ侍のオープニングでやっすーはぎちゃんみゅーさんもろちゃんが白スーツ姿が踊っている姿がありありと思い浮かんでくる。そして、ジャニーズ5のドリボの曲、キングのサマステメドレー(カイちゃんの花に想いを聞けてほんとによかった!)、えびさんのえびコン曲。そしてCALLがあって、エンディングにあの5月21日から7人で歌ったSEVEN COLORS。嬉しい思いも複雑な思いも、ファンのひとりひとりが違う思いを抱くようなLove-tuneと関わる思い出の曲ばかりで、なんかもうそれだけで胸が爆発しそう。

 そして、いよいよCALLの時間。作詞はKOMU。作曲は、WIGELIUS ANDERS SVEN,WIGELIUS ERIK PER,YOUWHICHの3者が並ぶクレジット。真新しいピンクの衣装に身を包んだ7人が歌って踊って、楽器演奏をし、アクロも入れる。ながつが必死の表情でキーボードを弾き、やっすーがアクロを入れる。なんたって、あのあらんちゃんの「Bring it now!(訳せばかかってこいや!か?)という絶叫で終わるんだよ。久しぶりにあの定番の問いが頭をよぎる。「なぜ、あなたがそれをしなけれなならないの?」。全員が自分の得意を超えてパフォーマンスに全力を注ぐ。入れられるもの全部という勢いと疾走感。そして、絶対絶命感。痺れる・・・。

  なにわ侍で東京の売れっ子グループのリーダー設定のやっすーが大阪から上京してきたという設定のあきとくんグループの洗練されていないパフォーマンスを見てちょっとばかにするように、「お前たちには何か足りない。アクロバットとか入れればいいのに」みたいなことを言う場面がある。そのセリフはアクロに頼りがちな東京Jr.をどこかdisっているようにも聞こえた。でも、Love-tuneのCALLは入れられるもの全部入れて、やっすーはアクロまでやって、それらをちゃんとアイドルの演目として再構成して、あのセリフを自分で責任をとるかのように真正面から超えて新しいものを作り出してる気がして、凄く胸がつまってしまった。

 いくつもの要素がみっちり詰まったCALL。ダンスやバンドという曲を構成する要素だけでなく、それをどう見せるかにもアイデアが詰まっている。3人と4人が前後にすれ違い一直線になる時の隣同士でぐっと手を握り合うマイム。縦に一直線になるフォーメーション。頭上からだと、7人がハートのかたちを描いているようにさえ見えるフォーメーション。どれも、カメラの映像がきちんとわかりやすく表現してくれている。本当にありがたい・・・。

 他にも、はぎちゃんがドラムを行ったり来たりするのとか、縦フォーメーションや楽器への移行の時に前3人がアクロするとかを見ていると、名前のなかった頃から取り組んでいたバンドとダンスの一体化のひとつの到達点(中間地点か?)というかプロトタイプが出来上がった感がある。7人でもっと濃く極めて欲しいと思う一方で、最初目指していたものから、もっと違うスタイルや自由なことをやる時期に来たのかな~ってちょっと思ったりもしている。いや、なんか勢いにのまれてるな自分ww。ともかく、自然にそういう気持ちにさせてくれるらぶってやっぱり信頼できるグループだな~って思う。

 でも、そんな弱い気持ちとはウラハラに初めてちゃんと確認したCALLの歌詞は思っていた以上にぶっとんでいたんだった。特に一番がすごくて、自分らwalking deadみたいとか、Yes, I hate it とか。ヘイトっていう単語がJrの楽曲の歌詞に入ってて、その状況の把握の仕方のリアルさ感じさせながら、全員で歌う部分が、「抱えたBroken heart ひとつになれば、Path to glory」ってとこで、まっすぐストレートに望みを唄う強さ。あて書き感が凄い。荒ぶっている男の子がやっぱり好きだ・・・CALLは正義。凄い歌詞だった。

 という訳で、次はCALLの歌詞を色々と考えたいな~。