ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

強くあれ!(2016年8月3日少クラのLove-tuneその1)

 あっという間に8月のザ少年倶楽部の放映が始まった。年を取るたびに1年が早く感じるけれど今年は本当に早い。昨年の12月にはぎちゃんを意識するようになって、名無しの4人に3月にLove-tuneという名前がついて、5月から6月にかけて4人から7人にメンバーが増えて、2つの公演を行って、1つの舞台が決まって、とうとうはぎちゃんが金髪になったw、という7カ月間。毎日のように新しい話題があるこのグループに出会うことができた喜びをひしひしと感じる今日この頃。

 さて、今月の少クラ第1週目のLove-tuneの出番はジュニアのグループでのメドレーの中でのETERNAL MINDのみ。他のグループがオリジナル曲を披露していたことなどもあって、あぁ時間短すぎるとか、あぁオリ曲欲しい・・ちょこっと思ったりもしたけど、そんな弱気な気持ちを吹き飛ばすパワフルに徹底したステージだった。

  よく揃ってアクロバットも華々しいすののZIG ZAG LOVEの後、呪文を唱える、違うw、ラップを唄うさなぴを先頭にみゅながもろはぎやすあらんの順でずかずかと登場するLove-tune。本当に我が軍とか部隊とか言いたくなるような闘うオーラがメラメラと燃え立っているよう。欲目パワーでまくし立てれば、「さなぴが戦端を鋭く開いて、みゅーさんがトリックをしかけ相手を惑わせ、ながつモロと多勢で攻め立てるわが部隊。はぎちゃんやっすーの歌が強くて強くて。しんがりにゴースト顕嵐」と言いたくなった。

 特に、相変わらずオープニングを任されるさなぴの空間を切り裂いて自分のものにしてしまう吸引力と、はぎちゃんとやっすーの後ろ、しんがりに控えるあらんの赤いベールの奥に光る目の色が人外な妖力が、もう胸に突き刺さって。やっぱりこの2人の「演じること」でステージの空間を作り上げていく力ってすごいのかなと思った。

 この2人の間に、みゅーさんの上下に激しくも柔軟な動きと歌、ながつの懸命ぶり、はぎちゃんとやっすーのコシとキレのある歌、モロの表情と四肢の動きで柔らかく外に広がっていく可愛いアクセント、そんなかんながびっしりと詰まっていく。バラエティ豊かな面々ではあるけれど、今回は「強い」という一点に集中したステージ。ホントに、こいつら最強と痺れに痺れた。

 もともとはぎちゃんはステージではカッコよい人だったけれど、ほとんど金髪になったこのエタマイでは7人の集団の中でくっきりと存在感を放っていて、最高にキリッとして強くて。これまでの「可愛いはぎちゃん」を少し手放してて残念な人もいるんだろうけれど、彼が本来持っている(とわたしが感じてる)「エネルギー」とか「強さ」をストレートに出せる、見せられるようになってきたんじゃないかと思っていて、本当のおとなになっていく成長ぶりをまるっと支持したい。

 繰り返すけど、今回のエタマイは「強さ」というところに特化したステージだったなあ。今のLove-tuneは7人になって何にか1つのものに焦点を絞って達成しようとするそんな風にも思える。7人の、自分たちの強みをもう一度再構築していくターン。でも、こんなにこいつら強い・・・ほんとにひとりひとりがかっこいいのかたまりだった。