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ラボを捨て、ビーチに出よう

どこにいたって君がアイドルだ

はじめてのはぎちゃん

萩谷慧悟

 そんな訳で、はじめての生のはぎちゃんに会ってきたんだった・・・自分が超新規ということもあるんだけど、結局のところ、最強無敵の20歳直前!って感じになってしまう、そんなファンのひいき目200%のはじめてのライブの感想。

 29日の1部はアリーナ下手の最後方、バルコニー下あたりの位置取りで見てた。Love-tuneが上手のバルコニーに登場すると、真っ赤な服着た真っ白な髪の男の子が身を乗り出して下の観客たちを煽っていた。そのはぎちゃんの目つきの鋭さ、煽りの強さ・鋭さにドキッとした。真っ白な髪の下に黒いところもまだらに見えたことも相まって、銀色のおおかみの子みたい・・そんな第一印象。

 ライブで見るはぎちゃんは思ったよりずっとやんちゃで、お兄ちゃんで、みんなの役に立っていきたいとアグレッシブに動くアイドルだった。バルコニーで2階客席を何度も何度も煽っている時のいたずらっ子のような表情(げんげんたちがいたらしい)。すのーまんの阿部ちゃんやさっくんと、目をキラキラじゃない、ギラギラさせて、煽りあったりじゃれあったりしてる様子は、まるで犬や狼たちが乱暴に遊んでいるようにも見えた。さなぴーやモロに半ば強制的におんぶさせたり、飛ぶ鳥落とす勢いのいかりぶちょーの談話の言葉に小声でぼやく姿に、「おまい、じゃいあんか?」に思ったりもしたw。

 反面、ちょっと照れるようなことを言って超ドキドキしちゃってるさなぴの背中を「大丈夫っすよ」とでも言いたげにさすってあげたり、みゅーさんの外れかけたマイクセットに気づいて素早く回り込んで直してあげたり、あらんちゃんの横に寄り添って手をつないでいたり、追い詰めてエア壁ドンしていたり。もしかすると小芝居したかっただけなのかもしれないけれど、メンバーを気遣う気持ちのあったかさや、お兄ちゃんしていたいそんな様子も伝わってきた。

 そんなステージでの存在感の確かさの土台になってるのがパフォーマンスのキレッキレぶり。バンド曲のドラムはもちろんのこと、パフォーマンスバトルの時の時は、他のメンバーがカップパフォーマンスをするなか、伴奏のドラムのソロ演奏を披露していた。ダブルロールのソロからはじまって、その後、ドラムマシンを叩いて紡ぎだすビートに乗ってらぶのみんながパフォーマンスを繰り広げる。ドラムを叩くはぎちゃんのスティックや腕のさばきも大きくってダンスしてるみたいに見えたし、2部ではステージにかなり近くて、スティック指の間に挟んでいる様子や、手首の振り具合までしっかり見えて、その鮮やかさに惚れ惚れした。

 1年前ごろまだメインの売りになるというところまではいってはいなかっただろうドラムやバンド。去年の夏の思い出だけで終わってしまうのかと思われたチーム者のファンカッション。その二つが徐々に実を結んで行って今こうやってはぎちゃんが所属する名前を持つグループのちゃんとした演目となってる。積み上げてきた経験ーそこには大学での勉強や経験も入っているだろうーをきちんと自分の武器として装備して使えるものになってるところが、ほんとに逞しいし、思ったよりずっとしたたかで親分肌なんだろうな、はぎちゃんは・・となにかもう親のように思ってしまうのだった・・。

 それにしても銀髪のはぎちゃんの綺麗さって何事だろう。はじめて肉眼ではっきり見えるところではぎちゃんのダンスをみたんだけれど、お顔の作りも体の線もシンプルなすきっとした感じなのに、なめらかで弾力があって、色気が溢れる様なタメがあって。とりわけ横顔の美しさにすっかり見とれてしまった。歌声も思っていた以上に柔らかで繊細。メロディはちゃんと聞こえるし、曲にあったビート感、テレビでいつも感じてる艶っぽさもあったけれど、ふわっと空気に溶け込んでいってしまうような不思議な声。声が細いと言えば簡単なのかもしれないけど、それだけじゃない「溶けて、ほどけて、空気の色を変えていく」ような声。この声でもっとしっかりと強く長く歌ってほしいなぁ。

 深窓の秘密兵器のようでもあり、逞しい野生もあり、そしてやっすーにカップドラムのことでさりげなくダメ出しされたりもしたり、それを素直に受け入れていたり。ほんとにいろんな顔を、役割をいっぱい見せてもらってしまって、もうもう一杯いっぱいいで「ありがとう」としか今は言うのが精いっぱい。こんな見事な子を世に出してくださって、神様とご両親とジャニーさんとジャニーズの仲間のみんなと、らぶにお礼を言うしかないよな・・・と思った、初なまはぎちゃんでした。