ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

弓道男子のLove-tune(ポポロ2016年8月号)

 明日はいよいよ7人になったLove-tuneの少クラお披露目の日。あさって発売のアイドル誌3誌とも7人での登場なんだそうで、はぎやすさなみゅの4人のLove-tuneを思う存分愛でることができるのは今日で終わりなのかな・・・なんてかなりセンチな気分になっています。そんな訳でとても素晴らしかったポポロの弓道男子を絶賛回顧しますww。

 まずは4人の弓道着姿が格好良くって。白の道着に黒袴。さすがアイドル、腰の高さが絶妙で道着と袴のバランスが最高4人の全身ショットがあるのが嬉しい)。弓を引いているショットも4人それぞれにあって、適度に開いている襟元からのぞく鎖骨の付け根、そしてすらっと伸びる首のラインと首から浮き上がってるのがすっごくセクシー。そして、長い弓を持つ手の表情。弓を抱えるしぐさ。普段ないシチュエーションに小道具使い。ほんと目の保養をさせていただきました。

 テキストの方では、意外にも安井くんがなかなか上達しなくて悔しい思いをしたというお話が意外でそこからの展開がとても興味深かったです。グラビアでもその悔しそうなお顔が載っていて普段のお写真ではみられない思いつめた表情。そして、安井くんが一番悔しかったのは、体が小さくてとか、単に上手くできなかったということより、邪念のない気持ちで取り組むまでに時間がかかったこと、だったように読みました。

 でも、自分でできないことはやらないタイプという安井くんが、そんな苦手な場面でも、ガチになって最後まで取り組んで、みゅーさんに「今日はガチだったね」とか、はぎちゃんから「できないことはダサいけど、悪いダサさじゃない」とか、仲間からマジな評価が飛んでいて、普段、彼らが自分たちの仕事に対してどんな風に取り組んで、お互いにどのようにフィードバックしているのか、そんな様子が垣間見えました。

 さなぴには「できないことに果敢に立ち向かう(萩)」、「くだらない話をしていても急にスイッチが入って真顔になる(安)」。みゅーさんには「器用すぎるから真剣だけどなんでもすぐできちゃう。ほんとに追い詰められた表情になったことがない(安)」、「髪型を気にしているようで実際に気にしていたのは最初だけ(萩)」。そして、はぎちゃんは「常に真剣でスイッチが入るのが早い(安)」、「やると決めたら感情に振り回されずにできちゃう(安)」・・といった一緒に仕事をしている人たちならではの人間性が見えたような。

 いつもいい笑顔で、かっこいい姿で演じられるアイドルのパフォーマンス。それがどんな風に出来上がっているか、なかなか見せてはくれないものですが、この特集はそこをちょっとだけ見せてもらえたような気がしました。はぎちゃんが今回の座談会で、クリエ公演のFinally Overの演奏の後、「バンドで集中して演奏をした後に見合わせたみんなの表情は、凄い入り込んでいて、それぞれの世界が見える」と言っていましたが、彼らがステージ上で見ていた世界。またもし機会があれば教えて欲しいものですね。

 これから7人になって雑誌の記事がどんなふうになっていくかはわかりませんが、この数か月間で4人のLove-tuneがアイドル雑誌など見せてくれた、ライブやグループ作り上げていく過程、仕事にかける熱意や、そこで培われていく彼らの人間性といったものは本当に面白いものでした。また機会があったらこういうアプローチで新しい7人のLove-tuneを見せて欲しいものですね。