ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

はぎちゃんの試練みたいなもの・・・

 さて、週末はMyojyoとポポロという2つのアイドル雑誌が発売されて、どちららもLove-tuneというお名前で3ページもいただいて。ポポロなんて、はぎちゃんを載せるのが超久々だと聞いていたけれど、表紙にもちっちゃいですけど4人の集合写真もちゃんとあって嬉しかったな。

 今回の2つの雑誌も記事が面白くて。他のグループのページと見比べていて思ったのは、Love-tuneの記事はプライベートだけにはならないで、グループでの活動(今回はクリエ公演)やその他の仕事を絡ませるものなところ。読んでるとどうやってあのパフォーマンスが出来ていくのがすっごく見えてくるような気になる。自分は何よりLove-tuneというグループの作品そのものが好きだから、そういうアプローチが本当に楽しい。もっともっとお仕事のこと聞かせてほしい。
 とはいえ・・・。お仕事そのものの話じゃないけれど、2つの雑誌を読んでて少しだけはぎちゃんのことが気にかかったので過保護親のようだけれど、ちょっと書いておこうかなと。Myojyoでは4人が他のメンバーについて語っていて、はぎちゃんについてはさなぴが「大学や仕事のことで悩んでいる姿が3年前の俺を見ているよう」、みゅーさんが「はぎちゃんのグチは通常営業だから、いつも聞き役になっているよ」、やっすーが「最近、自我が芽生えたみたい。『それは違う』とか、しっかり自分の意見を言うようになったね。」と。
 やっすーはうまく言い換えてくれているけれど、はぎちゃん、あ~なんかストレスとか悩みとか抱えちゃってるのかなと。もともと、大学と仕事と両立すること自体すっごく大変だろうし、大学で勉強することが何の役に立つのかとも思うだろうし、どうしても他のメンバーとは別行動になりがちだし、今のジュニアの状況の中でこれでいいのか、自分は今どうするべきなのか、すっごく考えることも多いんじゃないだろうか。特に、Love-tuneのメンバーはすっごい人ばっかりだし、比較的高年齢グループでもあるし、他のメンバーのことを想うがあまり焦って気持ちを拗らせたりしていないかなぁ、なんて要らぬ心配をしちゃったりしている。ああ、田舎のばばあみたいだわたしww。
 そんなはぎちゃんに対して、さなぴーは「ぶつかったり、もがいたりした方が萩ちゃんの経験になるから、アドバイスはしない」と言い、みゅーさんがいつも聞き役してくれていて、やっすーははぎちゃんの悩む様子を「自我の芽生え」とポジティブにその成長をとらえようとしてくれている。甘やかさないけれど見守っている感がありがたくって。はぎちゃんも「場の空気をかき乱すこともあるけれど、3人はいつもやさしいし、その場もまとめてくれるから、俺は素直でいさせてもらっています」と、素直に言いたいことが言えているという。色々と思い通りに行かない時にはついつい自分を抑えてしまって、自分をスポイルしちゃいがちだけれど、そんな風にはならなさそうで一安心。

 それに、そんな状況でも、きっとこの人は大丈夫だと思わせるエピソードがポポロに載ってて。お母さんが忙しい時には、大学から一旦家に戻って、家族のカレーを作って、洗い物をして、車の教習所に行くんだそうだ。家族が忙しい時に、自分の時間を割いて、家族のために時間を使える。19歳の男子がそんなことをさらっとやってのける。こういう自分の足元をおろそかにしない、生活の豊かさをしっかり守れる、そして人のために自分から動くことができる子が、自分の仕事の悩みを乗り越えられないはずはないんだと思うんだなぁ。

 Love-tuneがはじまって、みゅーさんのように引っ張りだこ状態になるという試練に見舞われたメンバーもいれば、はぎちゃんのように大学との両立で悩む試練に見舞われる人もいる。このLove-tuneを始めようとする時に、2つのグループの掛け持ちをやると言ったであろうみゅーさん。自分も同じ土俵に立って戦いたいと言ったはぎちゃん。二人は今、その時の自分の言葉が生んだ試練と戦っている。

 すごく遠くから見ると二人の試練は同じ種類のものに見えるんだけど、近くから見れば表面的にはとても違って見えることもあって、色々と辛い思いをすることもあるだろう・・・でも、きっと、そのまま彼らは進んでいいくんだろうし、その試練をみんなで理解できて、陰に日向に支えあえる仲間なんだろうなぁと思う。だから。はぎちゃん、頑張れよ~~。