ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

2016年3月9日ザ少年倶楽部のはぎちゃん

 今日は4月のザ少年倶楽部の収録の日らしいです。Love-tune、いよいよ正式にお披露目だったりするのかな?まさか、何もなく、しれっとクレジットに「Love-tune」と出たりして・・などと妄想かきたてられるこの時間・・・先週分の放送をもう少し振り返っておきましょう。

 この日のテーマはセレブレーションっていうことで、学校を卒業するとか、妹さんが結婚したとか、色々なお祝い事が語られていたんですが、微妙に気になったのが「今年20歳になる」お祝い。「ハタチになったよ!」ならわかるんだけれど、まだ数カ月後のそのイベントを今祝うかなと。

 まあそれで勝利くん、小瀧くんと並んで、8か月後になる20歳になるはぎちゃんこと萩谷慧悟くんもドラムの席でピンスポット当ててもらえて、もうド・ピンですよっ!そして、「ハタチになります!」という元気なお声と、キラッキラ目の超可愛い笑顔と、祝ってもらったのにカメラ目線で自分で拍手するーそれもドラムスティック指にはさみながらーというはぎやけいご(10)なお姿を見せていただいて、むりくりお祝いもよかったな、今月も少クラさんの萩谷愛w確認できてよかったな~なんて思っていたんですがね。

 で、この後にもう一段興奮させることがあって。曲に入る直前のあきとくんの紹介が「という訳でお祝いムードで見てあげてください~」だったんですけれど、見ている方はLove-tuneという存在がもう頭にある訳で、「何、お祝いって?何か含んでることあるでしょっ?」ってな超浮ついた気持ちで、Heavenly Psychoに入っていった・・という感じです。

 そして、曲のイントロ。儚げな、幻想的な始まりに合わせて、ピントをぼかした感じで、安井くん、美勇人くん、真田くんと続いて、だんだんピントがあってきて、最後のはぎちゃんではっきりとした画像になるんですが・・・。その時、歌っているはぎちゃんがすーっとまぶたを閉じてたんですね。その祈りというかこころのこめ方。そして、そしてすっと目を開いて、視線は下に落としたまま、右手のドラムスティックをくるっと一回転させて、ドラムを叩いてビートが動きだし、曲の本編が始まる・・・。

 その一連の流れ。もう、萩谷慧悟、どんだけ天才!と思いましたよ(もちろん、そこを切り取っていただいたカメラさんも天才なのですが)。前回書いた、はぎちゃんパートの歌いっぷりというか、そこに乗せた怒りの表情も素晴らしかったのですが、どちらも流れている曲の中で、その流れに乗せて彼が感じとったものや表情を乗せられる。演じることで曲を壊すことなくスムーズに、でもかなりドラマチックなやり方。いや、本当にカッコいい。

 また、エンディングの「卒業~さよならは明日のために」でも、「離れても変わらないと約束したのに」というパートを歌ったはぎちゃんは、前を向いて右手を上げて前を見つめ、そして歌い終わりに合わせてその右手をスーッと下げて、最後手のひらをぐっと握りしめたんですね。その握りしめる拳の速さ。やるせなさよりも悔しさがこもった拳のように見えました。

 そのはぎちゃんの振りは、この曲に登場したキングプリンススノストそしてLove-tuneの中でも一番熱いものだったように思います。歌の表現力はもちろん振りの表現力とは違うのだから、この日のはぎちゃんのやり方は邪道って言えば邪道なんでしょうが、伝えたい気持ちの強さ、何を伝えたいかがわかりやすく伝わってくるところが、凄いなあと、他の人とは違うところだなぁと思ったのでした。またね、「怒り」とか「悔しさ」の表現というのが痺れるところですが、またそのあたりは次に機会があったらで!