ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

新規ジャニファン はてなに立つまで後編

 ひとまず終わらせましょう・・・・どこまで書いたっけ?

 

 SixtonesのBe Crazyをザ少年倶楽部で見たのが2015年10月7日。歌の力強さと華やかさ、一目で6人を覚えてしまえるようなクリアな個性、そして元気さと激しさを兼ね合わせたダンス。バカレアの時にはなんとなくひ弱にも見えたあの6人がこんなに立派というかしっかりした体躯をもった青年になったことが何よりも嬉しくって、録画を何度も見返し、色々な昔の資料とかを探しまくって、見ていたのが10月から12月にかけてと言うことでしょうか。

 中でも魅かれたのが森本慎太郎くんで。いかにも体幹がしっかりしているダンス。踊りながらでも膝や腕が体の正中線からぶれないでまっすぐ上がる動き。そして、ありし日の伊藤みどりちゃんのトリプルアクセルを思い出させるような、外にどんだけ飛んで行ってしまうのかと思わせるようなダイナミックで気持ちのよい腕の振り、ターン、そしてステップ。バカレアの主演で馴染みがあったのもあるけれど、もうもう、彼の動きそのものが大好きになりましたね。

 あともう一つ慎ちゃんのことで魅かれたのは、昔の映像などを探してぶつかったのがあのスノープリンス合唱団のセンターで歌うありし日(ってのもヘンな言い方ですが)の本当に可愛らしいチビ慎ちゃんとのギャップ。スノプリの慎ちゃんはいわゆる一般人がジャニーズっていうものをイメージする時の一つの典型、それも評価が真っ二つに分かれる典型だったように思うんです。でも、高校3年生になった慎ちゃんはそれが話のネタになるくらい、男らし過ぎるくらい男らしい青年に成長した。あんなに幼くて、可愛くて、スペオキだのと言われた子が、芸能界の波にスレることなく(すごい偏見なんでしょうが)、ちゃんとした青年に成長ように見えた。そこがもう凄いなと感動して、ジャニーズっていい組織じゃないかと迂闊にも思ったりしたんですよね。

 そんなんでSixtonesや他のジュニアのメンバーを覚えつつ、A.B.C.-Zもかなり好きになって12月を迎えておりました。ザ少年倶楽部だと大阪でのホールの中を移動して5starsを披露したのとか(仮面ティーチャーSPの金髪先生が何者なのかようやく把握した瞬間)、安井くんとSnow Manの枯葉の影とか、中山悠馬くんとそのバックについた安井くんたちのバシッとした演目のいくつかとか、好きなものが増えていきましたねぇ。11月24日にツイッターもはじめて、12月1日(火)に「安井萩谷森田真田あたりの方々は・・・・」なんてつぶやいたりしていました(しかし、つぶやいた理由がよくわからない・・)。

 そのつぶやきの翌日が12月2日の少クラ。そこで、その安井くん萩谷くん美勇人くん真田くん半澤くん増田くんの、Take Over ×Forever、Dream Boysのパフォーマンスを目撃してしまったのですね。真っ赤な華やかな衣装を包んだ4名の、激しくも正確で華麗なダンス(特に4人で踊っている時の美勇人くんの身のこなしに感嘆しましたね。あんなに後ろに身を倒しながらリズミカルに下がっていけるなんて見たことない!)、迫真の楽器パフォーマンス。熱く荒ぶる魂の表現。そして、半澤くんと増田くんの輝くファンファーレのような歌の後に、未来を自分で切り開き進んでいこうとする輝く安井くんの堂々たる姿。もうねぇ、痺れました。こんなヒリヒリとした自分自身も燃やしつくすようなパフォーマンスをする人たちがいるなんて・・・。Sixtonesの他にもお気に入りの人達が生まれた瞬間でした。

 このころから飛躍的にYoutubeを見る機会が増え、ネットで得た情報などから、何やら複雑なジュニア模様がだんだんと見えてきたように思います。安井くんたちのパフォーマンスのエネルギーの源を妄想的に想像するようになったのもこの頃だったでしょうか。でも、まだ関心の中心はSixtonesで、12月23日の少クラクリスマスSPでも6人で固まってわちゃわちゃと楽しそうなメンバーを目を細め、Snow Man→Sixtones→真田安井くんたちのメドレーでも、6人の間隔をステージいっぱいにとって歌う彼らに凄い頼もしさと勢いを感じていたように思います。

 そして、Sixtonesと入れ替わりにでてきたのが、増田くん、真田くん、安井くん、萩谷くん、美勇人くん、半澤くん。みなお揃いの銀のスーツが大人っぽい感じで軽快に歌っていたのですが、二人づつ組になってカメラ目線でアピールするところで、そのごく個人的な事件が起こりました。安井くんとペアになっていた萩谷くんがカメラを指さし、じっと見つめ、その視線を上にはね上げてくるっと後ろに回り込んでいったのです。そのさりげなくも男っぽい、色っぽい視線に「はっ?何?」となり、胸がドキドキしはじめました。もちろん、それが萩谷くんだとはわかっていたんですが、それまで萩谷くんに感じていた爽やかな穏やかな子どもみたいな笑顔とか、ダンスやドラムで見せる一生懸命な姿とか、エッジの利いたリズム感とかとも違う、その色気に頭の中が?マークでいっぱいになったのでした。

 これまでに色んな人たちの、熟練の歌声、渾身の、自分を切り裂くかのごとく憑依するようなパフォーマンス、そういうものにこ心を奪われファン活をしてきた自分でした。でも、萩谷慧悟くんがそのカメラ目線で見せたようなすっごく「シンプルな色気」というものに心が奪われたのはあまり記憶にありません。今頃になって、なぜ、また?。そして、私からすれば怪物みたいな色気も持っていてもデビューできないかもしれない彼らたち。もう意味わかんないし!そんな衝動が、今こうやって「はてな」を始めたことの最大のきっかけだのように思います。

 そんな自分の中の理不尽と、自分の外の理不尽を書きとめておきたい。担当とは言わないけれど、すごく気になる慎ちゃんと萩谷くん、そして彼らが今いる2つのグループ(と言いますよ、自分)と、彼らをとりまく人たちのことを書いていきたいな~って思う、2016年クリエ発表の翌日なのでした。