ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

2017年11月3日、11月10日ザ少年倶楽部のLove-tune

 さて、遅ればせながら2017年11月の少クラのLove-tuneのまとめを。3日はA.B.C-ZのNakedでさなみゅはぎれおのバンドがバックを勤め、10日はらぶ単独でキスマイ先輩の「MU-CHU-DE恋してる」を披露しました~。

 まず、3日のA.B.C-ZのNaked。えび兄さんたちのJr時代の、ABC時代から続く曲で、バンドグループのQuetion?と一緒にやったりしたそうです。ちなみにえび兄さんの1stアルバムにもこの曲は収録されてますね。らぶめんも2015年初頭のガムシャラparty8とか2015年Hクリエでも石垣さん後藤さんと一緒にやってますね。あー、胸熱。

 さてそんな曲の2017年バージョン。びっくりしたのは最初のベースソロの手のアップから始まったこと!美勇人くんのピック弾きめっちゃカッコよかったですよ~。その後もえび兄さんたちが頻繁にらぶめんに絡んでくれたり、河合くんが4人の名前をコールしてソローパートもあったりとか、めちゃめちゃ目立っていて。バックというよりコラボな感じがあるなあって感じていたのですが、えびさんJr時代の背景もあったのかもですね・・。起用に応えて、さなみゅはぎれお。全員がクールに落ち着いていて安定感抜群でした。萩谷くんのこの日の髪型が黒髪で額パッツンで、すくっと背筋を伸ばして落ち着いてドラム叩いているところは、とってもテクノっぽい感じもあってめちゃカッコよかったですー。上空からのカメラにもしっかりカメラ目線して、まじめな雰囲気の中にもおちゃめさも混じえていて、痺れましたねー。

 曲が終わった後になるんですが、河合くんが萩谷くんの近くにやってきて「ドラムカッコいい、ドラムカッコいい」って言ってくれて、萩谷くんも照れながらにっこりしてイヤモニ外すシーンとかもカメラに収めてくれたのも萩谷担には嬉しかったです~。ちょうど収録があった10月はABC座があったのですが、そこで河合くんはドラムソロを披露するところもあったりして、ドラムが気になっていたのかなとちょっと妄想しちゃうのですが、その上でそう言ってくれていたら嬉しいなあと思ったのでした。


 さて、2週目の「MU-CHU-DE恋してる」は、オリジナル赤衣装で、髪型は収録日がZeppの直前(10月16日)なのでそっちをご参照にしてくださいって感じですかね。個人的は、この曲はジャニーズを好きになって最初に買ったシングルのカップリングだし、らぶにぴったりだなあとらぶ結成からはずっと歌割を妄想していたので、本当に思い入れ深いです。本当に映像でしっかり残って嬉しい~~。

 振り付けはおそらく、Jr祭りから続く振り付け。なんだかもうどうに入ってる感じがありますが、ちっとも飽きないないですねっ!。ベリー色に髪を染めた安井くんを中心にあの7人で作るハート型オープニングが本当に可愛らしい~。その後も、ちょっとしたお芝居の動きも交えながら、ともかく可愛い、可愛いで進んでいく1曲。個人的には、顕嵐ちゃんが真田くんに手を差し伸べるところの真田くんが満面の笑みを浮かべてるところがめちゃめちゃ好きです~。あと、そのシーンで中央で円になって5人が踊るとこの振り付けが好き。腕をまっすぐ前に差し出して、器械体操のように動く感じ・・あのピキピキとした動きは素朴な可愛さのあるらぶらしいなあって思います。
 そして、Jr祭りで外周を練り歩くところが、NHKホールの客席最前へ移動して、そこでずらっと一列に並んで歌うシーンになっていて。その動いていく様子とか、カメラがステージ後方から遠めでらぶめんとその後方に広がる客席を全部納めるような形で撮ってるのがすごくスケール感があって。その後、諸星くんの客席とのCALL&レスポンスになっていて、本当に客席との暖かい一体感がよくって。何度見ても、どうしても大晦日の紅白歌合戦の一シーンに見えちゃうんですよね・・。
 そして、その前かな、1列に並ぶシーンで一番上手の萩谷くんが真田くんの横に並んでるんですが、萩谷くんずっとみんなに背中を向けて上手のほうを見てるんですよね。なぜ?まあ?って感じでいたら、真田くんがこっちむけよとでも言いたいように萩谷くんをくるっと回して、正面向かせて。まあ萩谷くんはまたすぐに横向いてしまうんですけどね。でも、最後の集合シーンでは、やっぱり真田くんが萩谷くんの方をポンポンと叩いてくれていて、凄く嬉しかったですね~。
 この最後のシーン。ほんとうに7人が満面の笑顔であったかくわちゃっと集まっているのが可愛らしすぎて。美勇人くんと顕嵐ちゃんが仲良く肩を組んで、それを安井くんが嬉しそうに見上げていて。一番前で横になった長妻くんと横に並んだ諸星くんの頭をわしわししてる萩谷くん。その萩谷くんをよしよししてる真田くん。全員、ほんとにほんとにいい笑顔、仕事を超えた仲のよい仲間のような、まるで家族のようにも見えたりして・・。その後のインタビューを読むとZepp単独コンを前に本当にたいへんだったらぶめんたちがぶつかりあったり、結束を固めあったりしながら生まれたものなんだなあって、ほんとに胸が熱くなりました。
 ほんとに「家族で大晦日で紅白歌合戦・・感」溢れる1曲でした。NHKホールで客席と一体になって盛り上がるLove-tune。その未来には同じ場所で日本一の晴れがましさの中で同じシーンを見せてくれるような気がしてたまりませんでした。

舞台「何者」の感想(12/6夜)

 舞台「何者」千秋楽おめでとうございました!12月6日の夜公演に再び行って来ました!。同行させていただいた方に本当に感謝です!。2回目だったのですが、ひとつ驚いたのは前回見た時と大きく印象が変わらないことでした。お話のわかりやすさ、役者さんたちのお芝居は最初から完成に近くて、熱のこもった演技が毎回変わらないこと。これらは意外と簡単なものではないよなあ、たいしたものだよなあと思った次第です。そう思いつつも、ラストシーンの顕嵐くんの表情のすがすがしさ、ひとつ山を乗り越えた感じがより増しているようで更に胸に迫るものになっているように思いました。
 まったく原作を読まずに感想を書いてしまっていますが、今回の舞台「何者」のお話の一番好きなところは、5人の就活生の裏と表のあるドロドロとした気持ちや、情けない姿を描きながらも、全員の、そのクセのある何者にかなりたいという思いを肯定していいるところです。家族に振り回されて苦しんでいるミズキ、昔の思い人に会いたいというまるでお花畑のような思いで就活を続けるコータロー、人より一歩でも先んじるために自己中心的に突き進み人を傷つけ人に傷ついていくリカ、やりたいことはあるのに一つに決めて進んでいくことや失敗することに臆病になり隠れて就活するタカヨシ。そして自分の思いを抑圧するように俯瞰することで満足を得てタクト。誰もが、就職という「自分がなりたい何者かになる」ことに結果的には背を向けていて、そのせいでどんどん追い詰められていく。でも、この舞台の作者は、その彼らのいびつな思いと、その顛末をそのままに肯定し、明日への扉を開いているように感じました。

 二人の若い女優、加恋さんと香蓮さんの強さと激しさの表現の強さと説得力は「辛くてもそのままでいいんだよ」と告げていたように思えたし、お花畑な思いを胸に上手く就職活動をくぐり抜けた勝大くんのめっぽう明るい楽しい演技は、こんな子だったら一緒にいたいなあとついつい説得されそうだったし、主人公だけれどずっと傍観していた顕嵐くんには「自分の底にあるものを引きずり出させる」ようなダンスの場面で一転自分の奥底にある思いに光明を見出していくラストにつなげられていくという。彼らのお芝居の強さそのものが「存在の肯定」に直接繋がるような、そんな構成だったように感じました。
 最後に残ったタカヨシ。もう一人の思いだけは高く一歩も踏み出せない、いわゆる中ニ病なタカヨシ。似ていると言われ同じ思いを抱えていても烏丸ギンジのようには前に進んでいけないタカヨシの子どもっぽさは今の長妻くんの幼さのある演技だからこそ、生きている人物としてぴったり合うように思いました。二人は似ているのか、似ていないのか、それは明言されなかったけれど、タカヨシの思いの純粋さはきっとギンジと同じで、舞台の最後の一言で主人公に肯定され、彼の生きるよすがになっている烏丸ギンジと同じ可能性を秘めた人間であるとタカヨシは描かれているように思えたのですが、さてどうでしょう?
 ギリギリのところに追い詰められてようやく自分の足場を見つけ出し、自分自身として生きていくストーリーは、何歳になっても自分の気持ちを煽ってくれる、勇気づけてくれるもので、なんていうか初心に返ったそんな舞台でした。

 こんな風に、舞台「何者」は学生演劇的というか、自分探しのテーマが凄く心を打つのだけれど、青春ならではの演目をジャニーズJrの子が他の若い俳優さんたちと同じ立ち位置でぶつかり合って取り組んでるってのが凄く素晴らしいなと感じました。自分の存在をかけながら、劣等感や先のみえなさにおびえながら、傷ついて、自分の中に存在してるものを見つけ出して、自分がなるべきものを探し出して、表現していくこと。それは、ここに集っている若い表現者のみんなに、もちろんジャニーズJrの子たちも同じなんだろうなあって凄く感じました。この舞台と同じ時に、帝劇の稽古で頑張ってる子たちもきっと同じなんだろうなと。だからこそ、ここまで大きな舞台でなくてもいいのでこんな外部の若い俳優さんたちと真っ向からぶつかり合うような経験ができる子が多くなるといいなとも。いや、もっと変化は当たり前のように起こって、当然そういうものなんだ、自分もそうするんだと思う子が増えていくんだろうなってワクワクする未来も想像しちゃいます。もちろんこの二人がこのステージを踏めたというのもLove-tuneの先輩たちの経験もあったればと思うし。この輝きが二人の未来に、また周囲の人々へとどんどん繋がっていって欲しいなあと思うのでした。

受け取って欲しい、この愛を。(2017年12月1日少クラのLove-tune)

 Love-tuneのオリジナル曲3曲目の「This is Love Song」が12月1日のザ少年倶楽部でお披露目されてから早1週間。リピートする日々、毎日を過ごしています~。1曲目の「CALL」、2曲目の「烈火」(ジャニーズYou & Meアイランドにて発表。少クラでは未披露)がLove-tuneの特有の激しさ、熱さ、未来を作り上げようとするギラギラ感を最大限に表現した曲とすると、Zeppで初披露された「This is Love Song」はLove-tuneの名前のとおりの愛情にあふれた優しく明るく華やかな曲になりました!。担当の重いからすれば、ジャニーズJr最強アイドルの面々が集結したらぶなのですから、こういう華やかな曲を待ち焦がれていた!感じがありましたよね。Zeppの本編ラスト曲で初披露されてからは、早い少クラでのお披露目を!という機運が高まった熱も冷めないうちにファンの希望が叶えられて本当に嬉しかったです~。
 作詞はケリーさん、Samuel Waermoさん と 川口進さんのお二人。ケリーさんは自分の知っている曲ではえびさんのRevolutionとかキスマイのいいね!とかキンプリの勝つんだWIN!を作詞しておられますね。好きな曲ばっかりだ~。作曲の川口進さんは大好きなこの星のHIKARIを作曲している方。明るくてキャッチーな曲を目指そうとする意欲満々の作成陣ですよね!Zeppを振り返る雑誌のどこか(たくさんありすぎて覚えが・・)でらぶめんたちが「この曲は自分達でメロディを選ぶことができた」と言っておりまして、曲作成の最初の段階からメンバーも関与していてそこも嬉しいところですね。

 さなみゅはぎれおのバンド隊とやすもろあらのボーカル隊に分かれてしっとり歌い上げる曲の前半。バンド隊も含めて順々に歌いまわしていくメロディは、やさしくたゆとうような懐の広さと甘くて切ない情感をたたえていて、各人の歌の伸びやかさ、一つ一つの楽器の音の美しさがとても強調されているように感じました。特筆すべきは最初のボーカル隊の歌唱が2部、3部となっていること。安井くんの存在感のある声の響き、諸星くんの美しく伸びやかな歌唱、これを顕嵐ちゃんのハモりがしっかり支える響きを湛えていてとてもかっこよかったです・・。ホントに3人とも歌が上手くなって(号泣)。その後、ボーカル隊が長妻くん→真田くん→萩谷くん→美勇人くんと歌いまわしていくのですが、それぞれ特徴のある、キャッチーな歌詞が乙女ごころをしっかり掴んでいきます。その後の真田くんのソロギターの音色が本当に泣けて泣けて。そんな前半戦。そして、ワンコーラス終わると安井くんのアップになり、それまでの大人っぽい素敵な表情から、一転ニッコニコの笑顔に変わると・・・
 NHKホールのステージの最前にずらっと並んだ7人。バンド隊も楽器を置いて、堂々と胸を張って並ぶ姿のりりしいこと、カッコいいこと。オーケストラも華々しく駆け上がっていくような曲調。まばゆい光の中で華麗に踊る彼らの姿は本当に堂々としていて、華やかで、アイドルの象徴みたいなお姿。またね、曲もアップテンポして、ダンスの一つ一つの動きがとても速いし、7人がくるくるとフォーメーションを変えていくんですね~。前後への動き、左右への動きどちらも凄く速くって、全然目が離せないという・・。エネルギッシュに高く飛翔していくようなメロディ。7人がファンへまっすぐ指差し、天に向かってまっすぐに突き上げる腕。気持ちの高揚がMAXになってフィニッシュ。バンドからダンスという流れで、アイドルらしい華やかさを表現した1曲となっておりました・・。
 しかしながら、すでによく知られているように少クラで披露されたのはこの曲の全部ではないのです。Love-tuneからファンへの愛の歌ともとれるようなラブソングには、まだまだ公開されなかった素敵な歌詞、より複雑に展開し、盛り上がっていくメロディがまだあって、そこが少しだけ残念でしたかねー。そこについては、すでに素敵なブログを書いていらっしゃる方がいるのでリンク貼っておきます。ぜひご覧くださいませ~。

guru.hatenablog.com

 そんな少クラ初披露版の「This is Love Song」でしたが、もちろん素晴らしいところもたくさんあって。個人的にぐっと来たのが7人のお衣装。キスマイのお下がりなんだそうですが、パステルのメンバーカラーのスーツ。薄めの色合いのふわっとしたスーツに、胸には濃い色味の花束。本当にどこの王子様のようでしたし、花婿さまのようでした。というか、今回歌われた1番の歌詞「特別な指輪にはまだ早いかもね(長妻)。受け取って欲しいよ(真田)。僕じゃダメなのかな(萩谷)。好きなんだよ(美勇人)。」のところをこの衣装で聞くと、やっぱりプロポーズの歌に聞こえてしまうんですよね。弱気な歌詞にも見えつつ、でも、やっぱりその指輪を「受け取って欲しいよ」真田くんがまっすぐに歌うんですもんね。Zeppでは少し神妙なお顔で歌っているはぎれおでしたが、今回の少クラでは満面の笑みとしっかりした自信を表情ににじませ堂々と歌っているところがとっても印象的で更にプロポーズ感があって。最後に、優しい優しい笑みの美勇人くんの「好きなんだよ」。Love-tuneが全国へのファンへ、正装で、愛を誓う1曲となっていたように思います。あぁ、本当にLove-tuneのファンでよかったと思う瞬間でした。
 そして、Zeppバージョンとは変わっていたのが、フォーメーション。最初は安井くんを先頭にボーカル隊の3人が前、そしてさなみゅが脇を押さえ、両方の最後にはぎれおが分かれて鎮座するV字隊形。ボーカル隊の美しい響きを前面に押し出すフォーメーション。特に、顕嵐くんがしっかりと熱い視線でカメラに向かって愛を歌うのが本当に力強かったなあと。そんな風に前後ろがはっきりしているなと少しだけドキドキしていたのですが、ダンスパートになると後ろにひかえていたさなみゅはぎれおが動く動く。とうとう最後には長妻くんがまっすぐ天を突き刺してすっくとセンターに立ち、左右をはぎさなみゅが固め、一番横にボーカル隊が納まるフォーメーションで終わったのでした。こんなフォーメーション初めて見た気がします。バンド→ダンスの切り替えと、バンドメンとボーカル隊の一の切り替えと。こういう構造的なところで、グループの深さを感じさせることができるのは、らぶが様々な手札をどれもおろそかにせず磨いているからだなあと思うわけで。そこもまたふり幅の広い、バラエティにとんだ魅力が持ち味のLove-tuneが歌う愛の歌らしいなと思ったのでした。

舞台「何者」行ってきました(12/2昼)

 あらんちゃんとれおれおの何者行ってきました!局チケは安定の落選だったのですが、ありがたいことにお誘いいただいて天王洲銀河劇場に行くことができました。本当にありがとうございます!お芝居の方も、よかった、素晴らしかったというより先に、ありがとうございますと言いたくなるほど、全キャストと丸尾さんがあらんちゃんとれおれおに全力でぶつかってくれていて本当に感動でした。
 朝井リョウさんの原作。脚本は黒岩勉さん。演出に安井くんの劇ラジの作演出の丸尾丸一郎さんが演出。共演に、美山加恋ちゃん、鈴木勝大くん、宮﨑香蓮ちゃん、小野田龍之介さんでした。原作を全く読まずに出かけたのですが、5人の男女の大学生が就活を行っていく中で、自分と言う存在を巡って虚々実々の人間関係繰り広げていく物語でした。思った以上に小劇場的というか、最低限のセットに、演者が自分自身を引きずり出される、自分自身をかけて演じていく、そんな気迫に満ちた演劇らしい演劇でした。
 登場人物が自分に、確固たる自分に成っていこうとする過程での悩みや対決していくというストーリーに、まるで演者同士の演技での対決や共鳴が重ね合わされて生まれてくるリアルなお芝居の空間。あらんちゃんとれおれおが自分自身をさらけ出してようやく太刀打ちできるような小劇場の世界感。そこで力の限りもがくふたりが素晴らしく、その二人に火を付けていく演出や俳優陣が素晴らしかったです。ジャニーズの世界とは正反対と言ってもいい世界観を経験できる二人も、それを目撃させてもらえるファンも本当に恵まれているなあと不遜にもとても感じました・・。
 共演の若い3人が本当によくって。小劇場は女優と言うように、加恋ちゃんと香蓮ちゃんの迫力が物凄くて圧倒的な迫力であらんちゃんに迫っていました。本当にあらんちゃんがやられちゃうんじゃないかと思うくらいの正面からぶつかってくるお芝居。勝大くんの明るくて柔軟でパワフルなお芝居も凄かったです。ほんとにこの3人が舞台をひっぱり、あられおの力を引っ張り出してくれていた気がします。
 勝大くんがあらんちゃんに「かかってこいや」くらいの勢いでお芝居を見せつけるところもたびたびあって。手の内全部晒して、真正面から向き合ってくれているのがありがたいなあと。二人は、ある意味、これからも同じような領域で競っていく人じゃないかと思うんです。でも、年齢キャリアで先輩の勝大くんがまったくオープンに戦ってくれている。ほんとに凄いなあと。勝大くんは4年前くらいになんどかドラマで見たことあるんだけれど、全然その頃とはお芝居が違ってて、本当に俳優さんらしくなったなあって、そこも嬉しかったなー。どんどん経験を積んでいくことでみんな変わっていくんだなあととても感じました。
 あらんちゃんとれおれおのお芝居の感想はもう1回しっかり見て書きたいのですが、個人的には凄く二人の地というか、自分をさらけ出して演じている感じがあって、本当に感動しました。特にそれを感じたのが、ダンスパートの部分で。思った以上に踊るパートが多かったし、最後の山場もダンスだったりして。そして、その時にふたりともぶわーっと存在感が出てきて、本当にダンスが自己表現なんだなあってちょっと感じ入ってしまって。なんかねえ、やっぱりあらんちゃんのダンスを見てるとトラジャだったりみゅーさんのにおいがふと出てくるような気がするし、れおれお見ていて何回かたにむーのことを思い出してしまうこともあって。ちょっと話は変わるけれど、Love-tuneでそれぞれのルーツを大事にしたダンスをしてるのがちょっと腑に落ちた気がしたな。
 でも、そんな自分のルーツを知ってか知らずか出してしまう・・というか感じさせてしまえるような自分を思いっきり出してしまうこと。それが、この「何者」のお話につながっていく気がしたんですね。自分の明日を切り開いていくのは、まったく違う「何者」になっていく過程でなく、自分自身になっていくこと、それが大事なんだと、昔も今もやっぱり大事なんだと感じさせてくれたのでした・・。本当にいい演劇を見ることができてよかったです・・ぜひもう一度行ってみます。

桃山ビート・トライブに行ってきました(12/1公演)

 桃山ビート・トライブ行ってきました~。歴史ものは大好きだし、何かと気になる山本亮太くん出演とあってお馴染みの六本木EXに行ってきました。いつもはほとんど見えないスタンディング状態での参戦だったで、今回、座って見るEXがとっても新鮮。1階席の後方だったけれどセンター真正面だっ たので本当に見やすくって。ただ、ちょっとお尻が痛かったかな・・。座席の幅は広いんですけれどねー。19時始まりの21時40分ごろ終了だったけれど、物語にす っかり集中してお芝居を存分に楽しんできましたよ。

 豊臣秀吉の時代を舞台にした芸能史というかアイドル史みたいなもんだったりするので見ていてめっちゃ楽しいー。悲劇の登場人物の夢が現代では・・ という流れなので結構感動してしまいました。悲劇と情熱のコントラストが濃くって。胸がじーんとしますね。歴史ものだけれど、歴史の使い方がオーソドックスで誰でも知ってることを上手く構成されているので、自然に物語に入り込めるというか。その分、オチが割と早く感じられたりするんですけど、歴史ものってわかってることをどう見せるか、どう咀嚼するかなので、逆にワクワクしながら見ることができました。

 登場人物は結構多くて。でも、主要人物はそれぞれ見せ場がきちんとあって、ひとりひとりの持ち味実力がしっかり味わえる上手い構成だったなって。ダ ンサーはダンスで、アイドルはアイドルダンス(冨岡くんと奥谷くんのコンビがまあよくって・・。ほんとアイドルって素敵)で、俳優さんはしっかりしたセリフ回 しと演技で、存分に自分の個性を発揮できるという。自分の勉強不足で知らない方が多かったけど、本当に楽しかったです。

 そんな中で、主役の山本くんと目黒くんが一番持ち味じゃないところ 頑張っていたのかもしれないと。大量のセリフとお芝居。そして楽器を弾きまくって、体全部を使って、熱いビートを表現してくれてて。本当に熱演で、きちんとあの大勢の登場人物の中の、お芝居の世界に溶け込んでいたなあと。俳優さんたちの配置の全体のバランスが凄くよかったように感じました。

 目黒くんは声がよくって!。そして、セリフのテンポや間が凄く素直でこれまたよいなと。熱く演技をする部分でもつんのめるようなお芝居にならないのがとてもいいなあ、好きだなあって感じました。目黒くん20歳、個人的にはジャニーズ舞台特有のセリフ回しがちょっと苦手なので(ショウの内容とかあれこれ言われがちメッセージも好きなのだけれど)、キャリアの浅いうちから外部舞台の経験を積めるのは本当によいんだろうなあってちょっと思いましたね。

 一方、山本くんはエネルギーの塊のような方で、熱くて、速くて、楽しくて、そしてちっちゃい、可愛い、めっちゃキュート。舞台のエネルギーの芯になってましたね。あと、山本くんは割と最初の方で袋叩きにされるところがめっちゃよくって!。殴られたり、上に乗っかられたり、踏みつけられたりする時の体の動きが、リアルでほんとに痛そうで、ちゃんと体が反応してて凄かったなあと。ほんとにマジでアクションものやって欲しいなあって凄く思いました。山本くんが山崎樹範さんとサシでお芝居をするところがあって。山崎さんの芝居の押し引きというか、ふざける部分と真面目な部分のコントラストの鮮やかさが凄くて。そういうお芝居を間近で経験できる凄さというか。外部の演者さん沢山の舞台ならではだなあと。凄くよかったですー。
 楽しい音楽、気持ちが踊るダンス、歴史のワクワク、沢山の楽しみでまったく飽きさせないステージでした。凄くシンプルに「お芝居楽しい!めっちゃワクワクする!!」って桃山の世界に浸っちゃいましたね~。ほんとに楽しかったです!

祝・初表紙!(ダンススクエアvol.22のLove-tune)

 2017年11月27日、Love-tuneの7人が初めて雑誌の表紙を飾りました!いや・・最近、めっきり記憶が危なくなってきているので万が一間違っていたらすみませんーー。フィーチャーしてくださったのはみんな大好きダンススクエア先生!!

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 画像あまり綺麗でなくってすみません。でも、大画面に7人のお姿が本当に素敵で、ぜひぜひお買い求めの上、お手に取ってご覧くださいませ!らぶが表紙の雑誌と言えば、あのWU誌の裏表紙がありましたねー。ちょうど1年前くらいのこと。

 

tanusun.hatenablog.com

  あれから1年。あまりに濃い時間が矢のように過ぎて、今度は正真正銘の表表紙です。未来が、夢がまた現実になった瞬間ですねー。本当に嬉しい。それにしても、らぶめん、本当にカッコ良すぎるー。大人のカッコよさもアイドルの甘さも青少年の爽やかさも全部揃った7人のバランスに頭がクラクラしちゃうのはLove-tuneファンのひいき目ですけど、本当にカッコイイーーーっ!!
 その上にピンナップ、中表紙、座談会&グラビア10ページ。本当にボリュームたっぷりでありがたい限りです~。座談会はZeppの演目をほぼ順番にその狙いや 裏話と湾岸のお話を少し。あと、各人の良かった点と反省点の各人レビュー。ほんとに満載ですー。座談会の方は他にもたくさん発売された雑誌と合わせてまとめてみたいのですが、各曲に対するこだわりとか詳細を語っているのはこのダンスクさんらしい技術的とこかなって気がしますー。個人的にはライブでの記憶がほとんどない「One drop」がはぎちゃん発案の思い出の曲と聞いて、めっちゃショックを受けているところですー。あー、リベンジしたい~。もう一度チャンスをくださいーーー。

 あとは、もろちゃんから「誰かが出したアイデアを否定するのはやめよう。一回トライしてから決めよう」という素晴らしいルールが提案されて、色んなアイデアが形になっていったというお話が聞けたのが本当によかった!。前から色んなところでらぶのアイデアホルダーなところはたくさん話されていたけれど、そんなさまざまなアイデアをどうまとめるのか、どう選んでいくのかって時に、言葉だけで解決していくのでなくって試した上でパフォーマンスした上で決めるってのはとっても納得しやすいやり方だなあって。もちろん、トライしていく手間がある訳だから言う程、簡単にできることじゃないけれど、色んな面でぶつかりがちなメンバーがまとまっていけたのはこの「言葉じゃない」方法で「納得」を求めていく方法あったからなのかなあって感じたんですねー。さすがもろちゃん!

 テキストはまた他の雑誌と一緒にまとめるとして、今回のダンスクのグラビアがめっちゃよくって。表紙のアイドルらしい明るい感じも素敵だし、ピンナップは7人が濡れ髪で並んでいるんですけど、ひとりひとり違う影を背負っている感じで本当に素敵。その一方で、中表紙のアウトな表情もみんな素敵で。はぎちゃんなんか突然パギってるから本当に参っちゃう。

 本文のグラビアの表情がですね、みんな一瞬の瞬間を切り取った感じが凄くあって、やっぱり芝居味があるというか。あと小さ目のショットの中に7人とも目を横にやるしぐさのお写真があって、それがまた一人一人物語がある感じでとってもいいんですよねぇ。やっぱり大好きな人なので、はぎちゃんの口元に「ふっ」と吐息を感じる透明感のある表情が本当によくって。いやもう・・だいすき・・(おおばかww)。あと個人的にははぎやす隣り合わせ、ちょっとした接触(膝を寄せ合ってる・・な!)があるのがすごくすごく染みました・・。本当にありがとうございます!

 まずはざくっとした感想を。ともかく初めての雑誌表紙が、こんなに素敵な内容で本当に嬉しかったです。一歩一歩前に進んでいく、未来を現在にしていくLove-tuneが眩しいダンススクエアでした。

 

Love-tune Live 2017の局動画!

 2017年11月23日ジャニーズ情報局HP内にLove-tune Live 2017のダイジェスト版がアップされています!有料(年会費2640円)で、会報などはないですが、HPの動画が充実していて、各種アイランドの映像やらお正月の挨拶映像、そしてファンには嬉しい今年のクリエの映像など色々と見ることができるのでぜひこの機会に登録されてはいかがでしょう??アドレスは↓ですーー。

ジャニーズジュニア情報局

 時間は約6分間なんですがその短さを感じさせない充実の編集。オリジナル曲を中心にユニット曲、ツイッターでも話題のあの曲もこの曲もばっちり収録(有料なのであまり詳細は書けませんがw)。6分間ぎっちりとライブ映像が詰め込まれております。なんとなくもう早々におせち料理いただいた気分です~。ざくっと感想をば!

  • Zeppならではの音のよさ、照明の美しさ、そして客席のペンライトの波の美しさが印象的ですー。かなりのハイクオリティ。本当によいハコでやらせてもらえたんだなあと改めて嬉しくなりました。
  • 7人のお顔がぐっと締まっていて本当にいい表情をしてるんですよね。音もとってもよくって。特に、後半のバンドの部分。この音が聞けるのは本当にありがたいなー。雑誌の写真も嬉しけれど、音はなかなか残らないですもんね・・
  • 一曲目からダンスがキレッキレですごくびっくりしましたよ。7人ともめっちゃダンスが上手くなっている!ダンスできないかもって事前に言っていたのが本当に謎ですよねw。生で見た時の感動を上回る上手さがあって、そこもまたびっくりしたところでした。。。
  • やっすーは最後に行くほどボーカルの熱とかぎりぎりの感情とかがどんどん出る感じがあってm新しい彼を見せてもらった気がします。アイドルと生身の人間の両方がちゃんと存在してて素敵だなあって感じました。
  • さなぴは、歌がめちゃくちゃよくって。きちんと広がる声にしっかりと存在感が乗ってきて。どんどん歌って欲しいです。個人的には新しい白黒衣装はさなぴのが一番素敵と思っているので、それが映像で見られるのがめちゃめちゃ嬉しい。
  • もろちゃんはこの大ステージで一番落ち着いてキリリとしたお顔でたくさん映っていて。この動画見る限り一番冷静なのはこの人かもしれないなあと。その一方で、サックスのカッコイイフレーズをいっぱい響かせていて凄かったです。
  • あの曲のサビを怒涛のフレーズを弾ききってふっと顔をあげたみゅーさんの表情が凄く好き。こんなお顔見たことないなあって思うくらい好き。音楽に没頭してる時に見えてくる「無」の表情というか。カメラさんにひたすら感謝!
  • ユニット曲でのはぎちゃんの切なげな笑顔が物凄く素敵で。歌声も綺麗なんだけれど、全身での表現が身震いするぐらい好きで。没頭しながらも、しっかりと、でも激しく叩くドラム。ビシビシとキレよく踊るダンス。全部素敵でした~。
  • 涼やかかお顔も、熱のあるお顔も、一生懸命に歌い続けるお顔もすごく素敵なあらんちゃんだったなあって。あの曲での耽美な姿もも本当に素敵だったし、個人的にはストレートなバンド曲でのまっすぐで剛い表情が凄く好きだったなあ。
  • オープニングで客席を逞しい目で見つめるれおれおの立ち姿が本当にカッコよくてっ。階段からの降り方の不遜にも見えるくらい堂々とした客席への向かい方は始めてみる姿だったかもー。あとスタンドのキーボードがめちゃ上手かった!

 客席のペンラの海も含めて色合いがとても綺麗な映像。そして、音の分離もとってもよくって聞けば聞くほど惹きこまれる動画でしたよ~。個人的には2番目のオリジナル曲のダンスがめっちゃ好きかも。本当にびしびしと揃ってるのがよくわかるもので・・もっと全曲聞きたかったですよー。本当に映像の発売をお願いしたいです!!そんな訳で要望しましょう。そうしましょう~。要望は↓みたいですよ!

 〒150-8550
 ジャニーズファミリークラブ内「Love-tune 要望」係