ラボを捨て、ビーチに出よう

Love-tuneから7ORDERへ:どこにいたって君がアイドルだ

Love-tune Live 2017 10月20日公演の雑感

 今回は曲ごとに少し感想を。かなり好き勝手に書いています・・。そして、はぎちゃんの記。1回だけしか見ていないのでどうしても見方が偏ってしまっております。すみません。

1.CALL(オリジナル曲)
 初めてのオリジナル曲が1曲目に。今思えば、やっすーのマリリンモンローばりの「Oh my god!」のトンチキさがLove-tuneの自由さを生んでくれた気がするなぁと。すっかり安定したCALLを記念すべきライブの最初に持ってこれる強さ。そして、台の上ではぎちゃんドラムを囲んださなみゅ。みゅーさんがはぎちゃんににっこり笑いかけて、はぎちゃんもにっこり微笑んで。やっすーも中盤ではぎちゃんの横で微笑みかけるも一心不乱にドラムを叩き続けるはぎちゃんに驚愕w。

2.Finally Over(A.B.C-Z
 前も書いたけど、らぶが7人になる前、そして名前をもらう前からずっとやっているとても大事な曲。はぎちゃんのドラムもといらぶのバンドはえび兄さんバックも含め、この曲と一緒に成長してきたんだなあとしみじみする。今回、すっごくよかったのは唄い出しのユニゾン。あきらかにえび兄さんたちと違う声。「あぁ、らぶってこんな声なんだ」とすっごくしみじみして。素直でストレートで力強い声。

3.T.W.L(関ジャニ∞
 最初のサックスソロをとちるもろちゃん、めっちゃ盛り上がる。ほんとに半年でしっかり吹けるようになって、しかもこんな技(と個人的には思ってるw)までできるようになって、ここにも天才がまた一人。「どうもこうもないよ」の掛け合いも、千穐楽だからか観客の人たちの声もばっちり。結構難しいフレーズだったのに、観客の皆様のパワーほんと凄い。このC&Rがラジオ発信で伝わって、Zeppで実現したのが何気に凄いなあって思う。また新しいメディアの使い方。みゅーとさん紹介時の「Tシャツ完売コール」も楽しかった~。本当にすべて売り切れ、素晴らしかったです~。

4.自分のために(TOKIO
 この素朴なロックをノリノリでやれるのって案外難しいのかな?って思うんだけれど、凄く楽しく明るく乗っていけるらぶって凄いなあって思う~。Zeppでは、大サビのはぎちゃんは毎回セリフがあって。この日のセリフは、「いいか!お前ら!!自分の力でっ!越えて行けーーーーーー!!!」だった。すっくと立ち上がって、客席をスティックでビシビシさしながらのセリフ。「お前ら!」って入れるのがすごくはぎちゃんだなあって感じた。気持ちの良い応援ソングじゃないんだな。叱咤激励するはぎちゃんで素晴らしいなと。そして、はぎちゃんも「自分の力で」と思っているんだ、そう頑張っているんだと思うと胸が熱かった。あと、セリフに入る前に、こんなに開いた目は見たことがなくって。これがパギヤの目か・・と思い知った日。

5.烈火(オリジナル曲)
 お誘いくださった方が「最初の映像が素晴らしいですよ・・」と言われたのですけど、ジャニアイの烈火がこんな風に素晴らしくカッコよく編集されていて愕いた。らぶZeppのために集結したスタッフさんの力の凄さがうかがい知れる・・。そして、ダンス×バンド曲に変身した烈火。まずは、謎選抜のらいなうを思い出させるようなカッチカチに揃ったフォーメーションダンスから始まって、ぎっちぎちのリズムを強調するバンドへ。はぎちゃんが叩き続けるリズムがドラッグのようで。そしてダンス隊は、篠笛に三味線で再登場。横笛を吹き鳴らすもろちゃんの強い目線の表情がめっちゃ素敵だった。ニュージャニズム、とうかつに言いたくなるカッコよさ。

6.Psycho(Kis-My-Ft2
 烈火からサイコってまあLHD味というかハイローみがある訳なんですけど、そこに豊かな芝居みがあるのが強烈にLove-tuneだなあと。はぎみゅが向かい合わせで扇子を開いた奥に、階段に不遜さを溢れ出してどーんと座っているさなぴのカッコイイことカッコいいこと。その上、あんなに踊る。ほんとに大好き。

7.Other side(SMAP
 ここもさなぴギターの独壇場。何度見てもかっこいい。そして、7人がずらっと並んでのハンドサインだけれど。Zeppのステージにずらっと真横に並んで腕を突き上げる7人のらぶめんの絵が本当に強いなあってしみじみする。

8.君だけに(少年隊)
 ジャジーなもろちゃんのサックスから始まるバンドバージョンの「君だけに」。星空を思わせるような暗めの照明が綺麗だった気がする・・。らぶってオリジナルではバンドアレンジじゃない曲をバンド曲にするところがあって、例えばTWLとか1回やっただけだけど明日へのYELLとか(両方ともタオル曲だなー)、そういうところで発揮されるらぶバンドの貪欲さが凄く好きだなあと思うので、これからもあっと愕くデビュー組の曲のアレンジをやって欲しいなあと思いました~。

9.Heavenly Psycho(関ジャニ∞
 そして日が昇りHeavenly Psycho。初めて聞く7人のへぶんり。らぶ4が少クラで初めて披露した曲だけれど、4人時代の曲をどんどん7人でバージョンアップしてくれる方が、あの時がずっと未来に続いていくようで凄く嬉しいんだな。そして、人が集まることで生まれる希望の歌だから。噂に聞いていた、「震える思いにまた登る太陽」のはぎやすデュオ。はぎちゃんが本当に低い音をしっかり歌い、その上にやっすーの声が響く。はぎやすにはシンメ関係もあるけれど、こういう上部構造と下部構造みたいな、それも同等の、関係性が濃厚なのなのかもね。本当によかったなあ。

10.GREATEST JOURNEY(KAT-TUN
 タオル回した~。もっともっとぶんぶん回したい~。個人的にはジャニーズの中でも一番知らないのがKAT-TUNの曲なので、初めて聞く曲だったけれど、アップテンポな旅立ち感が凄くらぶに似合っているなあと。後で調べて分かったんだけれど、この曲はあの「天の声さん」が出演されているタメ旅の主題歌とのこと。ビートくんにとても天の声さん感を感じていたり(といっても亀ちゃんソロで見ただけなのだけれど)、MOONの演出の亀ちゃんリスペクト感を思うと、なんだかそこの結びつきが凄く気になっているという今日この頃。

11.NO WAY OUT(Cloud5)
 思えば、今年のクリエであらんちゃんがペンライトを置かせたことが、クリエをライブハウスにしてしまったことが、このZeppに繋がった気が凄くしている。ロックだけれど歌ものの一曲で、みんなの歌が本当に素敵だったなあ・・。そして、2日目にはジャニストの神山くんと小瀧くんが見学に来てくれていて、神ちゃんが「クラファイ3人もおるやん」って言ってくれたのが嬉しすぎるクラファイ厨であったりする。そして、小瀧くんが「もっと大きな会場で見たい」とブログに書いてくれたことは一生忘れられない程の嬉しい思い出。

MCタイム
 千穐楽公演の見学には、風磨くん、千賀くんが登場。二人ともずっとらぶめんの近くで、らぶの成長を見守ってくれた方なので嬉しさもひとしお。2015年の「風 is a doll?」とドリボがなかったらきっとらぶは全然違う形になっていた気さえする。個人的には風磨くんのアルジャーノンがなかったらジャニーズJrに嵌ることはなかっただろうし(その経緯はこのブログの最初の方に書いて)、風磨くんがらぶを見つめる目を生で見ることができて本当によかった・・。
 そして、最後のゲスト、関ジャニ∞の丸山くんが登場。もうこの時の歓声は凄かった~。また、らぶめんの丸山くんへの敬意がものすごくて、はぎちゃんなんて腰ずっと45度に曲げたまま、お顔だけあげてお話してて・・。風磨くんや千賀くんの近しい一緒に仕事している先輩とは違ったオーラがらぶから漂ってましたねw。そうそう、矢花くんも見学に来ていて「あの時(橋ソロ)はみゅーとの代わりにベース弾いてくれてありがとう!」「あのときはかわりにひいてくれてありがとう」と口々に叫ぶはぎみゅがめっちゃ可愛かったです。

 そして、その後の7人だけのMCタイム。メンバー同士でご飯を食べに行った話で、一緒に行ったメンバー同士が固まっていく。さなぴーともろちゃん、あらんちゃんとやっすー、そしてれおれおとみゅーさん。案の上、はぎちゃんは・・・とじんわりどきどきしていたら、「一方その頃、萩谷はひとりファミレスに・・」とめちゃくちゃいい感じでぼそっとツッこんできたはぎちゃんが本当に秀逸だった!タイミングのよかったこと、よかったこと。その後も、ひとりファミレス飯に、机広くてくつろげるというはぎやけいごはかなり嬉しそうだったし、それでも、今度、あらはぎで一緒にご飯行くからwww。ごはん誘い合う流れになって、それもまたサイコーだった。今回のはぎちゃんのMC、すっごく自由でのびのびしてる感じでよかったと思うよ!

 さて、そんな流れから、ユニット曲へ。

12.君と…Milky way (Sexy Zone)
 最初はやっすー、はぎちゃん、あらんちゃんのこの曲。最初に、あらんちゃんセンターでそのサイドにはぎやすが並ぶのんだけれど、この時のはぎやすが少しだけ足を投げ出して横に開く感じになるんだけれど、そのシンメ感に「うわぁぁぁ」ってなった。いや、この並び、本当にキレイ。でも、ほぼ歌いだすと、やすあらがコンビ感もよくってね。二人の声って、どっか素直なあったか味のある声の出し方で統一感があってよかったんだよね・・・そして、サビの部分をはぎちゃんが・・・これがもう美声で。クリスタルなキラメキがあって、でも、はぎちゃんらしい情感にも溢れていて・・。本当に綺麗なお声だった・・。凄く面白いトリオだったなあ。ぜひまた聞きたいです・・。
 それにしても、今年のはぎちゃんの歌の上達振りって凄いよね。Jr祭りで絆選抜で舞台の上に残ったときには、迷子になって帰りそびれたのかと思った3月の自分は重々反省しろと・・。MOONの大サビ、クリエのソロ、アイランドのセリフの確かさ。声って持って生まれた感があるものだけれど、はぎちゃんは凄く成長してると思うなあ。凄いなあ。

13.&say(Kis-My-Ft2:藤北曲)
 初日レポを見て一番興奮したのがこの曲。らぶすのが曲を取り合う勢いの良曲揃いのキスマイI scream盤からこの曲。これはぜひ原曲をDVDで見ていただきたいのですけど、本当にカッコいい曲なんですよー。ずっとはぎやすでやって欲しかったけれど、さなみゅなら全然OK。やってくれて本当にありがとう。でも、みゅーさんって、トラジャクリエソロのばうちゅーもだけれど、するっとよい曲を掴んでいる気がします・・
 まずびっくりしたのが二人の衣装。ふたりともパステルカラーで曲のごつい目の妖しい感じとは違う可愛い衣装。後でPON!を見たら、上着に筆で跳ねさせたようなペイントがあって、さらに可愛いと・・。下のお洋服は二人ともアメフトっぽい上着・・。ごつ可愛い系の衣装でこれが今のみゅーさんのモードでもあったりするのかな?ってつい思ってしまうような。最初はちょっとゆるめに、でもどんどん激しくなって。激しくなるほど、二人の体がどーんと大きく開いていくのがめっちゃかっこよかった。こういうダンスをもっと見たいし、らぶ全体でも見たいな~。

14.Will Be All Right (KAT-TUN)
 もろれおがジャージ姿で出てきたと思ったら、中央のスクリーンで、なんと陸上部の未放送映像が流れ始めたんですよ・・・。凄い!TBSまで巻き込むLove-tuneさん・・ですけれど、これもふたりの活躍が認められてのことですよね!。上田監督に届けとばかりに、歌い上げるもろれおがすっごく素敵でした。

15.前向きスクリーム(関ジャニ∞

 バルーンコーナー。はぎちゃん大はしゃぎだったんだけれど、早いうちにはぎちゃnいなくいなっちゃって心配しているうちに、他のメンバーも一旦居なくなって舞台に誰もいなくなったと・・・。

はぎちゃん小芝居&ドラムソロコーナー
 そこにドリボ衣装を着たはぎちゃんが、わざとらしく寒そうに登場。そして、はぎちゃんのドラムde氷割りの映像コラボになる訳ですよ~。ドラムソロをZeppで披露できたこともめっちゃ嬉しかったですけど、このソロのために映像と、そしてコントの台本(?)を作ってくださったのが、本当に嬉しくありがたい~。そして、「けいごー」とみんなで呼べて本当に嬉しかった(合掌)。それにしても、ドラムソロのかっこよかったこと!キレが凄くいい。ドシャメシャしてなくって、音の粒が凄く綺麗でかっこよかったし、最後、ドーンと叩いてお顔を上げたときの表情がホントにカッコよかったです・・。

16.SHE SAID... (KAT-TUN)
17.One Drop (KAT-TUN)
 ドラムソロに頭をもっていかれちゃって、ちょっと覚えていないのが残念・・・。すみません!ドラムが前に出てきたのも覚えてなくって、とにかく頭降っていたんだと思いますww。そのくらい気持ちよく踊ってたと思う・・。

18.象(関ジャニ∞
 そして、バンドで象。みんなが口々に言っているけれど本当によかった。自分は割りとへそ曲がりな方だから、デビュー組の人気曲をらぶがやるのって、そんなに望んでなくって。ちょっと一ひねりニひねりして選曲やアレンジするのがらぶらしいという偏見を持っていたかも・・。でも、この象のストレートな演奏がうなるほどよくって。歌割の絶妙さ(大サビをはぎやすなのにやっぱり泣いた)とかひとりひとりの歌い方の色合いの鮮やかな違いとか凄くちゃんと考えてるのがビシビシと伝わってきたし、何より演奏がしっかりと身についてこなれていたのが凄くて。相当前からずっと演奏していたんだろうなって、昔さんざんロックバンドのライブを見てきた時と同じくらいの感覚が伝わってきたんですよね・・(そしたら、24日発売のテレナビでずっと寝かせていた曲をやるとさなぴとやっすーが言ってた!)。言い方が不遜になってしまうけれど、このキャリアでここまでの演奏ができるのかという・・。
 ファンもずっとやって欲しい望んでいた曲だし、きっとらぶもずっとやりたかった曲なんだろうけど、もしかするとずっとやらずに、Zeppで発表できるのを待っていたのかなって思うと、本当に胸が苦しい。もっともよい場所で、もっともよい状態でこそみんなに見せたかった曲なのかなと。はぎちゃんの象のドラム。ほんとに自然で余分な力抜けていて、しなやかででも熱くて、気持ちよかったなあと。本当にカッコ良かったんだー。もちろん、さなぴのギターもみゅーさんのベースも本当に凄かった。疾走していた。気持ちが溢れて戦っていた。らぶのエイトさんたちへのリスペクトのまっすぐで、深く理解して、きちんと自分たちの表現も入れてる思い入れの強さにやられた。本当にいつもこの人たちは自分の想像を超えてくる。本当にごめんと謝りたい・・・。

 そんな素晴らしいノリをバンドとフロアが一体になって感じて、ああ燃え尽きたなあと思っていたところで、本編最後の曲になりました・・・

19.This is Love Song (オリジナル曲・新曲)
 最初はバンドセット。静かな曲調で順に歌いまわしていく。「始まりは曖昧で・・」から始まる歌詞。やっぱりらぶ結成の過程を色々と思い出す・・。4人から7人の時もそうだったけれど、それこそ4人に固まるまでのこととか、名前をもらう前後のこととか、あの春休みスペシャルの3人の神妙なお顔とか(はぎちゃんは嬉しさが滲み出していたけれど)。でも、目に見える形はどうあれ、らぶという「いきもの」がどこからか生まれてずっとひとつの意思をもっているかのようにまっすぐ成長してきたのは紛れも無いことで。7人の声の違いを生かした確かな歌、そして一つ一つの楽器の音が染み入るように響いてくるバンドの演奏。特にさなぴーのギターソロの響きが本当に素敵だった・・・そして、真っ白な光がステージを満たして、7人がずらっと舞台の前にまっすぐに並んで・・。
 本当に鮮やかな転換。上り詰めていくような力強く爽やかな曲に合わせて、7人が華やかに踊るんだよね~。静から動というか、実から華というか、キラッキラのらぶからファンへの恋しい気持ちが溢れたラブソング。優しさと親しみやすさに溢れた新曲。ギラギラ押しだったらぶが初めてもらったキラキラ曲がこんなに素晴らしい曲なんて!どのオリジナル曲も素晴らしいらぶが誇らしくなる瞬間でした。そして、いつかこの中にMake it!が並べる力を持つことを心か祈っております・・
 あと、素敵だなーって思ったのが、This is Love Songの衣装、ドリボの白衣裳のジャケットなしにCALLのピンクジャケット??オリジナル衣装を組み合わせて、華やかな中に爽やかさと輝きをしのばせててめっちゃアイドル!この曲のオリジナル衣装とは違うのかもしれないけれど、新しいオリジナル衣装にみえちゃうから本当に素敵。らぶにはピンクを守って欲しい気がするので、ぜひぜひもう一度この衣装で見たいなーって思うのでした。この曲が少クラで発表になったら、「LOVESONG出」のファンが山のように出現するんだろうなあ、本当に楽しみです・・。

 ここで一旦終了。アンコールはまずはビートくんの登場から。ハロウィン仕様でここもまたしっかりと仕事していますなーって感じ~。いつも思うんだけれど、ビートくんってちょっとおちゃらけたとこが、マジで熱いらぶめんのよいスパイスになっていて、本当にこのコンビも大好きなんですよね~。それにしてもつくづくと思うのは、ビートくんがいるの強すぎるってこと!。らぶのライブなにが一番Jrらしくないって、ビートくんがライブマスコットとしての地位を確立していることだと思うんですー。もともと名前がついたくらいからいらっしゃった由緒ある(おおげさ)キャラだけれど、こうやってお声をもらって動いて、今では立派なメンバーのひとりになった感がある・・。

20.Dye D?(関ジャニ∞
 ステージの明かりがつくと、ハロウィン仕様だからなのか、漆黒のスーツに各人異なる白系インナーのらぶめんが舞台の中央に固まるように位置どっていて。本当にカッコ良かった~。耽美に黒々と。らぶお得意のアニメや漫画のような美しさ。
 歌いだしのはぎちゃんの声の良さもさることながら、前列の低い位置から体をくねらせ踊る姿の鮮やかさ。作り出す線が本当に綺麗で、しなやかで、悪魔めいていて。袖と首から出てるレースがわさわさと揺れるおが、あまりに素敵すぎて、ここでもまた頭がふっとんでしまいました・・。帝劇烈火からはぎちゃんのアニメ的な動きとか艶感とか、本当にきっちりと世界作ってて、これも筋トレのおかげかなあってちょっと思っていたり・・・
 しかしながら、あらんちゃんがやっすーの首に噛みつき、背を向けていたやっすーがぐるっと正面を目を向いた時の目に全く光がなくって、亡霊化したお顔が素晴らしくって。10月28日のあらんちゃんも出演したらじらーでこの演出がもろちゃんだ、そしてアンコール1曲に持ってきたのがみゅーさんと聞いて、グループ全体で世界を作り上げられるの素晴らしいなあっていつも思う。これは絶対少クラで見たいなあ・・。

21.MU-CHU-DE恋してる(Kis-My-Ft2
 そのレースたっぷり黒衣装で踊るむちゅ恋は本当に可愛かったー。はぎちゃんがみゅーさんをお姫様抱っこしていたのを覚えてる。

22.言葉よりも大切なもの(嵐)
 アンコールのシメは、きっちりバンドで。気持ちの良いグルーヴ。ひとつひとつ響く楽器の音。最後まで落ちないエネルギー。なによりファンの合唱が大きく響いて素敵だった~。この曲もずっとらぶとファンが紡いできた曲。全部の力がまだまだどんどん伸びて行って楽しさがもっと大きくなるんだろうなあって思う。ずっと続けていって欲しいし、らぶと今のファンだけじゃなくって、この光景を色んな人に、別G坦の人にも、アイドルファンの人にも、バンド好きの人にも、見てもらえる機会がどんどん増えて行ったらいいなあって感じたのでした・・・。そして、拍手はなりやまず、Wアンコールへ。
21.CALL(オリジナル曲)
 泣く・・。最初のオリジナル曲がこんな風にこれをやらずにはいられないっていう曲に成長して、本当に泣いたw。そして、いつものようにドラム台のはぎちゃんの後ろにやっすーが立ったら、はぎちゃん背中をそらせてがやっすーに後頭部すりすりというかゴシゴシって突然やって。びっくりしたやっすーがはぎちゃんの頭をわしわしとして・・びっくりしたよ。なんていうか、はぎやす味溢れていた・・

それでも、まだ拍手はなりやまず、最後の挨拶にみんな出てきて。やっすーが「絶対あきらめない」と話してくれたのはここだったっけ?こんなに素晴らしいライブを、バンドの楽しさもアイドルの楽しさもゴリゴリのダンスも妖しげなアニメを見ているような世界観も、ファンの熱い気持ちも全部見せてくれて、こんなに楽しくって、あきらめないもないもないもんだ・・・。今ここにある確かなエンターテーメントをもっとたくさんの人が求め、明日へつながっていくだと確信したLove-tuneのファーストライブだった・・・。

 さて、最後にはぎや担のつぶやきを・・それにしても、そんな熱いモノが満ちてるステージの最後の挨拶で、何かいいこと言おうということもなく、「やってみていいところも改善点も見えたよねー」ってちょっと興奮気味に、でもさらーっと口に出してしまう、勝手に反省会開いてしまって、やっすーにポンポン肩を叩かれるはぎちゃんがあまりにはぎちゃんだった。「もっと上に行くべきだよね」「またZeppでやるぞ!」ってすらすらと、普通のトーンで出てきて。本当に前向きで、いつも先のことを考えていて。いつも心が満ちていているはぎちゃんだった・・。
 Zeppという憧れと尊敬のステージで、キラッキラの笑顔一杯でパフォーマンスを堂々と披露していくはぎちゃん、当に素敵だったなあ。というか強かったなぁ。いつもぐっと踏み込んでポン!と越えていくんだよなあ。こっちの思いを軽々と超えていくはぎちゃんが本当い素敵なライブでした・・。
 そして、本当に最後に・・・まっすぐすぎたり協調性ないところいっぱいあっても、暖かく見守ってくれるらぶのメンバーが大好き。本当に本当にありがとう!

Love-tune Live 2017@Zeppダイバーシティ(10/20)

 2017年10月20日。Love-tuneのファースト単独ライブ、Love-tune Live 2017の千穐楽公演に行ってきました~。局チケは色んな方のお力を借りたのに力及ばず全滅。一般も瞬殺され、途方に暮れていたところ、ありがたいことに同行のお誘いいただいて、素晴らしい幸せな時間をいただくことができました。本当に本当にありがとうございました。

 そんな訳で、20日は朝から緊張に次ぐ緊張で死にそうになりながら、カチンコチンでZeppダイバーシティに到着。Zeppの中に入って、最初思ったのは、Zeppってこんなにコンパクトだったかな?ということ。昔はこのあたりにハコによく入っていたのですが、このところアリーナクラスの会場に入るようになって感覚が変わったんでしょうね。でも、さすがのZepp、きちんと視野に納まる広さでステージがあって、大きなPA卓も懐かしくて、その近くで開演を待ちました・・。そして、幕が上がって、Love-tuneのネオンがするすると上がっていって、まばゆい光の中に赤衣装の7人が固まってポーズしていて・・・。そっから先は正直、頭の中がキラキラの光に包まれていて、あまり記憶がないという・・そんな訳ですごくあいまいな感想をまずは書き留めておきたいと思います~。ただのポエムみたいなものなのでどうか平にご容赦を・・

 まずは、そのらぶが登場したZeppのセット。七色のネオンが輝くグループ名のサインやとてもクリアなおっきな大画面も素晴らしかったけれど、ステージの後ろに広がる階段と、その周囲はとてもしっかりとした金属でセットがで組まれてて、とてもどっしりした感じ。そこで縦横無尽に動き回ってもびくともしないとこ、地味にお金がきちんとかかっているようで、とってもメジャーな感じがしました。凄く派手ではないけれど、華やかさと、骨太の剛健なところが、自分のらぶのイメージとぴったりで、とても好きなセットでした。そして、ほんとに照明がキラキラしていて。。。

 例えて言えば、音と光がきらめく空間。楽器と、歌とダンスとそこに色を添える芝居心、笑いと熱気と気合いとお互いを認め合う心。ファンの歓声がメンバーを押し、メンバーの笑顔がファンの心をかきたてる。Love-tuneのライブは楽しさに満ち溢れていて、知らないうちに涙が溢れてきて。何より、誰のどこのパフォーマンスをとっても、みんなぴっかぴかの存在感を放っていたように感じました。みんなが主役とはこのことだなって。今回、安井くんとあらんちゃんのWボーカルが前に出てきて、やすあらという中心が出てきたように思いました。特に、あらんちゃんの歌の存在感は大きかった。素直なお声でしっかりと歌えるようになって、舞台の中心だったように感じました。

 でも、不思議なことに他のメンバーが全然霞まないんですね。ファンの欲目かもしれないですけど!もちろん一人一人の目で見えるパフォーマンスのも凄いんですけど、音の分離が本当によくって、ひとりひとりの声も楽器の音もよく聞こえるんです!さなぴのギターの音が本当によくって、カッティングもソロの音もすごく綺麗に聞こえて(きびきびかつ余韻のあるフレーズが素敵だった)もう幸せだったし、みゅーさんのベースの音がズンズンとびりびりと体に伝わってくるし、ながつのリズムの刻みも最高だったし、もろちゃんのサックスと篠笛のニュアンスとかカッコよかったなあ。そして、はぎちゃんのドラムの音、すっごくよかった、まずは太かった。久しぶりにライブハウスでガンガンに頭振ってしまった・・全部聞こえた。きっとこの音響はZeppならではで、Zeppでやって本当によかったと思うんですね!バンドの音がボーカル隊と並びたつように存在感放っていました。

 なんていうかバンド×ダンスのLove-tuneの魅せ方のひとつの大きな種としてZeppが機能してくれた感じ。この音があるからこそ、単に見せるバンドパフォーマンス以上の存在感をバンドが掴むことができてて、ダンスやセンターの歌と一体化して、全体のパフォーマンスをより印象的に、より複雑に、より面白くしてくれているように感じて。ちゃんとどの楽器も主張してくれているから、極論を言えばw、楽器に専念してても全然寂しくない(いや極論だけれどw)。例えば、烈火だと、最初にギッチギチに踊って(謎選抜のタットを思い出させるような切れ味)、その後で和楽器バンド風の編成になるんだけれど、そこでのバンド4人のリズムの主張が強くて、本当にカッコ良かった・・。はぎちゃん、本当に一心にドラムを叩いているんだけれど、全然寂しくないんだよね・・なんだろうあれは・・ちゃんと全員が音の中で結びついたパフォーマンスをし合っているように実感できて。その上に載ってくる篠笛に三味線。なんもうニュージャニズム、とうかつに言いたくなるカッコよさ。Zeppだから200%カッコイイ!と言えるんじゃないかなあって思ったんでしたね・・。

 アンコール後のMCでみんなが口々に述べたように、Love-tuneはこれからも絶対諦めることなく、もっと上を目指していく。きっとその象徴がデビューであり、東京ドームなんだろう。それに加えて、はぎちゃんはまたZeppでやりたいって言っていたんですよね。きっとそれはここがLove-tuneの出発地点であるだけじゃなく、Love-tuneのアイドルとして目指すべきバンド×ダンスを最大限に発揮できる装置を見つけていく一つの大事な過程と言うか、種だったように思うのでした。あー、本当にカッコ良かった、スリリングで、楽しくって、見たことないものを絶対見せてくれるLove-tuneはと確信した夜でした・・・。

 いや~。どうでもいいことばかりですみません。でも、まずは興奮したままにメモしました。また、もうちょっと書きます~~。

そこは今現在で、そして未来でもあって

 ZeppダイバーシティでのLove-tune Live 2017の初日の幕が開いて、その終了を今か今かと待っている人が全国で首を長くしているこの時間。今、Zeppの出入り口を眺めながら、のんびり時間が過ぎるのを待っています。
 グッズ販売時間の2時間も前からぞくぞくとファンが集まって、みゅーさんデザインのTシャツを買い求め、開場前には本日分のTシャツは全部売り切れて。半年くらい前までは、らぶってそんなに物販に強くないイメージがあったんだけれど、夏のEXを境にか、いろんなものを売り切ることができるようになって。開場前にはダイバーシティ横のそこそこ広い広場がLove-tuneを見たいというファンで埋め尽くされ。開場の扉を目指しでどどどーって集団で降りてくる姿がちょっと壮観なものがありました。
 個人的になにより嬉しかったのが、買い求めたTシャツを着ているファンの子が多かったこと!思い思いにアレンジして、可愛く着こなしている、それでもみんな一つのあのロゴのTシャツを着て、楽しそうに歩いている姿を見ていると、ほんとにハッピーな空間が満ちていて「らぶを見たい」という気持ちが満ちていて、羨ましいと思いつつも、本当によかったなあと思うのでした。
 Love-tuneは、自分たちのステージを作り上げるまでの過程や、グループ自体が作られて出来上がっていく過程をかなり見せてくれるグループなのだけれど、そういうグループからの働きかけに応じて、シーンを作っていくファンの姿もまたらぶの一つの姿なんだろうなあってついついセンチになっちゃって。
 らぶってまだまだ未熟なところもあって、でも、どうそれが成長していく姿を見せてくれるのが凄く魅力で。Zeppのステージで見せてくれるものは、今現在の姿ではあるんだけれど、きっとそれは未来の完成したらぶを垣間見せてくれるものだったりするんだろうなあ・・・

 なーんてうつらうつらと妄想していたら、初日も盛大に終わりましたねー。みんなのレポが本当に楽しみですーー。私もなんとZeppのフロアに行けることになりました。本当にありがとうございます!楽しみです!!

諸星翔希さま、お誕生日おめでとうございます!

 諸星翔希さま、23歳のお誕生日おめでとうございます!お祝いということもないけれど、もろちゃんへの思いの丈を少ししたためさせていただきます・・。

 Love-tuneの一員として早1年以上。去年のお誕生日以降も、クロスハートでのミュージカル初挑戦。TBSの炎の陸上部も出演する度に爪あとを残し、とうとう陸上部以外のコーナーにもしれっと登場してレギュラーのタレントさんたちに存分に愛されている様子も見せてくれて。そして、らぶバンドではサックスを頑張ってとうとう少クラT.W.L.でソロパートを披露。その上達振り、センスのよさにお茶の間も大沸騰。個人的にはもろちゃんの歌が何より好き。TWLの大サビの朗々と歌い上げるソロパートから、凄く自然に会場の気をひっぱるようなノリのよいセリフを語るように歌い上げるもろちゃん。こんなに上手くてダイナミックな歌い方はなかなかできるものじゃなくって。本当にたいしたものだよなあってなんどもなんどもそこを聞いてしまうくらいもろちゃんの歌が好き。
 ダンスよし、歌よし、コントもできて、笑いも取れる、ファンを乗せるのもピカイチで。歌も楽器もできて、優しくてメンバー全員の癒し役で。何よりこの1年のもろちゃんは本当にカッコよい!。みんながパーッとなる素敵な笑顔に、自信に満ちた大人の表情を見せてくれる。2016年の1月のガムシャラ寝正月で見せていたちょっと自信のなさを感じさせる様子やそれで笑いをとる姿とは本当に大違いな気がする。あれから本当に色々とあったもろちゃんだけれど、一歩一歩努力を積み重ねて大きな花を開かせようとしている気がします。さなぴと一緒にセッションバー行ったり、たくさんライブの見学行って、たゆまず勉強し努力してきた賜物だよね・・。もううかつにもろちゃんと呼べなくなってる気さえする・・マルチなのがらぶの特徴としたら、もろちゃんの万能ぶりこそLove-tuneの象徴みたいなものだなあって書いてて気づいた!。ほんとうに素敵なもろちゃん。はぎちゃんはもろちゃんのことホントに大好きだから、今年もどうぞよろしくお願いいたします~~!
 去年のお誕生日からのことで一番印象に残っているのが今年3月24日横アリJr祭りのCALLのもろちゃん。あの日、あの横アリを一番最初にひとつに盛り上げたのはらぶのCALLだったと今でも思っている。あの時、コールーリーダーのように、センターステージを何回も回りながら、広い客席に向かって「・・・Hey!・・・Hey!」と声を振り絞って腕をいっぱい上げるたびに、ファンのペンラが操られるように一緒に上下に踊っていた。横アリのオーラスでは声が枯れるくらいだったと聞いてもいて、本当に精魂こめたコールだったなあと。
 もちろんCALLが元々持っている楽曲の力や、バンドやボーカルの力もあるんだけれど、あのCALLリーダーもろちゃんの力は大きかった。「もろちゃん:~~だろう??なぁ、みんな!→ファン:そーだ!!」で会場の気持ちと声をを一つにする力。会場のみんなが自然ににこにこしながら、楽しく気持ちをひとつにしたあの場のハッピーは、もろちゃんの優しさと楽しさがあったればこそだったなあと思っている。もろちゃんを見ていると、きっと誰もがもろちゃんを応援したくなる・・そんなもろちゃんの23歳が素晴らしいものになりますようにささやかながらお祈りしています~。

ABC座ジャニーズ伝説2017 あらすじ編(ネタバレ注意)

 今年もABC座行って来ました~。10月8日昼と9日夜の公演です。今年は「ジャニーズ伝説2017」ということで、2013年、2014年の上演から3回目になるそうです。一度見たかった演目ですし、実際に見てみて、マッチ世代の自分には涙が出そうなくらい懐かしいというか、色んな気持ちが掻き立てられた舞台でした。まあ、小学生低学年の頃、まったくアイドルというものに興味を持てず一つ上のいとこに「フォーリーブスで好きな人一人決めて!」と命令のように言われて、しぶしぶテレビの歌番組を見て「青山くんかなあ・・」と思えば今に何か通じるような選択をし、その一方で何回も再放送され続けるアニメの「あしたのジョー」をそのたびに見続けていたアニオタ系の人間だったので尚更であったりします。なのでかなり感想は長くなると思うので、少しずつ書いていこうかなと思います・・まずは久々にあらすじが書きたくなったので・・ネタバレご注意ください。

続きを読む

2017年10月6日少クラのLove-tune MOONその1

 すみません~。先々週のT.W.Lの感想も書かないまま、MOONに突入しちゃって。TWLは、夏のEXからめっちゃ好きだったり、バンド部隊の飛び道具もろちゃんのサックス&歌の素晴らしさが全国に届けられたりと素晴らしかったんですが、そのあたりは今度丁寧に書くとして、まずはMOON(KAT-TUN)の衝撃の感想をまずはメモしておきたいと・・。本当に色んな意味でLove-tuneらしかったです・・。
1)4元素を詰め込む

 結成当初かららぶの4つの要素は、音楽、ダンス、演技、そしてアイドルなのですが、今回のMOONにはそれが全部ぶちこまれていました。和太鼓とドラムのセッションから始まり、ギターとベースの痺れるフレーズがかき鳴らされる。あるものは楽器を弾きつつ舞い、あるものはアクロバットと殺陣を行いつつ舞い、そして、あでやかに怪しく現れる般若面の麗人が舞う。それぞれに胸に秘めた思いを表現しながら、ひとつのストーリーを作り上げていくパフォーマンス。和装を中心とした意匠が本当に妖しくて美しくて。そして、響き渡る7人の歌声。一見バラバラの要素を詰め込んで、NHKホールのステージに展開していく。本当に欲張りなステージでした。

2)どこかトンチキ
 
要素が多すぎるせいもあって、ひとつひとつの要素の完成度はまだ高くはない訳です。和装も全然本格的じゃない(と自分は思う)。殺陣もバンド演奏もまだまだ隙もある。確かに完成度はあまり高くはないのかも。でも、様々な要素が一つ釜にぶち込まれてくることで沸いて出てくる妖しげな世界。なんちゃって和と言いたくなるけれど、だからこそ世界から日本にやってきた人の多くが好きになっちゃうワールドワイドな和の世界。未完成だからこその猥雑さとエネルギーとアイドルらしい愛嬌と美しさがあるところ、ジャニーズ特有でもありらぶが目指す世界のひとつだったように感じました。
3)若さのきらめき

 全員主役と言っていいほどの見せ場がそれぞれにあった訳ですが、中でも殺陣を披露したあらんちゃんとれおれおの輝きは素晴らしく。美しい少年の風情なのにその表情はニヒルで感情を殺したようなお顔のあらんちゃん。そして、大きな体をいっぱいに使ったアクロバットと切なげだったり、はたまたぐっと目を見開き力強く愛をささげるような表情のれおれお。素敵でした~。れおれおは、その切なげな表情からぐっと目を見開いたその後で、ぐわんとその目が、眼が輝いたんですよね。一瞬のカメラのうちに目が湛える表情が変わったのは本当に凄かったです。俳優さんだなあってちょっと感じました。もちろんあとの5人も素晴らしかったのですがそれはまた後編で。
4)バラバラなものをまとめるリズムの力
 
今回不思議だなと思ったのが、もろちゃんの大太鼓とはぎちゃんのドラムにたくさんのマイクが立てられていて、生音に近い仕様になっていたこと。もしかするとはぎちゃんドラムのセットは今年一番だったかもしれません。魅せるパフォーマンスなので、できればもっと綺麗でカッコよいはぎちゃんのお顔もたくさん見せて欲しかったのですが、演奏に没頭するはぎちゃんのお姿とサビの美しく力強い歌声が印象付けられるパフォだったように思います。
 でもそのぶん、二人の「音」はハンパなくかっこよくって、ヘタをするとバラバラに拡散してしまいそうな(特に、NHKホールはクリエよりも断然広いので)7人をひとつにまとめて、一つの波に乗せる大事な役割を果たしてくれていたように感じました。シャープに刻むシンバルの音、7人の熱い心を掻き立てる太鼓とドラムのコラボの音。そこに乗っていれば様々な要素が融合された世界にたどり着くのもたやすくなる・・・そんな力が溢れた演奏でした。はぎちゃんファンとして本当に嬉しかったです!

 次回はもうちょっと各人を細かくみて感想を書きます~。

 

変わらない色、変えられない色

 さて、2017年11月号のポポロ誌Love-tuneページの感想の後半編。各人が別のメンバーをひとり選んでその「色」を答えています。各人のお答えがそれぞれに味わい深く、逆に言ってる人のお人柄を感じさせてよかったなあと。見た目からざっくりとでもうんうんそうだよね・・と楽しませてくれるれおれお、広い観点から適切すぎるくらいの色を提示してくれたみゅーさん、みんながそうだね!と思いっきり頷けるもろちゃん、評する相手へのリスペクト感満載なさなぴ、視点が深すぎて未来の姿をもう見つけちゃっているようなやっすー。具体的なものを抽象的なもので語る時にそのお人柄がでているようで、そういう点でも面白かったです~。

 中でも印象に残ったのがはぎあらのお二人。あらんちゃんはやっすーを「白以外」と回答。なかなかに巷を賑わした意外な回答だったりしましたね。あらんちゃん曰く、多才で色んな色を感じるけれど、色んな色に染まれるけれど白にはならないと。本当に自分の解釈なんですけれど、安井くんって自分で思っている以上(今回もらぶの色として白をあげているし)に自分がしっかりある人だと思うんですよね。とても賢い人で短慮なんてないけれど、受け入れられないものは受け入れられないというところがある人なんだろうなって時折感じるんですよね。ファンのやって欲しいことにも配慮するけれど、今回のテレナビスマイルのように自分達発信でこれを見て欲しいと言える強さもあるし。まあ、それを周囲に納得させるのもかなりウマいのでついついファンは気づかないのですが、すべてALL OKじゃないところたまに見せてくるなあと。そこが「白」ではないって感じさせるところなのかなあって感じました。やっぱりあらんちゃんの気骨のあるお言葉いいですねえ・・
 一方で、さなぴを赤とそのものずばりのメンバーカラーを回答したはぎちゃん。公式イメージどおりのお答えがはぎちゃんらしい頑固さや裏表のなさを感じさせるかなあってじわじわきていますw。ただ、ちょっとだけグッときているところもあって。今回の特集が「まだまだ変わるよ、ボクらの色」っていう題名だけあって、メンバーカラーそのものを答えているのははぎちゃんひとりだけなんですね。なぜそうなったのかを妄想してみると、はぎちゃんはさなぴのぬんぼの時から続く赤のカラーって本当に好きなんだろうなって、ずっとそのままでいて欲しいんだろうなーってちょっと思うんですよね。らぶって色んなところから色んな経緯で集まってきた人で、個人の背景にこだわるだけじゃない柔軟な動きをしていて、そこがめちゃ魅力なんですが、はぎちゃんはさなぴにきっと変わって欲しくないところがあるんだろうなあって感じています。かなり妄想な意見ですみませんww
 自分がこのお二人の回答が印象に残ったのは、きっと「変えられないもの」「ルーツみたいなもの」を答えているからなんだろうなあって思っています。Love-tuneという7つの個性が集まって変幻自在の形を求めていくグループの中の、変わらないもの、変えられないもの、そこに気づいているメンバーがいること、またそれが年下組から年上組への思いであることの尊さみたいものにひとしきりじわじわしてしまうポポロ誌でした・・。